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教員名 : 石川 貴一朗
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授業コード
520597
オムニバス
科目名
知能化モビリティⅥ
科目名(英語)
Intelligent Mobile Robotics VI
配当学年
3年
単位数
1.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
集中講義
対象学科
基_機械
コース
科目区分
カレッジマイスタープログラム
必選の別
選択科目
担当者
石川 貴一朗、小﨑 美勇
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
「知能モビリティ」は、屋内・屋外を自律移動するモビリティシステムの企画・設計・製作・実験を一貫して行うことで、従来の機械工学の範囲に留まらない分野横断的な専門知識を修得することを目的とする。本科目では、実フィールドにおける運用実験を通して、実験室内では想定できない現実の問題について、柔軟に対処法を検討し、指導的立場で対処していくことで、実践的エンジニアとしての能力を身に着ける.
達成目標1
実験における危険性を予測することができる。(30%)
達成目標2
チームリーダとして実験計画を立てることができる。(40%)
達成目標3
現場で起きる課題について、臨機応変に対処できる。(30%)
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
○
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス、実験計画
つくばチャレンジの実験走行会に向けて、必要となる資機材の準備をしておくこと(2時間)
実験計画に基づいて入念な準備をしておくこと(2時間) 第2回
フィールドの調査
調査手順について確認しておくこと(1時間)
フィールド内の危険個所をよく把握しておくこと。(1時間) 第3回
つくばチャレンジ実験走行の準備
役割分担を決め、実験予定について発表資料を作成しておくこと(1時間)
指摘箇所を修正し、実験に使う機材の整備をしておくこと(3時間) 第4回
つくばチャレンジ実験走行
実験手順について確認しておくこと。ロボットの各部ネジの緩み等ないか確認しておくこと。安全管理者の役割配置を再度確認しておくこと。非常停止スイッチを押す条件を確認しておくこと。(3時間)
実験結果についてまとめ、問題点を整理しておくこと。(2時間) 第5回
実験内容の報告会
実験内容について、発表資料を作成しておくこと(2時間)
他チームの実験内容と合わせて課題点をまとめておくこと(2時間) 第6回
課題対策案の検討とディスカッション
問題個所と対策案を考え、発表資料を作成しておくこと。(2時間)
ディスカッションした結果についてまとめておくこと。(2時間) 第7回
実験結果の発表、対策案の検討とディスカッション
発表資料を作成しておくこと。問題個所と対策案を考えておくこと。(2時間)
ディスカッションした結果についてまとめておくこと。(2時間) 第8回
システムの改良
要改善箇所の優先順位を考えておくこと。(1時間)
改善が必要な個所がないか、再度確認しておくこと。(1時間) 第9回
つくばチャレンジ実験走行
改良点の有効性の確認 実験手順について確認しておくこと。ロボットの各部ネジの緩み等ないか確認しておくこと。安全管理者の役割配置を再度確認しておくこと。非常停止スイッチを押す条件を確認しておくこと。(3時間)
実験結果についてまとめ、問題点を整理しておくこと。(2時間) 第10回
実験結果の発表、課題箇所に対する対応策の検討と改良
報告資料を作成しておくこと。問題個所と対策案を考えておくこと。(2時間)
改善点を確認し、担当を割り当てておくこと。(2時間) 第11回
本走行実験前の最終確認
必要な実験計画を立てておくこと。(2時間)
懸念事項をチーム内で話し合っておくこと。ロボットの各部に緩み等ないか確認しておくこと。(3時間) 第12回
本走行実験
ロボットの安全を確認しておくこと。出走順を再度確認し、手順を確認しておくこと。(2時間)
結果についてまとめ、改善点を洗い出しておくこと(1時間) 第13回
製作したロボットについてまとめる。改善すべき箇所をまとめる。
本走行実験を振り返り、課題点をまとめておくこと。(2時間)
実験結果、ロボットの改善点を報告書にまとめること。(3時間) 第14回
走行実験結果の発表
実験全体を通して、当初計画との実際の差異について、その原因を追究し、発表資料を作成しておくこと。(3時間)
指摘箇所を確認しまとめておくこと。(1時間) 課題等に対するフィードバック
取り組みにおける進捗状況について個別の講評し、より良い方向へと進められるよう、不足している点や改善すべき点などを具体的にアドバイスする。
評価方法と基準
平常点(30%)、製作物の性能(30%)、発表(40%)により総合的に評価する。60%以上を合格とする。
テキスト
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参考図書
上田隆一 詳解 確率ロボティクス pythonによる基礎アルゴリズムの実装【ISBN978-4-06-517006-9】
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
機械工学の範囲にとどまらず、電気工学、ソフトウェア設計、AI開発など分野横断的に学ぶことで、現代社会で求められる幅広い技術視野を持ったエンジニアを育てる。
履修登録前の準備
知能化モビリティVで実施した内容を整理し、目標を定めておくこと。
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