シラバス情報

授業コード
510622
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅱ
科目名(英語)
Graduation Thesis II
配当学年
4年
単位数
4.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
基_応用,基_環生
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
伴 雅人
教室
実務家教員担当授業
担当教員の伴は、研究室の研究分野に関する研究開発などの実務経験がある。その経験を活かし、実践的なテーマや実例を授業で扱っている。   
授業の目的と進め方
学生は、「卒業研究Ⅰ」で設定した研究テーマに関して指導教員から直接指導を受けながらさらに遂行する。その過程で、問題の発見から解決までの実際の方法を習得して集大成し、4年間の学業の締めくくりとして、卒業研究発表会にて発表することができるようになる。
達成目標1
自分が取り組む研究の進捗状況を客観的にとらえることができる。【10%】
達成目標2
その進捗状況を判断し、実験計画の修正に反映することができる。【10%】
達成目標3
実験を遂行し、目標に掲げた課題をクリアすることができる。【30%】
達成目標4
今までの結果や検討を集約して、発表することができる。【40%】
達成目標5
今後に向けて、残された課題を抽出できる。 【10%】
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究の実験計画の再考
卒業研究Ⅰの発表会等で指摘された点やアドバイスを受けた部分に関して、当初立案した実験計画を再考する。 
第2回
実験計画に基づく実験の実施 
再考された実験計画に基づき、実験を遂行する。 
第3回
実験の進捗状況の把握 
計画通りに実験が遂行されているか、進捗状況を把握し、必要があれば実験計画を修正する。 
第4回
研究室内発表会 
自分たちが遂行してきた研究を簡単にまとめて研究室内で発表会を行う。そのための準備を進めること。研究内容が近い研究室があれば、合同で発表会を行うのも良い。 
第5回
実験の遂行
研究室内発表会で指摘された点を改善するように実験計画を吟味し、実験を遂行する。 
第6回
研究背景の再調査 
実験ばかり行っていると、研究の背景が疎かになる傾向がある。もう一度、初心に戻って自分の研究の背景を再調査してみること。 
第7回
中間検討 
当初の目的を解決するべく、実験等が進められているかどうか、また、必要なデータが得られているか検討する。 
第8回
実験等の改善 
卒業論文に掲載するデータを詳細に検討し、抜けている部分が無いかよく調べる。場合よっては、実験をやり直すことも必要になるかもしれない。 
第9回
最終実験
そろそろ実験を終了し、まとめに入らなければならない。必要なデータが揃っているか指導教員と良く検討して、必要があれば実験を繰り返すこと。 
第10回
卒業研究Ⅱのまとめ 
ここまでの実験等で何が分かって、何が今後の課題なのかをまとめる。 
第11回
抄録原稿および卒業論文の執筆 
卒業研究発表会で配布される抄録集に掲載する原稿および卒業論文を執筆し、指導教員の添削を受ける。 
第12回
発表練習 
卒業研究発表会のための発表練習を行う。 
第13回
卒業研究発表会
学科で計画されたプログラムに従って、自らの研究内容を発表し、質疑応答を行う。 
第14回
卒業研究の総括 
卒業研究発表会で質問された事項や指摘を受けた事柄について、追加実験や調査・検討等を行い、最終的には卒業論文を修正して完成版とする。 


課題等に対するフィードバック
その都度、口頭にてフィードバックする。
評価方法と基準
抄録原稿および卒業論文を提出し、卒業研究発表会で発表・質疑応答を行う必要がある。学科の卒業研究判定会議を行った上で、達成目標の進捗状況および、抄録原稿、卒業論文、卒業研究発表会などの取組みや内容などを考慮し、それらの評価が60点以上で合格とする。
評価は、ルーブリックを用いて行う。
テキスト
指導教員が提示する。学術論文を用いる場合もある。 
参考図書
指導教員が提示する。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「卒業研究Ⅱ」では、「卒業研究Ⅰ」で掲げた研究テーマとその目的に関して、さらに掘り下げた検討を行う。計画通りに研究が遂行されているか、当初の目的に沿った実験結果が得られているか等を勘案しながら研究を行い、最終的に卒業論文にまとめる。 
履修登録前の準備
自分が得た実験結果に関して、他の研究機関からの報告が無いかどうか自ら進んで情報収集すること。