シラバス情報

授業コード
510912
オムニバス
科目名
ディジタル回路
科目名(英語)
Digital Circuits
配当学年
1年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
木曜2限
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
大久保 友幸
教室
1-304
実務家教員担当授業
担当教員(大久保)は、通信機メーカーや電気部品メーカーにおいて、組込システムを用いた製品開発の実務経験がある。この経験を活かし、学生がディジタル回路に関する技術のロボット工学での役割を理解し、興味を持って学べるようにする。
授業の目的と進め方
現在、様々な電子機器においてディジタル回路が用いられている。本講義は、学生がディジタル回路の解析や設計の能力を身に付けるために、論理回路の基礎的事項を理解すること及び、その構成法および解析法を修得することを目的とし、演習を含めて実施する。
達成目標1
論理式を基本ゲート回路で表すことができる【25%】
達成目標2
ブール代数などの論理代数により、論理式を簡単化できる【25%】
達成目標3
組合せ論理回路の設計手順を説明し、設計ができる【25%】
達成目標4
ラッチとフリップフロップの違いを理解し、それらの動作を説明できる【25%】 
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ディジタル回路基礎、2進数と16進数
予習:テキスト1ページから19ページを読み予習すること。(2時間)
復習:出題された演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間) 
第2回
基本論理回路、ディジタルIC
予習:テキスト20ページから35ページを読み、予習すること。(2時間)
復習:配布する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)

第3回
集合と論理
予習:テキスト37ページから44ページを読み、予習すること。(2時間)
復習:配布する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)
第4回
真理値表、ド・モルガンの定理
予習:テキスト44ページから52ページを読み、予習すること。(2時間)
復習:配布する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)
第5回
加法標準形、乗法標準形
予習:テキスト53ページから61ページを読み、予習すること。(2時間)
復習:配布する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)
第6回
カルノー図と論理式の簡単化
予習:テキスト63ページから80ページを読み、予習すること。(2時間)
復習:配布する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)
第7回
組合せ論理回路
エンコーダ・デコーダ
予習:テキスト84ページから92ページ、テキスト106ページから109ページを読み予習すること。(2時間)
復習:配布する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)
第8回
組合せ論理回路
演算回路
予習:テキスト93ページから98ページを読み、予習すること。(2時間)
復習:配布する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)
第9回
組合せ論理回路
減算器
予習:テキスト99ページから103ページを読み、予習すること。(2時間)
復習:配布する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)
第10回
順序回路の基礎
予習:テキスト117ページから125ページを読み、予習すること。(2時間)
復習:配布する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)
第11回
同期回路
予習:テキスト126ページから131ページを読み、予習すること。(2時間)
復習:配布する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)
第12回
フリップフロップ
予習:テキスト138ページから143ページを読み、予習すること。(2時間)
復習:配布する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)
第13回
カウンタ
予習:テキスト144ページから159ページを読み,予習すること。(2時間)
復習:配付する演習問題に取り組み、理解を深めること。(1時間)
第14回
学修度確認試験
予習:これまでの総復習を行っておく。(2時間)
復習:これまでの授業を振り返る。(1時間)


課題等に対するフィードバック
授業において、教員とのディスカッションを通じて適時フィードバックを行う。
評価方法と基準
平常点(40%)および期末試験(60%)の成績を総合的に勘案し、60点以上を合格とする
テキスト
安藤吉伸 他『基本からわかる ディジタル回路講義ノート』オーム社(2015年)【ISBN:978-4274217265】
参考図書
-
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
ディジタル回路はコンピュータや制御機器、通信機器など様々な電子機器のハードウェア的な基礎であり、ディジタル回路を解析・設計する能力はロボットエンジニアには必須である。
履修登録前の準備
2進数の簡単な計算法、ベン図について復習しておくこと。