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教員名 : 細田 彰一
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授業コード
510905
オムニバス
科目名
エンジニアリングデッサン
科目名(英語)
Engineering Drawing
配当学年
2年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
火曜2限
対象学科
基_機械
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
細田 彰一
教室
製図室
実務家教員担当授業
細田彰一:株式会社INAXにて、水回り製品の使いやすさやユニバーサルデザインに関する商品企画、人間工学、プロダクトデザイン、セールスプロモーションに関する実務を担当した。
授業の目的と進め方
製品を企画・創造する場合、アイデアを迅速に他者に伝え理解を得るためには提案物の具体的なイメージを可視化する必要がある。本授業では可視化手法の一つである平面表現手法を修得することを目的とする。
本授業は、反転学習の形態をとる。授業の前に各種教材を用いた予習と課題制作を行い、授業時にはその課題のプレゼンテーション・講評・解説及び問題点の修正を行う。 達成目標1
デザイン提案に必須のスケッチ能力を身につける。【40%】
達成目標2
物の形を正確に分析・把握することができるようになる。【30%】
達成目標3
デザイン提案におけるビジュアル表現を身につける。【30%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
本授業のオリエンテーション及び観察眼と表現の力を確認するため、スケッチ課題を行う。
予習(1時間):履修登録前の準備を参照。
また、等角投影について、ネットなどで調べてくること。 第2回
投影法の基礎について演習を行う。
予習(2時間):投影法について指示された教材を閲覧し、課題を仕上げてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。 第3回
等角投影図の基礎について演習を行う。
予習(2時間):等角投影図について指示された教材を閲覧し、課題を仕上げてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。 第4回
等角投影・二次曲面の表現について演習を行う。
予習(2時間):二次曲面の表現について指示された教材を閲覧し、課題を仕上げてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。 第5回
等角投影・三次曲面の表現について演習を行う。
予習(2時間):三次曲面の表現について指示された教材を閲覧し、課題を仕上げてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。 第6回
等角投影・相貫体の表現について演習を行う。
予習(2時間):相貫体の表現について指示された教材を閲覧し、課題を仕上げてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。 第7回
総合課題1:等角投影
予習(2時間):等角投影の総合課題及び透視図法について指示された教材を閲覧し、課題を仕上げてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。 第8回
透視図法の基礎
予習(2時間):透視図法・空間の中のオブジェクトの配置について指示された教材を閲覧し、課題を仕上げてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。 第9回
透視図法・空間の中のオブジェクトの配置1
予習(2時間):透視図法・オブジェクトの回転及び人物などの合成について指示された教材を閲覧し、課題を仕上げてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。 第10回
透視図法・空間の中のオブジェクトの配置2
予習(2時間):観察スケッチについて指示された教材を閲覧し、課題の下書きをしてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。 第11回
総合課題2:プロダクトの観察スケッチの制作1
予習(2時間):観察スケッチについて指示された教材を閲覧し、課題の下書きをしてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。スケッチの練習を行うこと。 第12回
総合課題3:プロダクトの観察スケッチの制作2
予習(2時間):観察スケッチについて指示された教材を閲覧し、課題の下書きをしてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。 スケッチの練習を行うこと。 第13回
総合課題4:プロダクトの観察スケッチの制作3
予習(2時間):観察スケッチについて指示された教材を閲覧し、課題の下書きをしてくること。
復習(1時間):理解を深めるために、問題点を復習すること。 第14回
総合課題の講評を行う。
予習(2時間): 指摘された問題点を修正した総合課題を仕上げ、プレゼンテーションできる準備をしておくこと。
課題等に対するフィードバック
提出物に対して適宜、講評会を行い、改善へのアドバイスを行う。
評価方法と基準
提出課題にて評価する(毎回課題あり。提出点は0点。課題の妥当性のみで評価。提出遅れは遅れ時間に比例して減点する)。
60点以上を合格とする。 テキスト
『機械製図 』実教出版(機械要素・製図基礎と同じ) ISBN-13: 978-4407202359
『プロダクトデザインのためのスケッチワーク』増成 和敏 オーム社 ISBN-13: 978-4274069284 参考図書
●『デザインのためのパースの授業』Spencer Nugent ビー・エヌ・エヌ ISBN-13: 978-4802512787
○『スコット・ロバートソンのHow to Draw』Scott Robertson ボーンデジタル ISBN-13: 978-4862462268 科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
機器設計の製品企画における最初期段階であるイメージの可視化手法のうち、もっとも早く、コストのかからない平面表現を身につける。設計の上流段階で示される平面イメージは、開発の指針を定めるのに有用である。1学年時の「機械要素・製図基礎」、「実用機械製図」における図面表現を前提に、概念設計能力や表現の幅を広げてゆく。
履修登録前の準備
一年の「実践機械製図」の内容を理解の上、任意の立体物を第三角法で製図できるようになっておく。
美術館や絵画展の鑑賞及び製品の展示販売店舗へ行き、商品知識を身につける。現地に行けない場合は、ネットでの閲覧などでも良い。 スケッチに苦手意識を持つ場合、履修登録を熟考する。 一年で用いた製図用具一式、50cmアクリル定規、30cm三角定規、アイソメ 用楕円定規(2回目以降)、マーカー、ミリペン、A4コピー用紙 |