シラバス情報

授業コード
510239
オムニバス
科目名
無機化学
科目名(英語)
Inorganic Chemistry
配当学年
2年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
火曜2限
対象学科
基_応用,基_環生
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
内田 祐一
教室
3-227
実務家教員担当授業
担当教員の内田は、企業の研究所において無機化合物の製造開発に関する実務経験がある。その経験を活かし、卒業研究や社会活動に応用できる各種無機材料に関する実例を授業で扱っている。 
授業の目的と進め方
学生が化学反応の仕組みや危険性を判断できるようになるために、元素とその結合メカニズムについて理解し、無機化合物の構造と性質、そして反応特性について習得する。
講義形式で行われる。講義中に課題に取り組み、解説を受ける。提出および返却方法は課題ごとに説明される。
達成目標1
原子構造と元素について理解し、元素の性質について説明することができる【50%】
達成目標2
結合と結晶構造の種類と特徴について説明することができる【25%】
達成目標3
無機化合物の反応(特に酸化還元反応)について説明することができる【25%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
基礎化学
(原子と電子)
【予習】テキストのP1~P27を事前に読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第2回
基礎化学
(化学結合)
【予習】テキストのP30~P49を事前に読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第3回
無機溶液の化学
(酸と塩基、錯体の化学)
【予習】テキストのP52~P67およびP78~P85を事前に読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分と小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第4回
無機溶液の化学
(酸化還元と電気化学)
【予習】テキストのP68~P77を事前に読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第5回
典型元素の性質と反応
(s-ブロックおよびp-ブロック元素とその化合物)(1)
【予習】テキストのP118〜P135を事前に読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第6回
典型元素の性質と反応
(s-ブロックおよびp-ブロック元素とその化合物)(2)
【予習】テキストのP136〜P157を事前に読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第7回
中間総合演習
【予習】これまでに学んだテキストの該当部分を再度読んでおくこと(2時間)
【復習】講義中に解説された中間総合演習の内容をしっかり理解しておくこと(1時間) 
第8回
遷移元素の性質と反応
(d-ブロックおよびf-ブロック元素とその化合物)
(1)
【予習】テキストのP160〜P175を読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第9回
遷移元素の性質と反応
(d-ブロックおよびf-ブロック元素とその化合物)
(2) 
【予習】テキストのP176〜P191を事前に読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第10回
遷移元素の性質と反応
(d-ブロックおよびf-ブロック元素とその化合物)
(3)  
【予習】事前配布資料を読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第11回
無機固体の化学
(固体の構造)(1)
【予習】テキストのP90〜P101を事前に読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第12回
無機固体の化学
(固体の構造)(2)
【予習】テキストのP102 〜P113までを事前に読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第13回
ポテンシャル図
【予習】事前配布資料を読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)
第14回
無機化学の応用
【予習】事前配布資料を読んでおくこと(1時間)
【復習】講義で学んだテキストの該当する部分や小テストの内容をしっかり理解しておくこと(1時間)


課題等に対するフィードバック
授業中に課す小テストおよび中間総合演習は、授業中に解説を行い、その場での理解を促す。
評価方法と基準
期末試験40%、中間総合演習40%、授業時間内での小テストや課題20% の配分を基本とし、授業態度、出席状況等の平常点を適宜加味し、60-69点をC評価とする。
テキスト
・橋本和明ら、『工学のための無機化学(新訂版)』、サイエンス社【ISBN : 978-4-7819-1370-4】

・必要に応じ、講義時に配布する資料を使用する。
参考図書
荻野博, 岡崎雅明, 飛田博実『基本無機化学第2版』東京化学同人【ISBN-13: 978-4807906253】
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
1学年で学習した内容をもとに、さらに元素や化合物の構造と特性に関する知識を深め、2年次の応用化学実験Ⅰ、Ⅱと同期した学び、および各種専門科目での理解につなげる。
履修登録前の準備
1年時の化学Ⅰ、化学Ⅱ、物理化学の内容を復習しておくこと