シラバス情報

授業コード
510659
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅰ
科目名(英語)
Graduation Thesis I
配当学年
4年
単位数
4.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
服部 邦彦
教室
実務家教員担当授業
-
授業の目的と進め方
卒業研究は、研究室で与えられる課題に対して、これまでに蓄積した勉学の成果の全てを結集して自主的に取り組むものであり、学生生活の締めくくりである。研究室でのゼミ発表や、中間報告書の作成を通じて、社会に出てからの実務的課題の処理能力を育成することを目的とする。
達成目標1
文献調査など研究課題の位置づけを設定し、自分のテーマを決めることができる【40%】
達成目標2
ゼミ発表などを通じて、プレゼンテーション能力を高めることができる【30%】
達成目標3
中間報告書の作成により、読む人を納得させる、分かりやすい文章を書くことができる【30%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
必要な学術情報の入手方法とその利用の仕方
卒業研究を始めるに当たり、図書館での学術論文取得方法や、研究室での実験方法、シミュレーション動作方法などについて把握すること(3時間)
第2回
和文および英文などの技術論文の読み方
技術論文で用いられる用語やその意味について復習しておくこと(6時間)
第3回
研究の背景等、情報収集I
過去に発表された学術論文や卒業研究論文を参考に情報収集を行うこと(6時間)
第4回
研究の背景等、情報収集II
引き続き、過去に発表された学術論文や卒業研究論文を参考に情報収集を行うこと(6時間)
第5回
卒業研究テーマの調査と決定
担当教員との相談により、卒業研究テーマを決定すること(6時間)
第6回
学習や研究課題に取り組むための研究計画の立案
テキストや参考書、学術論文などを参考に、過去の従来研究などを比較し、研究テーマの位置づけを理解すること(6時間)
第7回
実験装置の制作、ソフトウエアの構築などの研究遂行手段の整備I
研究課題遂行のために、担当教員と議論しながら、実験装置の制作やソフトウエアの構築を行うこと(6時間)
第8回
実験装置の制作、ソフトウエアの構築などの研究遂行手段の整備II
引き続き、実験装置の制作やソフトウエアの構築を行うこと(6時間)
第9回
実験、コンピュータ・シミュレーションなどの実行I
文献調査などを行いつつ、中間報告書作成のために、実験データやシミュレーションデータの取得を行うこと(6時間)
第10回
実験、コンピュータ・シミュレーションなどの実行II
引き続き文献調査などを行いつつ、中間報告書作成のために、実験データやシミュレーションデータの取得を行うこと。得られた結果について担当教員と議論しながら、研究課題を推し進めること(6時間)
第11回
実験、コンピュータ・シミュレーションなどの実行III
引き続き文献調査などを行いつつ、中間報告書作成のために、実験データやシミュレーションデータの取得を行うこと。得られた結果について担当教員と議論しながら、研究課題を推し進めること(6時間)
第12回
実験、コンピュータ・シミュレーションなどの実行IV
引き続き文献調査などを行いつつ、中間報告書作成のために、実験データやシミュレーションデータの習得を行うこと。得られた結果について担当教員と議論しながら、研究課題を推し進めること(6時間)
第13回
実験内容の総括、および中間報告書の作成I
指導教員と議論のもと、得られた取得データを纏めつつ、中間報告書を作成すること(6時間)
第14回
実験内容の総括、および中間報告書の作成II
中間報告書作成の過程で、実験、シミュレーション等を通して得られた結果を見直し、報告書のさらなるブラッシュアップを行うこと(6時間)


課題等に対するフィードバック
それぞれの段階で評価コメントをフィードバックする。
評価方法と基準
指導教員による日常の研究活動の評価において60%以上の目標達成と認められ、かつ、中間報告書の提出により合格と認められる場合に、本科目をC評価以上とする。
テキスト
テキストは指導教員により指示される。
参考図書
参考書は指導教員により指示される。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
教員の個別指導のもとに、理論、実験、文献調査などの具体的課題を通して研究室の研究活動の一端を担い、研究の根源を学ぶ。また、「卒業研究I」では4年次に開講される「卒業研究II」に対する研究の地盤づくりを行うとともに、単に研究のみにとどまらず、中間報告書の作成や、各研究室でのゼミ発表等を通じて、発表能力の育成、および社会に出てからの実務的課題の処理能力を育成することを目標としている。
履修登録前の準備
3年次までの学習全てが準備学習となるため、所属する研究室の研究テーマに関連する科目を復習しておくこと。