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教員名 : 平栗 健史
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授業コード
510447
オムニバス
科目名
情報通信伝送
科目名(英語)
Information communication transmission)
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
月曜1限
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
平栗 健史
教室
5-104
実務家教員担当授業
担当教員の平栗健史は、電気通信ネットワークの設計・制御・管理に関する研究開発等に関する実務経験がある。その経験を活かし、ワイヤレスネットワークとその応用に関して、実践的な内容を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
IT革命により高度な情報通信技術が発展した現在、情報を送り、受け取る仕組みは複雑となり、また情報の種類に応じて多様なシステム(携帯電話、無線LAN、ブロードバンドネットワーク、次世代ネットワーク等)が存在している。本科目を通して高度化が著しいIT化技術と社会の関わりを理解することを目的とし、情報通信伝送技術の基礎を修得する。
達成目標1
主な伝送方式についてその特徴や違いが理解できる(40%)。
達成目標2
通信のアナログとデジタルの違いが理解できる(30%)。
達成目標3
最終的には伝送路に応じたスループットの計算ができる(30%)。
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
情報通信とは
IT革命と情報通信について、事前にテキストやWebなどで検索し、知識をつけておくこと(2時間)。
第2回
新しい通信方式
情報通信の基礎について復習すること(2時間)。
テキスト第11章をよく読んでおき、事前に通信の種類を理解しておくこと(2時間)。 第3回
進化する交換網(交換ネットワーク)
通信方式について、復習しておくこと(2時間)。テキスト第9章交換システム、テキスト第11章LANとインターネットについて事前に読んでおくこと(2時間)。
第4回
プロトコルとレイヤモデル
交換ネットワークについて、復習しておくこと(2時間)。
テキスト第1章(p5~10) 電気通信システムの基本的構成と第11章(p145~149) LAN相互間接続とプロトコルをよく読んでおくこと。OSI参照モデルについて理解しておくこと(2時間)。 第5回
伝送路と通信システム
プロトコルについて、復習しておくこと(2時間)。
テキスト第8章(p96~111) 伝送路をよく読んでおくこと。分布定数について理解をしておくこと(2時間)。 第6回
電波伝搬と平衡・不平衡線路
伝送路について、復習しておくこと(2時間)。
テキスト第8章(p96~111) 伝送路をよく読んでおくこと(2時間)。 また、参考図書「アンテナの特性と解法の基礎技術」の3章におけるアンテナの仕組みを読んでおくと授業での理解が深められやすい。 第7回
光ファイバ
電波伝搬について、復習しておくこと(2時間)。
テキスト第8章(p96~111) 伝送路をよく読んでおくこと。光ファイバの利用用途について調べておくこと(2時間)。 第8回
アナログ変調
光ファイバについて、復習しておくこと(2時間)。
テキスト第4章(p38~62) アナログ信号の変調をよく読んでおくこと。三角数を用いた計算をするため、しっかり復習をしておくこと(2時間)。 第9回
ディジタル変調の基礎
アナログ変調についてしっかり復習しておくこと(2時間)。
テキスト第5章(p63~75) 信号のディジタル変調をよく読んでおくこと(2時間)。 第10回
ディジタル角度/位相変調
デジタル変調の基礎をしっかり復習しておくこと(2時間)。
テキスト第5章(p63~75) 信号のディジタル変調をよく読んでおくこと(2時間)。 第11回
信号の多重化
デジタル変調について、復習しておくこと(2時間)。
テキストの第6章(p76~84) 信号の多重化をよく読んでおくこと(2時間) 第12回
アンテナの仕組み
位相変調について、復習しておくこと(2時間)。
参考図書「アンテナの特性と解法の基礎技術」の3章におけるアンテナの仕組みを読んでおくと授業での理解が深められやすい(2時間)。 第13回
電波と伝搬
アンテナの仕組みについて、復習しておくこと(2時間)。
テキスト第8章(p106~111) 空間伝搬をよく読んでおくこと。対数を用いるので、対数の計算ができるようにしておくこと(2時間)。 第14回
情報通信における通信方式と解析方法
電波伝搬について、復習しておくこと(2時間)。
主な伝送方式についてその特徴や違いが理解し、変調・復調方式の違いや、計算計算法を用いて計算ができるようにしておくこと(2時間)。 課題等に対するフィードバック
提出された課題等は添削(採点)して返却をする。返却方法については課題ごとに授業内で説明を行うので、内容を必ず復習すること。
評価方法と基準
修得度確認テスト(期末試験)(90%)、各回の小テストあるいはレポート(10%)から総合得点を求め、60点以上をC評価として合格とする。
テキスト
わかりやすい 通信工学 コロナ社 ISBN:978-4-339-00790-9
参考図書
アンテナの特性と解法の基礎技術、平沢一紘、日刊工業新聞社 ISBN-10: 4526066214
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
電気電子工学技術者としての学力を身につける。本科目は、電気電子に係る情報通信の基礎理論を修得という位置づけではある。
通信の基礎的技術であるアナログ、デジタル変調方式の計算やアンテナの仕組みと電波伝搬解析が方法の修得を目指す。 履修登録前の準備
情報通信の基礎知識があるとよい。
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