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教員名 : 大久保 友幸
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授業コード
521008
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅱ
科目名(英語)
Graduation Thesis II
配当学年
4年
単位数
4.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
実習
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
大久保 友幸
教室
実務家教員担当授業
担当教員の大久保は、無線通信システム・組込ソフトに係わる研究開発等の実務経験がある。その経験を活かし、ロボットのシステム開発に関しての実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
「卒業研究Ⅰ」で設定した研究テーマに関して直接指導を受けながらさらに遂行する。その過程で、問題の発見から解決までの実際の方法を修得して集大成し、4年間の学業の締めくくりとして、卒業研究発表会にて発表する。
達成目標1
自分が取り組む研究の進捗状況を客観的にとらえることができる【20%】
達成目標2
その進捗状況を判断し、実験計画の修正に反映することができる【20%】
達成目標3
実験を遂行し、目標に掲げた課題をクリアすることができる【20%】
達成目標4
今までの結果や検討を集約して、発表することができる【20%】
達成目標5
今後に向けて、残された課題を抽出できる【20%】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
○
その他課題解決型学習
次世代のロボット(本授業では医療福祉ロボット・災害救助ロボット・人間型ロボット・マイクロロボット)などの課題や問題点を調査し、その解決に向けた研究を実験やシミュレーション等を通じて実践的に検討する。
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究の実験計画の再考
卒業研究Ⅰの発表会等で指摘された点やアドバイスを受けた部分に関して、当初立案した実験計画を再考する。 (予習復習各2時間)
第2回
実験計画に基づく実験の実施
再考された実験計画に基づき、実験を遂行する。 (予習復習各2時間)
第3回
実験の進捗状況の把握
計画通りに実験が遂行されているか、進捗状況を把握し、必要があれば実験計画を修正する。 (予習復習各2時間)
第4回
研究室内発表会
自分たちが遂行してきた研究を簡単にまとめて研究室内で発表会を行う。そのための準備を進めること。研究内容が近い研究テーマがあれば、班合同で発表会を行うのも良い。 (予習復習各2時間)
第5回
実験の遂行
研究室内発表会で指摘された点を改善するように実験計画を吟味し、実験を遂行する。 (予習復習各2時間)
第6回
研究背景の再調査
研究内容の社会的ニーズや必要性の検討は、研究内容の如何にかかわらず重要な要素となる。研究の背景を再度見つめなおし、もう一度、初心に戻って自分の研究の背景を再調査してみること。 (予習復習各2時間)
第7回
中間検討
当初の目的を解決するべく、実験等が進められているかどうか、また、必要なデータが得られているか検討する。 (予習復習各2時間)
第8回
実験等の改善
卒業論文に掲載するデータを詳細に検討し、抜けている部分が無いかよく調べる。場合よっては、実験をやり直すことも必要になるかもしれない。 (予習復習各2時間)
第9回
最終実験
そろそろ実験を終了し、まとめに入らなければならない。必要なデータが揃っているか良く検討して、必要があれば実験を繰り返すこと。 (予習復習各2時間)
第10回
卒業研究Ⅱのまとめ
ここまでの実験等で何が分かって、何が今後の課題なのかをまとめる。 (予習復習各2時間)
第11回
抄録原稿の執筆
研究内容を整理し、要点を的確にまとめながら卒業研究発表会で配布される抄録集に掲載する原稿を執筆する。 (予習復習各2時間)
第12回
発表練習
卒業研究発表会のための発表練習を行う。 (予習復習各2時間)
第13回
卒業研究発表会
学科で計画されたプログラムに従って、自らの研究内容を発表し、質疑応答を行う。 (予習復習各2時間)
第14回
卒業研究の総括
卒業研究発表会で質問された事項や指摘を受けた事柄について、追加実験や調査・検討等を行い、最終的には卒業論文を修正して完成版とする。 (予習復習各2時間)
課題等に対するフィードバック
毎週定例報告会を実施し、研究内容に関しての意見交換を行い、疑問点や問題になっている事に対して適宜指導を行う。
評価方法と基準
抄録原稿および卒業論文を提出し、卒業研究発表会で発表・質疑応答を行うことが最低限の義務である。最終的には、学科の卒業研究判定会議にて合否が決定する。
テキスト
卒業論文に関する指示された文献。学術論文を用いる場合もある。(卒業研究テーマによって異なる)
参考図書
卒業論文に関する指示された文献。学術論文を用いる場合もある。(卒業研究テーマによって異なる)
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「卒業研究Ⅱ」では、「卒業研究Ⅰ」で掲げた研究テーマとその目的に関して、さらに掘り下げた検討を行う。計画通りに研究が遂行されているか、当初の目的に沿った実験結果が得られているか等を勘案しながら研究を行い、最終的に卒業論文にまとめる。
履修登録前の準備
自分が得た実験結果に関して、他の研究機関からの報告が無いかどうか自ら進んで情報収集すること。
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