シラバス情報

授業コード
520134
オムニバス
科目名
Science Grit Ⅰ
科目名(英語)
Science Grit Ⅰ
配当学年
1年
単位数
1.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
集中講義
対象学科
基_応用,基_環生
コース
科目区分
カレッジマイスタープログラム
必選の別
選択科目
担当者
佐野 健一、池添 泰弘、芳賀 健、大澤 正久、新倉 謙一、小池 隆司
教室
実務家教員担当授業
担当教員の大澤、佐野は、研究機関における科学研究開発等の実務経験がある。その経験を活かし、OJTでの学びに関して実践的なテーマや実例を授業で扱っている。   
授業の目的と進め方
 本科目は2年半かけて、学生が「自らの力で考え、先行研究を調べ、テーマを設定し、実験をおこない、考察し、まとめ、プレゼンテーションする」ことができるようになるためのカレッジマイスター科目の導入教育科目である。自然科学全般におけるScientificな考え方、研究スタイル、実験手法について、その基本を実験・演習を交えながら学修し、学生に自然科学への興味や好奇心、新しいことに挑戦する意欲を涵養する。 
達成目標1
身の回りにある様々な科学に興味を持って、自分で考え、調べ、理解することができるようになる。(30%)
達成目標2
科学的な考え方、論理を積み上げていくことができるようになる。(40%)
達成目標3
各分野におけるいわゆる”お作法”を理解し、科学者への第一歩を踏み出す。 (30%)
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
講義:科学の世界へようこそ
2年半続く、このカレッジマイスター科目の進め方、取り組む姿勢、そして最終目標であるサイエンスインカレ出場や学会発表とはどのようなものかを学ぶ。 またグループ分けとOJTを行う研究室を決める。
春学期の講義科目「化学Ⅰ」「化学Ⅱ」「物理Ⅰ」「生命科学1」をよく復習しておくこと。(8時間) 
第2回
OJT:化学 「化学実験1」
担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
実験後、課せられた課題に取り組むこと。(2時間) 
第3回
OJT:化学 「化学実験2」
担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(6時間) 
第4回
OJT:  「物理化学実験1」
担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
実験後、課せられた課題に取り組むこと。(2時間)  
第5回
OJT:  「物理化学実験2」 
担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間)
第6回
OJT報告会1
【予習】OJTの内容を他のチームに伝わるように発表準備をしてくること。(4時間)
【復習】他のチームの発表内容で理解できなかったところを調べておくこと。(2時間)
第7回
OJT:  「細胞生物学実験1」
担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
実験後、課せられた課題に取り組むこと。(2時間)
第8回
OJT:  「細胞生物学実験2」 
担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間)  
第9回
OJT: 「植物学実験1」
担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
実験後、課せられた課題に取り組むこと。(2時間)   
第10回
OJT: 「植物学実験2」
担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間)   
第11回
先端研究を学ぶ:学外から講師を招き、最先端の科学研究を学ぶ
講演要旨、参考文献をあらかじめ読んで、理解してくること。(2時間)
講演を聞いた後は、関連する一連の研究背景について調べてくること。(4時間)
第12回
OJT:「分野横断研究・実験1」
担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
実験後、課せられた課題に取り組むこと。(2時間) 
第13回
OJT: 「分野横断研究・実験2」
担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間)    
第14回
OJT報告会2
【予習】OJTの内容を他のチームに伝わるように発表準備をしてくること。(4時間)
【復習】他のチームの発表内容で理解できなかったところを調べておくこと。(2時間) 


課題等に対するフィードバック
プレゼンテーション、発表会の後、担当教員よりコメントする。
評価方法と基準
各回の積極的な取り組みに最大評価70点、プレゼンテーション、発表会での発表および積極的な発言で最大評価30点、これらの合計点が60点の学生の場合C評価となる。
テキスト
必要に応じてプリントを配布する。 
参考図書
適宜担当教員が示す。 
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
将来、最先端の研究・技術開発の分野で活躍できる人材育成を目的としたカレッジマイスター科目の導入科目である。化学だけでなく、物理、生物を含む、自然科学全般に広く関心を持って、主体的に取り組むことができるようになるための基本を学ぶ。この科目を受講した後は、2年春学期に開講される「Science Grit Ⅱ」において、いわゆる学生実験から科学研究に深化した学びへと進む。 
履修登録前の準備
研究は、総合力です。これまでに学んだありとあらゆることを思い出し、いつでも引き出せるようにしておいてください。