シラバス情報

授業コード
511000
オムニバス
科目名
データサイエンスプロジェクトⅢ
科目名(英語)
Data Science Project III
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
木曜1限、木曜2限
対象学科
先_データ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
粂野 文洋、山地 秀美、吉野 秀明、大宮 望
教室
PBL演習室、1-355、2-178
実務家教員担当授業
担当教員の粂野は情報システムに関する研究開発や市場データ分析の実務経験、吉野は通信システムに関する研究開発等の実務経験、大宮は情報システムに関する設計、開発等の実務経験をそれぞれ有している。
授業の目的と進め方
システムの要求分析・設計・実現・評価をする能⼒はソフトウェア技術者にとって必要不可⽋である。近年で
はデータ処理や分析も重要なテーマとなっている.本演習では、こうした技能をプロジェクト形式の演習で
⾝につけることを⽬的としている。進め⽅としては外部の顧客が抱えている諸課題や顧客役の教員から出さ
れた実課題等にプロジェクト形式で取り組む。外部の顧客には協定を締結している団体や共同研究を実施する企業等もあり、こうした組織が抱えているデータ分析課題の解決もテーマとして含まれている。
達成目標1
外部の顧客が抱えている諸課題や顧客役の教員から出された実課題等に対し、教員の指導のもと、以下のいずれかの業務に関する計画を⽴て、遂⾏できる【50%】。
・要求の分析・理解、システム設計
・実データの内容理解、分析手法の策定
達成目標2
以下のいずれかの作業をプロジェクト形式で遂行し、その進捗を的確に管理できるようになる【50%】。
・要求の分析・理解、システム設計
・実データの内容理解、分析手法の策定
達成目標3
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
外部の顧客が抱えている諸課題や顧客役の教員から出された実課題等に対し、教員の指導のもと、その業務を遂行する計画を⽴て、遂⾏する。 

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンスおよびプロジェクトテーマ説明
配布したプロジェクトテーマ資料をよく読み、チー
ム名、チームメンバー、希望プロジェクトテーマを
決めておくこと(1〜2時間) 
第2回
割り当て発表、プロジェクトテーマ詳細説明
割り当てられたプロジェクトテーマに対し、実施計
画の⽴案を検討しておくこと(1〜2時間)
第3回
実施計画案の策定およびマナー講座
演習内で検討しきれなかった実施計画について検討
を進めておくこと(1〜2時間) 
第4回
技術調査 
計画遂⾏にあたって必要なツールや技術に関する調
査を引き続き⾏うこと(1〜2時間) 
第5回
技術的観点からの⾒直し
技術的観点から計画に問題がないかをレビューし、
計画を修正できるようにしておくこと(1〜2時間) 
第6回
実施計画案初版の作成 
演習内で作成しきれなかった箇所について作成作業
を進めておくこと(1〜2時間) 
第7回
実施計画書の作成
演習内で作成しきれなかった箇所について作成作業
を進めておくこと、教員に説明できるようにしてお
くこと(1〜2時間)
第8回
実施計画書発表・レビュー
指摘された事項に関して修正を⾏い、プロジェクト
を開始できるようにしておくこと(1〜2時間)
第9回
プロジェクト開始
プロジェクトを開始した後、計画に無理がないかを
メンバー間で確認しあっておくこと(1〜2時間)
第10回
プロジェクト進捗チェック
計画に無理がないか、リスクとしてどのようなもの
があるかをメンバー間で検討しておくこと(1〜2時
間)
第11回
プロジェクト進捗報告
進捗報告に基づき、中間報告内容についてメンバー
間で検討しておくこと(1〜2時間)
第12回
プロジェクト中間報告内容の検討
中間報告の資料や準備の分担等についてメンバー間
で検討しておくこと(1〜2時間) 
第13回
プロジェクト中間成果報告会準備 
中間成果報告会の練習をしておくこと(1〜2時間)
第14回
プロジェクト中間成果報告会
指摘された事項を踏まえ、「データサイエンスプロジェクトⅣ」に向けて計画の修正をしておくこと(1〜2時間)


課題等に対するフィードバック
プロジェクトの進捗状況に対して指導を⾏う
評価方法と基準
担当指導教員による指導評価結果(演習への取り組み姿勢等も含む)、中間報告会の発表内容あるいは演習の最終成果で評価する。
「C」以上の評価を得るためには、この評価において,60%以上の評価を得ることが求められる。
テキスト
テキスト、参考書は各指導教員により指⽰される。学術論⽂がテキスト、参考書に相当する場合もあ
る。⾃ら進んで情報を収集する事が求められる。
参考図書
テキスト、参考書は各指導教員により指⽰される。学術論⽂がテキスト、参考書に相当する場合もあ
る。⾃ら進んで情報を収集する事が求められる。 
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「データサイエンスプロジェクトⅣ」と合わせて、情報システム開発、組み込みシステム開発、データ分析に関連する科⽬をプロジェクト型開発で実践し、システム開発またはデータ分析に必要な技能をより⾼く実践的なレベルに引き上げることを狙いとしている。各系の必修科⽬である。 
履修登録前の準備
2年時までの学科専⾨科⽬(特に必修科⽬)を復習しておくこと。