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教員名 : 勝木 祐仁
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授業コード
520934
オムニバス
科目名
暮らしの支援とエンジニアの協働
科目名(英語)
Collaborative Work by Engineers for Living Assistance
配当学年
1年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
金曜4限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
共通教育科目
必選の別
選択科目
担当者
勝木 祐仁、細田 彰一、櫛橋 康博、粂野 文洋、平山 晴香
教室
情報工学実験室
実務家教員担当授業
細田彰一:株式会社INAXにて、水回り製品の使いやすさやユニバーサルデザインに関する商品企画、人間工学、プロダクトデザイン、セールスプロモーションに関する実務を担当した。
粂野文洋:様々な立場のステークホルダーと連携し、システム開発や研究を行うプロジェクトを実務として行ってきた経験がある。 授業の目的と進め方
人の暮らしを支援するため、様々な立場や専門の人と連携できるエンジニアになるための素養として、人の暮らしに寄りそう態度、グループワーク及びチーム形成に関する知識・技術を修得することをこの授業の目的とする。基本事項を学ぶ講義、生活上の困難を持つ当事者や支援の実践者による講義、関連するプロジェクトに参加した学生の成果報告、それらの講義や成果報告に関するグループディスカッションによって授業を進めていく。
達成目標1
人とその暮らしに寄りそうとはどのようなことか自分の理解を説明できる(30%)。
達成目標2
人やその暮らしに寄り添った考察(行動)ができる(15%)。
達成目標3
グループワークにおいて、自分の意見を表出するとともに、メンバーの意見を引き出し、学び合うことができる(30%)。
達成目標4
多分野のメンバーとの学び合いを通じて、自他の専門性への理解を深める(15%)。
達成目標5
エンジニアやデザイナーを志す者として、自分と社会の関わりについて思考し続ける態度と技術を身につける(10%)。
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
人の暮らしに寄りそうエンジニアとは?
エンジニアとして人に寄りそうとはどのようなことか、今の自分の考えを整理しておく(1時間)。 ,
第2回
様々な立場・専門性を持つ人による連携の意義
連携の意義について、今の自分の考えを整理しておく(1時間)。 ,
第3回
グループワークの方法・チーム形成のための知識と技術
次々回以降のグループワークに向けて心がけるべき事項を整理しておく(1時間)。 ,
第4回
リフレクション(ふり返り)の方法
次回以降のグループワークに向けて心がけるべき事項を整理しておく(1時間)。 ,
第5回
リフレクション:第1回から第4回
(多学科学生によるグループワーク) グループワークでのふり返りを踏まえ、自分の学びのふり返りをしておく(1時間)。 ,
第6回
実践者によるゲスト講義:プロダクト系
講義を通じて得た、人に寄りそう態度やエンジニアの連携に関する自分の考えを整理しておく(1時間)。 ,
第7回
実践者によるゲスト講義:ロボット系
講義を通じて得た、人に寄りそう態度やエンジニアの連携に関する自分の考えを整理しておく(1時間)。 ,
第8回
実践者によるゲスト講義:情報系
講義を通じて得た、人に寄りそう態度やエンジニアの連携に関する自分の考えを整理しておく(1時間)。 ,
第9回
実践者によるゲスト講義:建築・まちづくり系
講義を通じて得た、人に寄りそう態度やエンジニアの連携に関する自分の考えを整理しておく(1時間)。 ,
第10回
リフレクション:第6回から第9回
(多学科学生によるグループワーク) グループワークでのふり返りを踏まえ、自分の学びのふり返りをしておく(1時間)。 ,
第11回
学内プロジェクトの成果報告:PBL参加学生
成果報告から得た学びと、自身がプロジェクトに参加する場合の目標・留意点を整理しておく(1時間)。 ,
第12回
学内プロジェクトの成果報告:CMP参加学生
成果報告から得た学びと、自身がプロジェクトに参加する場合の目標・留意点を整理しておく(1時間)。 ,
第13回
学内プロジェクトの成果報告:研究室のプロジェクト参加学生
成果報告から得た学びと、自身がプロジェクトに参加する場合の目標・留意点を整理しておく(1時間)。 ,
第14回
リフレクション:授業全体
(多学科学生によるグループワーク) グループワークでのふり返りを踏まえ、自分の学びのふり返りをしておく(1時間)。 ,
課題等に対するフィードバック
各回のふり返りシートについて、フィードバックコメントをする。
評価方法と基準
各回のふり返りシートの提出(60%)およびその内容が授業のテーマ対して行われたグループの議論や自身の考えを踏まえたものになっているか(40%)を総合し、全体として60点以上であることを合格の基準とする。
テキスト
特になし。
参考図書
特になし。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
人の暮らしへの関心を高めるとともに、自身の専門分野への理解を深めることで、2年次以降における専門分野の学びへの動機を高めることが期待できる。また、2年生以降、CMP科目、PBL科目、卒業研究などにおいて人の暮らしの支援と関わるプロジェクトに参加する学生にとって、その事前学習の機会となる。
履修登録前の準備
エンジニアによる人の暮らしの支援として、どのような事例があるか調べておく。
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