シラバス情報

授業コード
510653
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅰ
科目名(英語)
Graduation Thesis I
配当学年
4年
単位数
4.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
木許 雅則
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
卒業研究は各自が設定した課題に対して、これまでに蓄積した勉学の成果の全てを結集して自主的に取り組むものであり、大学生生活の締めくくりである。「卒業研究I」では研究課題を設定し、研究を進め、各研究室での発表や、中間報告書の作成を通じて、社会に出てからの実務的課題の処理能力を育成することを目的とする。また、工学的な物の考え方を、研究というプロセスを通して身に付けることを目的とする。
達成目標1
文献調査など研究課題の位置づけを設定し、自分のテーマを説明する事ができる【20%】
達成目標2
研究室での発表などを通じて、プレゼンテーションすることができる 【20%】
達成目標3
中間報告書の作成により、読む人を納得させる、分かりやすい文章を書くことができる 【20%】
達成目標4
工学的な物の見方、考え方、実務遂行のプロセスを実行できる 【20%】
達成目標5
指導教員、研究室のメンバーとディスカッションしながら、自主的に研究を遂行できる 【20%】
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
学術情報を深く入手しつつ、研究テーマについて3年次の「ゼミ」に引き続き検討する
卒業研究を始めるに当たり、図書館での学術論文取得方法について把握し、研究室で可能な研究について把握し、研究テーマについて教員とディスカッションする事(3時間)
第2回
卒業研究テーマの模索
研究を進めるに当たり、その研究分野で用いられる用語やその意味について調査しておくこと(3時間)
自分の実施する研究について深く調査し。研究テーマについて教員とディスカッションする事(3時間)
第3回
卒業研究テーマの決定
担当教員との相談により、これまでの調査から、卒業研究テーマを決定し、プレゼンできるように準備する事(6時間)
第4回
卒業研究テーマのプレゼンテーション
決定した卒業研究テーマを研究室でプレゼンテーションをおこなう準備をする(3時間)
プレゼンテーションで指摘を受けた部分について熟考し、修正などを行う(3時間)
第5回
研究課題に取り組むための研究計画の立案
テキストや参考書、学術論文などを参考に、過去の従来研究などを比較し、各自の研究テーマの位置づけを確認すること(3時間)
これからの研究計画について立案し、教員とディスカッションする事(3時間)
第6回
実験装置の制作やソフトウエアの作成など研究手段の洗い出し
実験装置やソフトウエアの作成環境などの研究課題遂行のために必要な研究設備について、担当教員と議論しながら洗い出す事(6時間)
第7回
実験装置の制作、ソフトウエアの作成など研究手段の整備
研究課題遂行のために必要な研究設備について、担当教員と議論しながら整備する事(6時間)
第8回
実験装置の制作、ソフトウエアの作成など
実験装置の制作やソフトウエア作成環境を構築する(6時間)
第9回
実験、コンピュータ・シミュレーションの実行開始
研究を進めるために文献調査などを行いつつ、実験データやシミュレーションデータの取得を開始する(6時間)
第10回
実験、コンピュータ・シミュレーションの継続
引き続き文献調査などを行いつつ、実験データやシミュレーションデータの取得を行うこと。得られた結果について担当教員と議論しながら、研究課題を推し進めること(6時間)
第11回
実験、コンピュータ・シミュレーションなどの発展
中間報告書の作成を意識しながら、実験データやシミュレーションデータの取得を行い、得られた結果について担当教員と議論しながら研究を推し進めること(6時間)
第12回
実験結果、コンピュータ・シミュレーション結果の整理
実験データやシミュレーションデータをまとめ、得られた結果について担当教員と議論しながら、研究を推し進める(6時間)
第13回
研究の総括、および、中間報告書の作成
指導教員と議論のもと、得られた取得データを纏めつつ、中間報告書を作成すること (6時間)
第14回
研究の総括、および、中間報告のプレゼンテーション
中間報告書作成の過程で、実験、シミュレーション等を通して得られた結果を見直し、最終的にプレゼンテーションをおこなう準備をする (6時間)


課題等に対するフィードバック
中間報告書等の提出物については、適宜添削を行い返却する。内容を良く確認し、報告書の作成に活かすこと。また、研究指導を通して卒業研究に対するフィードバックを行う。
評価方法と基準
指導教員による日常の研究活動の評価が60%以上の目標達成と認められ、かつ、中間報告書の提出により合格と認められる場合に、本科目をC評価以上とする。成績評価にはルーブリックを活用する。
テキスト
テキストは各指導教員により指示される。
参考図書
参考書は各指導教員により指示される。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
カリキュラムポリシーの企画力、問題発見能力と解決能力、プレゼンテーション能力、協働力、そして、課題に対して能動的に取り組む力を養うための科目に対応します。
履修登録前の準備
3年次までの学修全てが準備学修となるため、所属する研究室の研究テーマに関連する科目を復習しておくこと。