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教員名 : 佐野 健一
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授業コード
520601
オムニバス
科目名
Science Grit Ⅴ
科目名(英語)
Science Grit Ⅴ
配当学年
3年
単位数
1.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
集中講義
対象学科
基_応用,基_環生
コース
科目区分
カレッジマイスタープログラム
必選の別
選択科目
担当者
佐野 健一、池添 泰弘、芳賀 健、大澤 正久、新倉 謙一、小池 隆司
教室
実務家教員担当授業
担当教員の大澤、佐野は、研究機関における科学研究開発等の実務経験がある。その経験を活かし、OJTでの学びに関して実践的なテーマや実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
Science Gritは、2年半かけて、学生が「自らの力で考え、先行研究を調べ、テーマを設定し、実験をおこない、考察し、まとめ、サイエンスインカレや学会でプレゼンテーションする」ことを目指すものである。Science Grit Ⅴは、これまで続けてきた研究成果発表のため要旨作成、演題登録し、サイエンスインカレや学会で発表する。
達成目標1
自分の取り組む研究分野に関連する科学に興味を持って、自分で考え、調べ、理解することができるようになる。(25%)
達成目標2
科学的な考え方、論理を高いレベルで積み上げていくことができるようになる。(25%)
達成目標3
科学研究をする上で、現在の自分に足りない部分を理解し、それを補う努力をすることができるようになる。(50%)
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
◎
ディベート
◎
グループワーク
◎
プレゼンテーション
◎
実習
◎
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
講義:目標設定
最終目標であるサイエンスインカレ出場や学会発表に向け、研究の目標設定をする。 【予習】「Science Grit Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」で学んだことをよく復習しておくこと。(8時間)
第2回
以下に述べるのは、1例であり、実際には、各研究分野、テーマによって進め方は適宜変わる。
実験1 実際に実験をおこなう。 【予習】担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
【復習】実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間) 第3回
実験2
実験を続ける。 【予習】担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
【復習】実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間) 第4回
実験3
実験を続ける 【予習】担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
【復習】実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間) 第5回
実験4
これまでのデータを解析し、発表に向けて足りない部分を検討し、実験を続ける。 【予習】これまでの実験データをまとめ、深い考察を加える。(6時間)
【復習】実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間) 第6回
報告会1
【予習】研究計画を他のチーム、教員に伝わるように発表準備をしてくること。(4時間)
【復習】他のチームの発表内容で理解できなかったところを調べておくこと。また他のチーム、教員からの指摘を元に、研究計画を再考する。(2時間) 第7回
実験5
さらに実験をおこなう。 【予習】担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
【復習】実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間) 第8回
実験6
実験を続ける 【予習】担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
【復習】実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間) 第9回
実験8
これまでの実験データを解析し、研究発表に欠けている部分を検討し、実験を続ける。 【予習】これまでの実験データをまとめ、深い考察を加える。(6時間)
【復習】実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間) 第10回
実験9
さらに実験をおこなう。 【予習】担当教員から示される実験に関する注意事項をよく確認しておくこと。(1時間)
【復習】実験後、課せられた課題に取り組むこと。また、この実験はどのようなことに展開できるのか、調べ、考えること。(4時間) 第11回
先端研究を学ぶ:学外から講師を招き、最先端の科学研究を学ぶ
【予習】講演要旨、参考文献をあらかじめ読んで、理解してくること。(2時間)
【復習】講演を聞いた後は、関連する一連の研究背景について調べてくること。(4時間) 第12回
講演要旨の作成
【予習】これまでの実験データをまとめ、深い考察を加え、要旨の初稿を書き上げる。(6時間)
【復習】締め切りまでに演題登録を終わらせること。(4時間) 第13回
プレゼンテーション資料の作成
【予習】発表形式に応じて、パワーポイント資料またはポスターを作成すること。(6時間)
【復習】発表資料を完成させ、発表練習を繰り返すこと。(8時間) 第14回
サイエンスインカレ・学会発表
【予習】研究内容を聴衆に伝わるように発表準備をしてくること。(4時間)
【復習】他の講演者の発表内容で興味のある内容について深く調べておくこと。自分の発表の振り返りをしておくこと(2時間) 課題等に対するフィードバック
プレゼンテーション、発表会の後、担当教員よりコメントする。
評価方法と基準
各回の積極的な取り組みに最大評価70点、プレゼンテーション、発表会での発表および積極的な発言で最大評価30点、これらの合計点が60点の学生の場合C評価となる。
テキスト
必要に応じてプリントを配布する。
参考図書
適宜担当教員が示す。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
将来、最先端の研究・技術開発の分野で活躍できる人材育成を目的としたカレッジマイスター科目の集大成である。化学だけでなく、物理、生物を含む、自然科学全般に広く関心を持って、主体的に研究に取り組む。
履修登録前の準備
研究は、総合力です。これまでに学んだありとあらゆることを思い出し、いつでも引き出せるようにしておいてください。
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