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教員名 : 石原 次郎
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授業コード
510109
オムニバス
科目名
メディア情報学
科目名(英語)
Media Informatics
配当学年
1年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
月曜5限
対象学科
先_情報,先_データ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
石原 次郎
教室
5-104
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
21世紀に入ってから現れた次世代メディアの状況をより明確に理解するために、情報メディアの発生からその展開変容までの軌跡をたどる。さらには電子メディアのあり方とその進展の道筋を追い、メディアの未来像を浮かび上がらせることを目的とする。本講義は、事前に予習をすることが不可欠な座学形式で行われる。
達成目標1
情報メディアをコミュニケーション・プロセスとしてとらえ、人と世界の関係、人間の認識や感覚、伝達や記憶の仕組みまでを含んだ包括的な新しい情報メディアの全体図を提示することで、学生自身が、新しいメディアのあり方について議論できるだけの教養を身につけることを目標とする(100%)。
達成目標2
達成目標3
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
情報メディアの特性
コミュニケーションと情報メディアの関係について考えてから授業に出席すること(2時間)。
第2回
メディア技術と社会革命
どのような技術革新によって、社会がどのように変革したかを調査してから授業に出席すること(2時間)。
第3回
イメージの誕生
記号論について予習してから授業に出席すること(2時間)。
第4回
無線・電波・群衆
無線通信技術が人々とどのような関わりをもっているのかを考察してから授業に出席すること(2時間)。
第5回
文字と印刷
文字がどのように生まれ、それが広まっていったかを調べてから授業に出席すること(2時間)。
第6回
カメラ・オブスキュラから写真へ
写真で物事を記録することと、人間の記憶のあり方の関係を考察してから授業に出席すること(2時間)。
第7回
写真と複製環境の拡大
イメージが複製可能となる以前と以後で、絵画をはじめとする諸芸術の意味がどのように変わったのかを考察してから授業に出席すること(2時間)。
第8回
映画・時間・運動
映像メディアの歴史について調べてから授業に出席すること(2時間)。
第9回
無線・通信・電話
電信や電話の発明の前後で、当時の人々の生活がどう変わったかを考察してから授業に出席すること(2時間)。
第10回
音響情報とメディア
いわゆる音楽ではなく、音響とコンピュータの関係について調べてから授業に出席すること(2時間)。
第11回
テレビと世界コミュニケーション
テレビの未来はどうなるべきかを考えてから授業に出席すること(2時間)。
第12回
コンピュータ・グラフィックス
CGの歴史について調べてから授業に出席すること(2時間)。
第13回
ヴァーチャル・リアリティ
VRとはどういうものなのかを調べてから授業に出席すること(2時間)。
第14回
ディジタル・レボリューション
ディジタル社会が我々に何をもたらし、何を奪うのかを考察してから授業に出席すること(2時間)。
課題等に対するフィードバック
授業の際に説明を行う。
評価方法と基準
期末試験の得点率30%以上を合格とする。
テキスト
伊藤俊治編『情報メディア学入門』オーム社、平成18年、ISBN;978-4274947117
参考図書
高橋裕行著『コミュニケーションのデザイン史』フィルムアート社、2015年、ISBN;978-4845915583
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
情報工学を学ぶ上で欠かせない基礎知識を得るための講義である。今後、本学科で学ぶネットワーク、インタフェース、マルチメディア、ソフトウェア・ハードウェア開発などに関わるさまざまな技術が、どのように社会を変えていき、また変えるのかを学ぶ。
履修登録前の準備
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