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教員名 : 芳賀 健
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授業コード
520689
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅱ
科目名(英語)
Graduation Thesis II
配当学年
4年
単位数
4.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
実習
対象学科
基_応用,基_環生
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
芳賀 健
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
「卒業研究Ⅰ」で設定した研究テーマに関して指導教員から直接指導を受けながらさらに遂行する。その過程で、問題の発見から解決までの実際の方法を修得して集大成し、4年間の学業の締めくくりとして卒業研究発表会にて発表する。
達成目標1
自分が取り組む研究の進捗状況を客観的にとらえることができる【20%】。
達成目標2
その進捗状況を判断し、実験計画の修正に反映することができる【20%】。
達成目標3
実験を遂行し、目標に掲げた課題をクリアすることができる【20%】。
達成目標4
今までの結果や検討を集約して、発表することができる【20%】。
達成目標5
今後に向けて、残された課題を抽出できる【20%】。
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究に関する実験計画の再考方法を学修する。
「卒業研究Ⅰ」の発表会等で指摘された点やアドバイスを受けた部分に関して、当初立案した実験計画を再考しておくこと(5時間)。
第2回
実験計画に基づく実験の実施方法を学修する。
再考された実験計画を見直しておくこと(2時間)。再考された実験計画に基づき、実験を遂行するための準備をしておくこと(3時間)。
第3回
実験の進捗状況の把握方法を学修する。
再考された実験の実施方法を復習しておくこと(2時間)。計画通りに実験が遂行されているか、進捗状況を把握しておくこと(3時間)。
第4回
研究室内発表会を行い、研究結果の発表方法を学修する。
実験の進捗状況を見直しておくこと(2時間)。自分たちが遂行してきた研究を簡単にまとめて研究室内で発表会を行うため、実験結果をまとめ発表の準備をしておくこと(3時間)。
第5回
実験の遂行方法を学修する。
研究室内発表会で指摘された点を復習しておくこと(2時間)。指摘された点をまとめ、実験計画を再考しておくこと(3時間)。
第6回
研究背景の再調査方法を学修する。
再考した実験結果をまとめておくこと(2時間)。実験ばかり行っていると、研究の背景が疎かになる傾向があるため、初心に戻って自分の研究の背景を再調査しておくこと(3時間)。
第7回
中間検討の方法を学修する。
自分の研究テーマに関する背景の再調査の結果を復習しておくこと(2時間)。当初の目的を解決するべく、実験等が進められているかどうか、また、必要なデータが得られているか検討しておくこと(3時間)。
第8回
実験等の改善方法を学修する。
現時点で得られている実験データを使って図などを作成しまとめておくこと(2時間)。卒業論文に掲載するデータを詳細に検討し、抜けている部分が無いかよく調べておくこと(3時間)。
第9回
最終実験の方法を学修する。
実験方法の改善策を復習しておくこと(2時間)。卒業研究としてまとめるために、必要なデータが揃っているか良く検討しておくこと(3時間)。
第10回
「卒業研究Ⅱ」のまとめ方を学修する。
最終実験を行った研究結果をまとめ復習しておくこと(2時間)。行った実験等で明らかになった点や、今後の課題をまとめておくこと(3時間)。
第11回
抄録原稿の執筆方法を学修する。
行った実験全てのデータを見直して復習しておくこと(2時間)。卒業研究発表会で配布される抄録集に掲載する原稿を準備しておくこと(3時間)。
第12回
発表練習を行い、研究内容のプレゼンテーション方法を学修する。
添削された抄録原稿を読み直し復習しておくこと(2時間)。卒業研究発表会のための発表準備を行うこと(3時間)。
第13回
卒業研究発表会を行い、実際の発表方法と質疑応答について学修する。
研究発表の練習をしておくこと(2時間)。学科で計画されたプログラムに従って行われる研究発表において、その質疑応答の準備をしておくこと(3時間)。
第14回
卒業研究の総括を行い、今後の課題についての検討方法を学修する。
卒業研究発表会で質問された事項や指摘を受けた事柄についてまとめておくこと(2時間)。発表会で指摘された点を考慮し、追加実験や調査・検討等を行い、最終的には卒業論文を修正して完成版として準備をしておくこと(3時間)。
課題等に対するフィードバック
扱った課題については、授業内で解説を行う。
評価方法と基準
卒業研究の抄録及び卒業論文を提出するとともに、卒業研究発表会で発表を行う。指導教員による日常の研究活動の評価が合格レベルにあると認められるとともに、学科の卒業研究判定会議での承認を経て本科目を合格とする。成績評価にはルーブリックを用い、100点満点で60から69点の獲得でC評価とする。
テキスト
指導教員が提示する。学術論文を用いる場合もある。
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「卒業研究Ⅱ」では、「卒業研究Ⅰ」で掲げた研究テーマとその目的に関して、さらに掘り下げた検討を行う。計画通りに研究が遂行されているか、当初の目的に沿った実験結果が得られているか等を勘案しながら研究を行い、最終的に卒業論文にまとめる。
履修登録前の準備
自分が得た実験結果に関して、他の研究機関からの報告が無いかどうか自ら進んで情報収集すること。
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