シラバス情報

授業コード
511079
オムニバス
科目名
学科探求セミナー
科目名(英語)
Academic Exploration Seminar
配当学年
1年
単位数
1.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
月曜4限
対象学科
先_情報
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
石原 次郎、松田 洋、中村 一博、加藤 利康、新井 啓之、小林 桂子、髙津 洋貴、呉本 尭、本池 巧、杉森 順子、澤田 隼
教室
情報処理演習室1、情報処理演習室2
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
私たちの日常にすっかり溶け込んでいるWebメディアや印刷メディア、また映像コンテンツなどを制作するには、コンピュータの使用はもはや欠かせない。この授業では、そのような今日のメディア表現に必要な理論と基礎技術を体系的に学び、自分の意図する内容を正確にかつ相手に分かりやすく伝えるためのコンテンツを制作できるようになることを目的とする。なお、制作グループは「フレッシャーズセミナー」のクラス分けを基礎とし、クラスメートとの一体感を醸成する。
達成目標1
デジタルコンテンツ制作の基礎技術を身につけるとともに、そのプロセスについて理解を深め、情報メディア工学科における専門の学びに対する期待や展望を抱くことができる(50%)。
達成目標2
さまざまな課題をグループで制作することを通じ、メンバーの多様な価値観を受容し、他者と滞りなく協働できる(25%)。
達成目標3
画像編集、レイアウト、映像コンテンツの制作などを体験し、社会で求められるジェネリックスキルについて理解し、自らの強みとしてビジュアル表現を活用できるようになる(25%)。
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
オリエンテーション、メディア表現の基本(Illustrator)
冒頭、オリエンテーションを行うので、シラバスで概要を把握しておくこと。また、該当部分を視聴し、メディア表現の基本的な知識や技術について調べること(2時間)。
第2回
全体構成、レイアウト等(Illustrator)
該当部分を視聴し、平面構成やレイアウトについて調べること(2時間)。
第3回
文字による表現を実際に制作する(Illustrator)
該当部分を視聴し、文字による表現やその応用に関する知識について調べること(2時間)。
第4回
デジタル技術による造形、作画(Illustrator)
該当部分を視聴し、Illustratorでの図形描画をはじめとするデザイン作業に必要な基本知識を修得すること(2時間)。
第5回
デジタル技術による高度な作画(Illustrator)
該当部分を視聴し、Illustratorでの高度な図形描画・編集技術を修得すること(2時間)。
第6回
色彩情報の取り扱い方、カラーマネジメント、配色方法、アクセシビリティ等(Photoshop)
該当部分を視聴し、コンピュータにおける混色方法や色度図など、色彩についての必要な知識や技術について調べること(2時間)。
第7回
デジタル画像の基本、補正等(Photoshop)
該当部分を視聴し、ビットマップ画像の基本や写真のデジタル現像処理について調べること(2時間)。
第8回
ポスター制作1:研究室を訪問。素材収集および素材制作
各研究室に赴き、事前に素材の提供を受けること。
第9回
ポスター制作2:編集、平面構成
素材をどのように配置するか、平面構成や文字の配置を考えること。
第10回
講評会1
締切日までに制作物を提出してから講評会に参加すること。
第11回
映像制作・編集技術の基礎(Premiere Pro)
該当部分を視聴し、撮影から動画のアウトプットまでに必要な基礎技術を調べること。
11回目の授業前までにスマートフォン等で、1分程度の自己紹介ビデオを撮影すること(2時間)。※カメラは横向きにHD画像(1920×1080サイズ)以上で撮影。
11回目の授業で使用するため、撮影した自己紹介ビデオのデータをPCに出力し、編集の準備をしておくこと(2時間)。
第12回
課題制作1:映像編集
映像制作の工程を調べること(2時間)。
第13回
課題制作2:映像編集・エフェクト
動画の読み込み、タイムライン上での編集、映像の書き出しまでの工程を調べること(2時間)。 
第14回
講評会2、総評
締切日までに制作物を提出してから講評会に参加すること。


課題等に対するフィードバック
提出された小課題、グループ課題について講評を行う。
評価方法と基準
グループ課題への取り組み状況や制作物のクオリティを評価の対象とし、総合的に評価を行う。合格(C評価以上)になるには、2/3以上出席し、すべての提出物を期限内に提出することが求められる。
テキスト
別途案内する。
参考図書
随時、授業内で紹介する。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
同時期に開講される「フレッシャーズセミナー」のクラスをベースにチームビルドを行い、同科目との連携を図る。そして、この授業での経験を活かして、「プロジェクトマネジメント」や「メディア分析法」「映像制作実習」等、グループワークのある科目への移行をスムーズなものとする。
また、メディア表現系の科目で使用するアプリケーションを先行して学ぶとともに、メディア工学系の各科目や卒業研究で必要とされるシステム図の作成や思考プロセスの可視化表現のための技術修得を早期に行い、学年進行による各科目の難化に対応する。
履修登録前の準備
Adobeソフトウェアのインストール