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教員名 : 高野 高
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授業コード
520307
オムニバス
科目名
デザイン概論
科目名(英語)
Introduction to Product Design
配当学年
2年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
月曜3限
対象学科
基_機械
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
高野 高
教室
5-601
実務家教員担当授業
担当教員の髙野は、インハウスデザイナー、デザイン受託制作会社を経てフリーランスに至る業務においてプロダクト、グラフィック、ブランディング、デジタルコンテンツなど広範囲な領域のデザイン実務に携わってきた。その間、エンジニアやコンサルタントなどとの協業も多く経験し、国内外のデザイン賞も多く受賞している。これらの知識と体験を活かしながら、分かりやすくデザインの手法やその意義を授業内でレクチャーしている。
授業の目的と進め方
デザインは単に外見や色を決めることだけではなく、誰にでも平等に豊かさをもたらし、よりよい人間社会をつくり出すことを目標とした活動である。この授業ではデザイン実務の体験や「良いデザイン」の知識習得等を通して、デザインとは何かを学ぶ。
達成目標1
○企画、デザインのプロセスとその意義が説明できること 【33%】
達成目標2
○より良いデザインを目指した立案が実践できること。 【33%】
達成目標3
○デザインリテラシーを修得すること。【33%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
○デザインとは?
○現代デザインの世界/ カテゴリー別のデザインを概観、考察 ○デザインカテゴリーの理解を確実にしておく。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第2回
○デザイン体験:プロダクトデザイン
○デザインプロセスについて ○課題出題 ○次回までに課題の予備調査をしておくこと
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第3回
○デザイン体験:プロダクトデザイン
○課題制作作業:プロセス1,2 ○次回までにプロセス1,2を完了させておくこと。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第4回
○デザイン体験:プロダクトデザイン
○課題制作作業:プロセス3,4〜提出 ○提出が間に合わなかった場合は次回までに完成させること。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第5回
○デザインリテラシー:グッドデザイン
○「良い」デザインとは? ○グッドデザイン10ヶ条 ○講義内容の理解を確実にし、のちの課題に応用すること。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第6回
○デザイン体験:コミュニケーションデザイン
○実例考察 ○課題出題〜制作作業:プロセス1,2 ○次回までに必要資料などを用意しておくこと。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第7回
○デザイン体験:コミュニケーションデザイン
○課題制作作業:プロセス3,4 ○次回の提出期限に間に合うよう準備しておく。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 第8回
○デザイン体験:コミュニケーションデザイン
○課題制作作業:プロセス5〜提出 ○指定期日までに提出。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第9回
○ デザインリテラシー:美しいデザインとは
○デザイン思考:コンセプト作成法、デザイン発想法 ○講義内容の理解を確実にし、のちの課題に適応すること。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第10回
○ デザインリテラシー:ユニバーサルデザイン、エコデザイン
○資料配布〜実例考察 ○講義内容の理解を確実にし、のちの課題に適応すること。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第11回
○デザインリテラシー:ブランディング
○ブランディングの重要性〜実例考察 ○ブランディングの理解を確実にしておく。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第12回
○デザインリテラシー:ブランディング
○日工大のブランディング ○ブランディングの理解を確実にしておく。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第13回
○デザイン体験:総合課題
○12回目までの授業内容を総合的に含んだ課題を出題 〜制作作業 ○次回の提出期限に向け、課題を概ね完成させる。
○不明な箇所は次回の質問事項として準備しておくこと。 (30分〜) 第14回
○デザイン体験:総合課題
○課題制作作業〜提出 ○これまでの全講義内容を今後の学業、生活において応用し役立てていくこと
課題等に対するフィードバック
提出された課題はできる限り速やかに添削し原則、次の授業で返却する。
必要な場合は添削箇所を修正し再提出すること。再提出は授業期間中何回でも可能。 評価方法と基準
○課題100%。合計平均得点60点以上を合格とする。
○「平常点」も考慮する。具体的には授業内で説明する。 ○コピペ(剽窃)が発覚した場合、例外なく当課題を0点とする。 テキスト
授業時間内に適宜配布する
参考図書
○JIDA「プロダクトデザインの基礎」編集委員会 『プロダクトデザインの基礎』ワークスコーポレーション
ISBN-10: 486267173X 科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
ユーザー視点からの考えをめぐらし、より客観的で価値あるものづくりの思想の理解および環境への配慮や資源の有効利用など生産サイドからの判断などをも理解・実践できる能力を身につけていくことが当該学科での位置づけとなる。
履修登録前の準備
■最低限、以下の画材を用意のこと
○A4サイズ程度のクロッキー帳またはスケッチブック。無地のノートなどでも可 ○スケッチに適した濃いめの筆記具(B以上の鉛筆、黒の水性ボールペンなど) ■参考図書を一読しておくことが望ましい。, |