シラバス情報

授業コード
510949
オムニバス
科目名
キャリアデザイン
科目名(英語)
Career Design
配当学年
2年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
水曜3限
対象学科
先_情報,先_データ
コース
科目区分
共通教育科目
必選の別
選択科目
担当者
姜 雅人、小山 将史
教室
5-501、5-502
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本授業では、社会の実例からのケーススタディや現役社会人からの仕事の話を通し、学生がその知識やスキルを身に着けるために社会の価値を理解し、仕事に求められるジェネリックスキル、ビジネス感覚を学び、実社会で活躍できる将来像を描く。
座学に加え、学習内容をグループワーク、プレゼンテーションを通してコミュニケーションも身に着ける。
達成目標1
目標達成に向かって仲間と円滑なコミュニケーションができる【20%】。 
達成目標2
業界・職種の理解を深める【20%】
達成目標3
社会の価値観を知り、自分の評価を客観的に捉えられる【20%】。
達成目標4
専門の可能性を広げ、自身の将来を描ける【20%】。
達成目標5
授業での学びを活かし、専門科目の学びを広げ、深める【20%】。
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
授業概要と活かし方
授業を通しての自己成長の目標を考える
【姜雅人】
事前学習は不要
授業後、専門科目に関連する時事に目を通し、世の中の流れを知ること(1時間)
第2回
社会ニーズ
変化する社会の求めるモノやコトを知り、活躍できる領域を広める
【姜雅人、ゲストスピーカー】
事前学習、社会のニーズの変化を調べ、自分の可能性を考えること(1時間)
授業後、ビジネスのトレンドと方向性を考え、今後必要とされる社会ニーズを考える(1時間)
第3回
自分の専門分野とプライオリティ
学んでいる専門学科の将来性を知り、将来の自己実現とキャリア形成を考える
【姜雅人、ゲストスピーカー】
授業前、学んでいる専門学科の優位性と将来性を調べておくこと(1時間)
授業後、専門性が活かせ、確約できるフィールドを固定概念にとらわれずに考える(1時間)
第4回
PROG分析とスキル向上
PROG測定の結果から、自己のジェネリックスキルを伸ばす行動計画を立てる
【小山将史】
授業前、PROGの結果分析から自己啓発の計画を立てる(1時間)
また
授業後、延ばしたい能力を考え、成長計画を立てる(1時間)
第5回
コミュニケーション
対人対応力を含めたマナー、さらに理解を深めるための質問力向上をはかる
【姜雅人、ゲストスピーカー】
授業前、自分のコミュニケーション方法の特徴を自覚する(30分)
授業後、学んだコミュニケーションを普段の授業、実験、実習などで意識し実践すること(適宜) 
第6回
セルフエンパワメントとダイバシティシンキング
自己の特徴を理解し、肯定し、ビジョンを持ち、実現のために長所を伸ばす方法を考える
多様化、グローバル化する仕事環境の中でバックグラウンドが異なる他者を理解し、考えを融合させ発展させる
【姜雅人、ゲストスピーカー】
授業前、「褒めてあげられる自分」を認識しダイバーシティの本質とは何か?自分の考えを持つこと(1時間)
授業後、考えた長所を伸ばす行動計画を実生活で実践すること、実験、実習などにおいて多様性の考え、行動や結果の向上を目指すこと(適宜)
第7回
PBL
トリプルシンキングを学び、設定された状況において、課題を見つけグループで解決策を構築する
【小山将史】
事前学習は過去の自分の課題を分析し、行動と結果を不帰っておくこと(1時間)
授業後は過去の取組みに対してトリプルシンキングの観点で振り返りをすること(30分)
今後は課題意識を持ち、多様性を持った解決思考で臨むこと(適宜)
第8回
ビジネスシンキング
仕事における目的、プロセス、周りとの関係に対する考え方、生産者視点のアートシンキングを学ぶ
【姜雅人】
事前学習は物事に取り組む際の自分が大切にする考え方とその理由を考えておくこと(1時間)
授業後は過去の行動をビジネス思考を基に振り返ること(30分)
今後は学んだ行動のゴール、プロセスを日ごろの授業、課外活動などに取り入れること(適宜)
第9回
業界の情報収集
社会人から学科の特性を活かした業界の役割、歴史、トレンド、将来性を聞き情報を収集する
【姜雅人、ゲストスピーカー】
授業前、自分の学科の特性を分析しておくこと(1時間)
授業後、情報収集した業界の将来性を「自分の考え」として整理しておくこと(1時間)
第10回
業界の研究
チーム研究で前回の社会人の情報を元に業界の理解を深める
【姜雅人】
授業前、情報収集した業界の将来性を「自分の考え」として整理しておくこと(30分)
授業後、チームで専門性が活かせる業界を調べること(2時間)
第11回
業界の研究発表
前回の研究成果の発表と質問への対応
【姜雅人】
授業前、伝わるプレゼンテーションの準備をしておくこと(2時間)
授業後、他の授業等で伝わるを意識すること(適宜)
第12回
キャリアプランを作る
社会の情報からキャリアプランを作り、実現のための行動コンテンツを作る
【姜雅人】
授業前、前回の他チーム情報も踏まえ、自分の将来の取り組みをイメージしておくこと(30分)
授業後、キャリアプラン、行動コンテンツを具現化する実行プランをつくること(2時間)
第13回
3年次の就活の概要
次年度の採用活動のスケジュールを知り、就職活動の行動計画に役立てる
【姜雅人】
授業前、本学就職セミナーのスケジュール等をHPやサポータルで確認しておくこと(20分)
授業後、3年次の就職活動のスケジュールを考慮した自分の就職活動スケジュールを作ること(3時間)
第14回
総括
全授業で学んだこと、経験したこと、目標に対して行動したことを振り返り、自己の将来への活かし方のレポートを作成する
【姜雅人】
授業前、キャリアデザインで学んだことを整理し、自己の行動変化を確認し、将来の目標を確認しておくこと(1時間)
授業後、本授業をあなたの将来に活かしてください(適宜) 


課題等に対するフィードバック
前回授業の振り返りと課題の目的、記述内容について、授業の冒頭で全体に対して行う。
個々にフィードバックが必要な場合は適宜行う。
評価方法と基準
毎回teams課題によるレポート提出を課し合否判定の基準とする。
提示された課題に対して9回/14回以上を提出すること。
さらに内容が十分かつ指示通りに記されていれば合格とする。
テキスト
授業担当者作成の資料を毎回配布。
参考図書
道田 泰司・宮元 博章、秋月りす(漫画)「クリティカル進化(シンカー)論—「OL進化論」で学ぶ思考の技法」北大路書房 (1999) ISBN-13 978-4762821394
佐々木康裕「感性思考 デザインスクールで学ぶ MBAより論理思考より大切なスキル」SBクリエイティブ (2020) ISBN-13 978-4815605018
エイミーウィテカー「アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術」ハーバーコリンズ・ジャパン (2020) ISBN-13 978-4596551474
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
1年次のキャリアガイダンス講義を応用し、「仕事・社会を身近にする」「仕事の面白さに気づく」「企業の魅力を知る」「日本工業大学の学びの活かし方〜社会への汎用性を知る」から自分のキャリアビジョンを立て、3年次の就職活動の準備をする。
履修登録前の準備
フレッシュマンゼミ(フレッシャーズゼミ)を復習し、各自のPROGの結果を分析しておくこと。