シラバス情報

授業コード
510858
オムニバス
科目名
データサイエンスプログラミングⅠ
科目名(英語)
Data Science Programming I
配当学年
1年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
水曜3限、水曜4限
対象学科
先_データ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
松浦 隆文、佐藤 進也、伊藤 暢彦
教室
PBL演習室、情報処理演習室1、情報処理演習室2
実務家教員担当授業
担当教員の佐藤,伊藤は企業の研究所においてソフトウェア開発の実務経験がある。その経験を活かして,研究開発に必要な基本的なプログラミング技術と実際について講義する。
授業の目的と進め方
この授業では、巨大なデータを分析するのに必要不可欠なコンピュータプログラミングの基礎的な技術を修得する。プログラミング言語のうちC言語について、変数。演算式、条件分岐、制御構文などの知識を修得したり、実習を通して基本的な操作を修得する。修得したプログラミング技術を使って基礎的なアルゴリズムをコンピュータプログラムとして実現できるようになることを目的とする。
達成目標1
C言語の変数の型と演算について説明できる。【20%】 
達成目標2
C言語の分岐構造について説明できる。【20%】 
達成目標3
C言語の繰返し構造について説明できる。【20%】 
達成目標4
C言語の関数の使い方,関数の動作を説明できる。【20%】 
達成目標5
問題を解決するアルゴリズムをC言語でプログラム記述ができる。【20%】 
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
プログラミングとは
C言語ができる環境をノートPCに構築しておくこと。
構築した環境において,プログラムを実行し,動作することを確認しておくこと(2時間).
第2回
プログラムの基本構造
テキストの第1章について予習し,演習を行うこと(2時間).
第3回
変数の型と演算子
テキストの第2章について予習し,演習を行うこと(2時間)
第4回
条件分岐I (if文,if〜else文,if〜else if〜else文) 
テキストの第3章p.41-p.55について予習し,演習を行うこと(2時間)
第5回
条件分岐II (条件演算子,論理演算)
テキストの第3章p.56-p.69について予習し,演習を行うこと(2時間) 
第6回
繰返し処理I (while文)
テキストの第4章p.72-p90について予習し,演習を行うこと(2時間) 
第7回
繰返し処理II (for文)
テキストの第4章p.90-p.95について予習し,演習を行うこと(2時間)  
第8回
繰返し処理III (多重ループ)
テキストの第4章p.96-p.107について予習し,演習を行うこと(2時間)  
第9回
配列I (一次元配列)
テキストの第5章p.110-p.123について予習し,演習を行うこと(2時間)  
第10回
配列II (多次元配列)
テキストの第5章p.124-p.129について予習し,演習を行うこと(2時間)  
第11回
探索アルゴリズム (線形探索,二分探索)
線形探索,二分探索について事前に学習しておくこと(2時間)
第12回
ソートアルゴリズム (選択ソート,バブルソート)
選択ソート,バブルソートについて事前に学習しておくこと(2時間)
第13回
課題プログラムの作成I:(ナップサック問題において解を構築するために,貪欲法を理解しC言語で実装する.)
ナップサック問題がどのような問題か事前に学習しておくこと.
第14回
第14回:課題プログラムの作成II:(ナップサック問題において解を改善するために,交換法を理解しC言語で実装する.)
ナップサック問題に対する交換法を事前に学習しておくこと(2時間).


課題等に対するフィードバック
課題については、授業内で解説の時間を設ける。 
評価方法と基準
平常点(20点)と期末試験(80点)の合計により成績評価を行う。
60点以上をC評価以上とする。 
テキスト
柴田 望洋  『新・明解C言語 入門編 第2版』 ソフトバンククリエイティブ(2021年) [ISBN-13: 978-4-8156-0979-5] 
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
プログラミングを学ぶ最初の授業である。手続をC言語で記述するとともに、コンパイル、リンク、実行、デバッグのプロセスを通じてソフトウェア開発の流れについて初歩的な理解をする。またアルゴリズムについての初歩的概念についても理解し、秋学期のより高度なプログラミング学習へのステップとする。 
履修登録前の準備
ノートPCを用意し、開発ツール(Visual Studio等)のインストールをできるだけ速やかに終えるようにすること。