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教員名 : 新倉 謙一
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授業コード
520271
オムニバス
科目名
高分子化学
科目名(英語)
Polymer Chemistry
配当学年
2年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
火曜3限
対象学科
基_応用,基_環生
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
新倉 謙一
教室
3-321
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
我々の身近にある高分子化合物について、その基礎となる分子構造・合成法・物性・加工・応用に関する基本を幅広く習得することを目標とする。講義は教科書および補助プリントに沿って進み、毎回小テストを行うことで達成度を確認する。
達成目標1
日常で使われる高分子の名称および化学構造式が記述できる。【25%】
達成目標2
合成高分子の代表的な合成法および反応機構を説明できる。【25%】
達成目標3
高分子物性(力学的および熱的性質)、固体構造の基本を理解し、説明できる。【25%】
達成目標4
高分子の代表的な応用(電気的・光学的・医療)について説明できる。【25%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス 授業の進め方と予備知識の確認
[予習] 教科書第1章を読んで高分子とはどのようなものなのかを予習してくること。(1時間)
第2回
高分子物質の特徴
[予習]テキスト2章を読んでくること。(1時間)
[復習]高分子の分類について復習し、小テストに備えること(1時間) 第3回
高分子の立体構造
[予習]テキスト3章を読んでくること。(1時間)
[復習]高分子の2次構造に関する課題を解き、小テストに備えること。(1時間) 第4回
高分子の分子量測定
[予習]テキスト4章を読んでくること。(1時間)
[復習]高分子の分子量測定方法を復習し、小テストに備えること。(1時間) 第5回
溶液中での高分子の形
[予習]テキスト5章を読んでくること。(1時間)
[復習] 高分子の形状・ひろがりに関する課題を解き、小テストに備えること。(1時間) 第6回
高分子の熱的性質
[予習]テキスト6章を読んでくること。(1時間)
[復習] 高分子の状態変化に関してよく復習し、小テストに備えること(1時間) 第7回
高分子の力学的性質
[予習]テキスト7章を読んでくること。(1時間)
[復習] 高分子の粘弾性について復習し、小テストに備えること。(1時間) 第8回
ゴム弾性
[予習]テキスト8章を読んでくること。(1時間)
[復習] ゴム弾性とは何かを理解し、小テストに備えること。(1時間) 第9回
高分子の結晶と非晶
[予習]テキスト9章を読んでくること。(1時間)
[復習] 高分子の結晶構造について理解し、小テストに備えること。(1時間) 第10回
高分子合成の基礎
[予習]テキスト10章を読んでくること。(1時間)
[復習] 高分子合成に関する課題を解き、小テストに備えること。(1時間) 第11回
高分子合成の種類
[予習]テキスト11章を読んでくること。(1時間)
[復習] イオン重合に関する課題を解き、小テストに備えること。(1時間) 第12回
電気的・光学的性質
[予習]テキスト12章を読んでくること。(1時間)
[復習] 高分子の電気的・光学的な性質に関する課題を解き、小テストに備えること。(1時間) 第13回
生体高分子および医療で使われる高分子
[予習]テキスト13章を読んでくること。(1時間)
[復習] 高分子医薬品に関する課題を解き、小テストに備えること。(1時間) 第14回
まとめ:理解度の確認
[予習]自分が苦手な箇所をあらかじめまとめておき、必要に応じて質問などの準備をすること。(1時間)
[復習]期末試験に向けて今までの課題などを復習すること。(3時間) 課題等に対するフィードバック
小テストや予習課題は、採点し返却する。
評価方法と基準
授業中に出された課題・小テストおよび講義への参加度(40%)、期末テスト(60%)で評価する。「環境と関連する高分子」については各人に発表してもらい、その発表内容も講義への参加度ととして評価する。60点以上70点未満はC評価とする。
テキスト
「三訂 高分子化学入門—高分子の面白さはどこからくるか」 蒲池幹治、 エヌ・ティー・エス出版、
ISBN-10: 4860435974 高分子化学の期末試験は教科書持ち込み可としているので、必ず準備すること。 参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
応用化学科の目指す、化学を基盤とした自然科学・工学に関する知識の修得するための専門科目と位置づけている。1年次の必修科目である「有機化学1」・「物理化学」をさらに発展させながら、身の周りにあふれる高分子の合成や物性を学ぶ。
履修登録前の準備
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