シラバス情報

授業コード
520330
オムニバス
科目名
ワイヤレスネットワーク
科目名(英語)
Wireless networks
配当学年
2年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
金曜4限
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
椎名 亮太
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
携帯電話や無線LAN、ディジタル放送などの無線通信システムは、我々の日常生活を便利にし欠かせないものになっている。無線通信システムの仕組みを知るために、電波および通信に関わる基礎として、電波伝搬、アンテナ、変復調、アクセス方式、高速化技術の基本原理を理解する。また、代表的な無線通信システムである移動体通信、無線LAN、レーダ、GPS、短距離無線通信などの仕組みと特徴についても理解する。 
達成目標1
電波伝搬やアンテナの基本原理について説明できる。【20%】
達成目標2
変復調技術の特徴について説明ができる。【20%】
達成目標3
多元接続方式の基本原理について説明できる。【20%】
達成目標4
携帯電話システムの基本原理について説明できる。【20%】
達成目標5
無線LANシステムの基本原理について説明できる。 【20%】
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
電波とは
身近な電波を使ったシステムについて調べリストアップする。(2時間)
また、携帯電話の歴史について調べておく。(3時間)
第2回
電波の基本的性質ー電波伝搬
電波とは何かについて調べておく。(2時間)
学習後は、自分の携帯電話がどの周波数を利用しているか調べる。(3時間)
第3回
電波の基本的性質ーアンテナ
身近なところでアンテナが使われているものを調べリストアップする。(2時間)
学習後は、授業での演習問題を復習する。(3時間) 
第4回
変復調方式ーアナログ変調
AM(振幅変調)について調べておく。(2時間)
学習後は、授業の演習問題を復習する。(3時間)
第5回
変復調方式ーディジタル変調
標本化定理について予習しておく。(2時間)
学習後は、授業の演習問題を復習する。(3時間)
第6回
多元接続方式
スペクトル拡散について予習しておく。(2時間)
学習後は、授業の演習問題を復習する。(3時間)
第7回
高速化技術
OFDMについて予習しておく。(2時間)
学習後は、授業の演習問題を復習する。(3時間) 
第8回
移動体通信
携帯電話の歴史について調べておく。(2時間)
学習後は、授業の演習問題を復習する。(3時間) 
第9回
レーダ
レーダを用いたシステムにはどのようなものがあるか調べておく。(2時間)
学習後は、授業の演習問題を復習する。(3時間) 
第10回
GPS
GPSとは何か調べておく。(2時間)
学習後は、授業の演習問題を復習する。(3時間)
第11回
無線LAN
無線LANの歴史について調べておく。(2時間)
学習後は、授業の演習問題を復習する。(3時間)
第12回
短距離無線通信ーRFID
RFIDが使われているシステムを調べておく。(2時間)
学習後は、授業の演習問題を復習する。(3時間) 
第13回
短距離無線通信ーZigbee、Bluetooth
Bluetoothが使われているシステムを調べておく。(2時間)
学習後は、授業の演習問題を復習する。(3時間) 
第14回
まとめ
これまでの演習問題で理解できていないところを調べておく。(3時間)


課題等に対するフィードバック
講義時に提示する演習課題については、次回講義時に解答の解説を行う。 
評価方法と基準
期末試験80%、授業の演習問題20%として成績評価を行うものとする。
評価点が60%以上をC評価以上とする。
テキスト
田中博他 『よくわかるワイヤレス通信』 東京電機大学出版局(2009年) [ISBN: 978-4501326906]
参考図書
三瓶 政一 『ワイヤレス通信工学』 オーム社(2014年) [ISBN: 978-4274214790]
三輪 進 『電波の基礎と応用』 東京電機大学出版局(2000年) [ISBN: 978-4501321208] 
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
我々の日常生活をより便利にしている無線通信技術について、その仕組みを理解するための科目である。関連する科目として、1年「情報理論」と3年「情報通信伝送」、「ネットワークデザイン」等があるので、それらの科目も併せて受講することでそれぞれの科目の理解を深めることができる。
履修登録前の準備