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教員名 : 山口 剛
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授業コード
520825
オムニバス
科目名
学習心理学
科目名(英語)
Learning Psychology
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
火曜1限
対象学科
基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ
コース
科目区分
教職科目
必選の別
教職科目
担当者
山口 剛
教室
5-601
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本科目は、教職課程を履修している学生のみ履修・受講可能である。
学生が将来に、(1)教員として効果的な授業を実施するために、学習者の特徴とその理論を理解することを目的とする。また、(2)教員として児童・生徒と適切に接するために、青年期および中等教育の生徒の発達を理解することも目的とする。 レポートの作成・提出はTeamsで実施する予定で、評価のフィードバックもTeamsで閲覧可能となる予定である。そのため、初回の授業に出席し、履修の意志を示して、 Teamsのメンバーとなる必要がある。 達成目標1
心身の発達について、ヒトの各発達段階の特徴、およびヒトの様々な心理機能の変化について自身の言葉で正確な説明ができる。【25%】
達成目標2
ヒトの学習と学習行動が喚起、より複雑な知識の獲得、さらに授業方法と評価方法および学級運営について、自身の言葉で正確な説明ができる。【25%】
達成目標3
そして、本科目を通して学修したことをどのように教育に活かすことができそうか、自分自身の考えを明確に記述することができる。【50%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
○
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
イントロダクション(半期の流れ、授業の形式、授業目標の確認)
予習: 教職課程を履修しているのか確認し、受講する時間を決める
復習: テキスト序章を読んで、学習心理学や教育心理学がどのような学問かまとめる(0.5時間) 第2回
グループワークの方法(カウンセリングマインドとアクティブラーニングの考え方による諸手法)
予習: これまでに経験してきた授業形態について振り返りまとめる(1時間)
復習: ペアワークやグループワークでの工夫や注意点に関わる心理現象を確認し、練習する(1時間) 第3回
心理学からみたヒトの発達1(基礎知識の習得)
予習: テキスト序章+第1部(第1章から第5章)を読んで、授業資料参照し、課題に取り組む(2時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことについて、感想や疑問点を文章として記録する(2時間) 第4回
心理学からみたヒトの発達2(基礎知識の説明と教育実践への応用)
予習: 前回学んだことから、理解が不十分だと思われる部分を中心に再学習する(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第5回
心理学からみたヒトの発達3(理解の深化と教育実践への応用の議論)
予習: 前回学んだことから、理解が不十分だと思われる部分を中心に再学習する(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第6回
心理学からみたヒトの発達4(議論による理解の深化と意見の共有)
予習: 前回学んだことから、理解が不十分だと思われる部分を中心に再学習する(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第7回
心理学からみたヒトの学習と教育実践1(基礎知識の習得)
予習: テキスト第2部(第6章から第11章)を読んで、授業資料参照し、課題に取り組む(2時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことについて、感想や疑問点を文章として記録する(2時間) 第8回
心理学からみたヒトの認知と教育実践2(基礎知識の説明と教育実践への応用)
予習: 前回学んだことから、理解が不十分だと思われる部分を中心に再学習する(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第9回
心理学からみたヒトの学習と教育実践3(理解の深化と教育実践への応用の議論)
予習: 前回学んだことから、理解が不十分だと思われる部分を中心に再学習する(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第10回
心理学からみたヒトの学習と教育実践4(議論による理解の深化と意見の共有)
予習: 前回学んだことから、理解が不十分だと思われる部分を中心に再学習する(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第11回
学修した知識の活用1(課題に取り組み自身の習熟状況を確認する)
予習: 指定テキストのすべて(序章を含めた12章分)とこれまで作成してきた課題ノートをもとに、専門知識を中心に確認しておく(1時間)
復習: 予習や授業を通して自身の習熟度を把握し、不十分な個所を中心に再度確認する(1時間) 第12回
学修した知識の活用2(前回の反省を活かして課題に取り組み習熟度の改善・向上を確認する)
予習: 前回の課題を通して知りえた自身の習熟度をもとに、指定テキストのすべて(序章を含めた12章分)とこれまで作成してきた課題ノートで専門知識を中心に確認しておく(1時間)
復習: 予習や授業を通して自身の習熟度を把握し、不十分な個所を中心に再度確認する(1時間) 第13回
学修した知識の活用3(課題に取り組んで学修事項の完全習得を目指し、習熟度の改善・向上を図る)
予習: 前回の課題を通して知りえた自身の習熟度をもとに、指定テキストのすべて(序章を含めた12章分)とこれまで作成してきた課題ノートで専門知識を中心に確認しておく(1時間)
復習: 予習や授業を通して自身の習熟度を把握し、不十分な個所を中心に再度確認する(1時間) 第14回
まとめ(半期のまとめ、評価の在り方の確認)
復習:これまでに記録した自分の考えや実践案から、本科目における自分自身の学修を再評価する(1時間)
課題等に対するフィードバック
各授業回の終わりにレポートの作成・提出が求められる。提出時に質問や感想の機会が設けられるため、レポート内容・質問や感想に対して教員からフィードバックが与えられる。
評価方法と基準
1. 課題ノート【50%】
1-1. 予習(授業前)【20%】 1-2. 教育実践レポート(授業後)【30%】 3回以上未提出であった場合、成績評価は「/」となる。 2. 期末テスト(総括)【50%】 - 未受験の場合は、成績評価が「/」となる。 3. 出欠席と成績評価について 3回以上理由の認められない欠席があった場合は、成績評価が「/」となる。また、理由の認められない遅刻は2回で欠席1回と換算する。 テキスト
榎本 淳子・藤澤 文 (編著) エビデンスベースの教育心理学:心身の発達と学習の過程 ナカニシヤ出版 (2020) [*受講者には購入を求めます]
参考図書
藤田 哲也 (編著)『絶対役立つ教育心理学 [第2版] :実践の理論、理論を実践』 ミネルヴァ書房 (2021) [9784623091638]
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本科目は、中学の技術・数学、高校の工業・情報の教職員免許状を取得するための必修科目である。「教育相談」等と併せて履修することで、教職に就きたいときに必要になる青年期前期・中期(中学生・高校生)の心理について基本的な知識を習得する。
4年次の教育実習までに、本科目の単位を修得することが望ましい。 履修登録前の準備
教職課程をきちんと履修しているのか、確認しておくこと。
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