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教員名 : 望月 典樹
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授業コード
521077
オムニバス
科目名
学科探求セミナー
科目名(英語)
Academic Exploration Seminar
配当学年
1年
単位数
1.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
水曜3限
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
望月 典樹、中里 裕一、田村 仁、櫛橋 康博、滝田 謙介、樋口 勝、安原 鋭幸、宮川 豊美、大久保 友幸、山縣 広和
教室
3-325、3-224、3-225、3-226、3-227、8-201、18-101、E21-101
実務家教員担当授業
望月:大手企業およびベンチャー企業でのシステム開発経験を基に、工学の楽しさと重要性を直感的に理解できるよう授業を行う。
滝田:組込システム・制御回路設計等の開発経験を活かして、システム設計・実装に関する実践的なテーマを扱う。 大久保:通信機・電気部品メーカーにおける製品組込開発の実務経験もとに、アドバイスを行う。 授業の目的と進め方
本授業は、ロボティクスの魅力を理解し、大学の専門教育に対する期待と展望を高めることを目的とする。研究紹介や研究室訪問、キャリア講演会を通じて、情報を収集・分析する能力を養う。また、多様なロボティクス技術に触れることで、将来の進路目標を考え直し、自己の学習目標を再設定する。授業は基本的に全体で実施するが、授業内でグループに分かれる場合もある。キャリア講演会は全体で実施する。
達成目標1
ロボティクス分野の研究や技術に対する理解を深め、社会や産業との関連性を説明することができる。【30%】
達成目標2
研究や技術について情報を効果的に収集し、それを分析することができる。【20%】
達成目標3
将来の職業目標を明確にし、進路に関する具体的な計画を立てることができる。【10%】
達成目標4
進路に基づいて、現行の学修目標を見直し、必要に応じて再設定することができる。【10%】
達成目標5
自律的に学習を進める姿勢を持ち、継続的に学び続ける意欲を持つことができる。【30%】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
○
グループワーク
○
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
○
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス
【予習】ロボティクス分野の技術について広く調査しておく。(100分)
【復習】興味のあるロボティクス分野の技術について考えておく。提示された課題に取り組む。(100分) 第2回
履修指導
【予習】専門科目のシラバスに目を通しておく。(100分)
【復習】授業とロボティクス分野の技術の関連性について考えておく。(100分) 第3回
研究紹介1:先端メカトロニクス(宮川)
機構設計の基本的な流れとアクチュエータ技術について考える 【予習】先端メカトロニクス研究室の研究室紹介(大学HP or 研究室HP)に目を通しておく。(100分)
【復習】先端メカトロニクスについて学んだ内容を整理しておく。提示された課題に取り組む。(100分) 第4回
医療福祉ロボットを調査し話し合おう(中里 裕一)
講義 ・医療や福祉で求められるロボットの要件 ・陥りやすい間違い ・心理的サポート ・社会的な側面 グループワーク ・WEBによる医療福祉機器の調査 ・特徴、利点/問題点の抽出 ・レポート作成 グループフォトによる発表 【予習】医療福祉ロボットに関してのマスメディア報道を調べておく事。(100分)
【復習】他班の発表内容と自グループとの違いを中心に整理し、話し合っておくこと。(100分) 第5回
研究紹介3:ロボット機構設計(樋口)
【予習】ロボット機構設計研究室の研究室紹介(大学HP or 研究室HP)に目を通しておく。(100分)
【復習】ロボット機構設計について学んだ内容を整理しておく。提示された課題に取り組む。(100分) 第6回
研究紹介4:先端材料工学(安原)
-「夢の材料」について語ろう- 【予習】先端材料工学研究室の研究室紹介(大学HP or 研究室HP)に目を通しておく。ロボット用材料として必要な要件をリストアップする。(100分)
【復習】授業で新しく得られた知識を整理し、提示された課題に取り組む。(100分) 第7回
研究紹介5:フィールドロボティクス(櫛橋)
林業用ロボットの開発事例をヒントにユーザーを中心とした設計に挑戦してみよう(講義の後、グループディスカッション) 【予習】例えばSDGsに関わることなど、人間が個人、社会のレベルで直面している問題点について調べておく。(100分)
【復習】調査し、グループディスカッションした内容を整理しておく。提示された課題に取り組む。(100分) 第8回
研究紹介6:ウォーターロボティクス研究室(山縣)
【予習】ウォーターロボティクス研究室の研究室紹介(大学HP or 研究室HP)に目を通しておく。(100分)
【復習】ウォーターロボティクス研究室について学んだ内容を整理しておく。提示された課題に取り組む。(100分) 第9回
研究紹介7:知能システムデザイン(大久保)
知的システム工学からバリアフリーとカラーバリアフリーを考える 【予習】知能システムデザイン研究室の研究室紹介(大学HP or 研究室HP)に目を通しておく。(100分)
【復習】知能システムデザインについて学んだ内容を整理しておく。提示された課題に取り組む。(100分) 第10回
研究紹介8:ロボットビジョン(田村)
「カメラでナニかを測ってみよう.」 入力した画像から「甘さ」「強さ」「賢さ」などいろいろな量を測る方法を考えてみましょう.生成AIに実際にその方法の指示を与えてみて,とある画像からちゃんとその量が測れるか確かめてみましょう. 【予習】ロボットビジョン研究室の研究室紹介(大学HP or 研究室HP)に目を通しておく。(100分)
【復習】ロボットビジョンについて学んだ内容を整理しておく。提示された課題に取り組む。(100分) 第11回
研究紹介9:IRTシステム(滝田)
「ヒトとロボットの係わり -ロボットの知能化とは?-」 【予習】IRTシステム研究室の研究室紹介(大学HP or 研究室HP)に目を通しておく。(100分)
【復習】IRTシステム研究室について学んだ内容を整理しておく。提示された課題に取り組む。(100分) 第12回
研究紹介10:人工世界実装(望月)
−ロボティクスとVRの関係について考えてみよう− 【予習】人工世界実装研究室の研究室紹介(大学HP or 研究室HP)に目を通しておく。(100分)
【復習】人工世界実装研究室について学んだ内容を整理しておく。提示された課題に取り組む。(100分) 第13回
キャリア講演会(外部講師)
【予習】将来どのような仕事に就きたいか考えておく。(100分)
【復習】講演会で聞いた内容を整理し、提示された課題に取り組む。(100分) 第14回
研究室訪問
【予習】ロボティクス分野の研究や技術が、社会や産業にどのように関連しているか振り返っておく。(100分)
【復習】専門科目で学ぶ内容が社会でどのように役立つか整理しておく。提示された課題に取り組む。(100分) 課題等に対するフィードバック
提出された課題で誤りが多かった場合、必要に応じて各担当教員が解説を行う。
評価方法と基準
授業で出された課題および授業での取り組み姿勢をもとに総合的に評価する。評価点が60点以上を合格とする。
テキスト
適宜資料を配付する。
参考図書
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科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
ロボティクス技術への興味を喚起し、専門教育への期待を高める入門科目である。研究紹介や研究室訪問、キャリア講演会を通じて、情報収集・分析の技能を修得することを促進する。また、多様な技術に触れることを通じて、自身の将来の職業目標や学修目標を再考する機会を提供し、自律性と継続的な学修への意欲を強化する。
履修登録前の準備
ロボティクス学科に入学した理由を思い出し、授業や研究との関連性について考えておくこと。
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