シラバス情報

授業コード
521028
オムニバス
科目名
触媒化学概論
科目名(英語)
Introduction to Catalyst Chemistry
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
火曜3限
対象学科
基_応用,基_環生
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
小池 隆司
教室
3-323
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
石油化学、ファンケミカルズ、環境・エネルギーなどの分野で触媒が関わる化学を概説する。とくに、有機化学を基盤とする分子性触媒を用いた物質変換や反応の制御に関して理解を深める。
達成目標1
環境触媒・合成触媒・光触媒などさまざまな触媒を説明できる。【30%】
達成目標2
多様な触媒作用を説明できる。【30%】
達成目標3
触媒を使った分子変換法やその制御法、メカニズムの考え方を説明できる。【40%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス
テキスト第一章を事前に読むこと(30分)
講義資料の復習(30分)
第2回
触媒反応の反応速度論
テキスト第三章を事前に読むこと(30分)
講義資料の復習(30分)
第3回
石油化学と工業触媒
テキスト第四・五章を事前に読むこと(1時間)
講義資料の復習(30分)
第4回
ファインケミカルズ合成触媒:不均一系
テキスト第六章を事前に読むこと(1時間)
講義資料の復習(30分)
第5回
ファインケミカルズ合成触媒:固体酸塩基触媒
テキスト第六章の該当箇所を事前に読むこと(30分)
講義資料の復習(30分)
第6回
ファインケミカルズ合成触媒:均一系
テキスト第七章を事前に読むこと(30分)
講義資料の復習(30分)
第7回
ファインケミカルズ合成触媒:遷移金属触媒
無機化学と有機化学の講義内容の振り返り(1時間)
講義資料の復習(30分)
第8回
ファインケミカルズ合成触媒:重合触媒
テキスト第七章の該当箇所を事前に読むこと(30分)
講義資料の復習(30分)
第9回
ファインケミカルズ合成触媒:不斉触媒反応
テキスト第七章の該当箇所を事前に読むこと(30分)
講義資料の復習(30分)
第10回
ファインケミカルズ合成触媒:有機分子触媒
有機化学の講義内容の振り返り(1時間)
講義資料の復習(30分)
第11回
環境触媒
テキスト第八章を事前に読むこと(30分)
講義資料の復習(30分)
第12回
エネルギー触媒
テキスト第九章を事前に読むこと(30分)
講義資料の復習(30分)
第13回
光触媒
テキスト第十章を事前に読むこと(30分)
講義資料の復習(30分)
第14回
講義全体の復習
テキストや講義資料を復習、理解不足なところを整理(1時間)


課題等に対するフィードバック
講義の最後に行う課題に関しては次回講義の冒頭で解説する。質問はFormsでも受け付けている。よい質問は講義内で共有する。
評価方法と基準
期末試験と講義内での課題などへの取り組み、発言、学修への積極性を総合的に評価するが、期末試験で30点以下の学生は講義にすべて出席していても不合格とする可能性がある。
テキスト
田中庸裕、山下弘巳『触媒化学 基礎から応用まで』講談社サイエンティフィック (2017)【ISBN-978-4-06-156811-2】
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
有機化学と無機化学の基礎的学びをもとに、触媒作用を基盤とする反応化学への理解を深める。反応式を自身でかけるようになることを目標とする。
履修登録前の準備
有機化学・無機化学・物理化学の基礎知識を総合的に使うため、該当講義の復習を行い準備する。