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教員名 : 松田 洋
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授業コード
510475
オムニバス
科目名
メディアデザインプロジェクトⅢ
科目名(英語)
Media Design Project Ⅲ
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
木曜1限、木曜2限
対象学科
先_情報
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
松田 洋、勝間田 仁、石原 次郎、中村 一博、呉本 尭、本池 巧、杉森 順子、澤田 隼
教室
クリエイティブ演習室、2-181、5-401、5-402、先進メディア演習室、情報処理演習室1、情報処理演習室2、情報工学実験室
実務家教員担当授業
担当教員の呉本は、情報システムに関する研究開発等の実務経験があり、杉森はテレビ番組などの映像制作やメディアコンテンツ開発の実務経験がある。その経験と知見を活かし、システムの設計・開発における実例を用いて実習に応用している。
授業の目的と進め方
システムの要求分析・設計・実現・評価する能力はソフトウェア技術者にとって必要不可欠である。近年ではデータ処理や分析も重要なテーマとなっている。本演習では、こうした技能をプロジェクト形式の演習で身につけることを目的としている。進め方としては外部の顧客が抱えている諸課題や顧客役の教員から出された開発要望に対し、プロジェクト形式で要求分析・設計・開発・テストを行う。外部の顧客には協定を締結している企業等の団体も含まれている。こうした組織が抱えているデータ分析に関わる課題の解決にも取り組む。
達成目標1
外部の顧客が抱えている諸課題や顧客役の教員から出された開発要望に対し、教員の指導のもと、以下の開発業務に関する計画を立て、遂行できる【50%】。
・要求の分析・理解 ・システムの設計、実装、テスト、またはデジタルコンテンツの設計、作成、評価 本演習では要求の分析・理解、設計まで完了することをその範囲とする。 達成目標2
以下の作業をプロジェクト形式で遂行し、その進捗を的確に管理できるようになる【50%】。
・要求の分析・理解 ・システムの設計、実装、テスト、またはデジタルコンテンツの設計、作成、評価 本演習では要求の分析・理解、設計まで完了することをその範囲とする。 達成目標3
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
○
その他課題解決型学習
外部の顧客が抱えている諸課題や顧客役の教員から出された開発要望に対し、教員の指導のもと、その開発業務に関する計画を立て、遂行する。
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンスおよびプロジェクトテーマ説明
配布したプロジェクトテーマ資料をよく読み、チーム名、チームメンバー、希望プロジェクトテーマを決めておくこと(1〜2時間)
第2回
割り当て発表、プロジェクトテーマ詳細説明
割り当てられたプロジェクトテーマに対し、実施計画の立案を検討しておくこと(1〜2時間)
第3回
実施計画案の策定およびマナー講座
演習内で検討しきれなかった実施計画について検討を進めておくこと(1〜2時間)
第4回
技術調査
計画遂行にあたって必要なツールや技術に関する調査を引き続き行うこと(1〜2時間)
第5回
技術的観点からの見直し
技術的観点から計画に問題がないかをレビューし、計画を修正できるようにしておくこと(1〜2時間)
第6回
実施計画案初版の作成
演習内で作成しきれなかった箇所について作成作業を進めておくこと(1〜2時間)
第7回
実施計画書の作成
演習内で作成しきれなかった箇所について作成作業を進めておくこと、教員に説明できるようにしておくこと(1〜2時間)
第8回
実施計画書発表・レビュー
指摘された事項に関して修正を行い、プロジェクトを開始できるようにしておくこと(1〜2時間)
第9回
プロジェクト開始
プロジェクトを開始した後、計画に無理がないかをメンバー間で確認しあっておくこと(1〜2時間)
第10回
プロジェクト進捗チェック
計画に無理がないか、リスクとしてどのようなものがあるかをメンバー間で検討しておくこと(1〜2時間)
第11回
プロジェクト進捗報告
進捗報告に基づき、中間報告内容についてメンバー間で検討しておくこと(1〜2時間)
第12回
プロジェクト中間報告内容の検討
中間報告の資料や準備の分担等についてメンバー間で検討しておくこと(1〜2時間)
第13回
プロジェクト中間成果報告会準備
中間成果報告会の練習をしておくこと(1〜2時間)
第14回
プロジェクト中間成果報告会
指摘された事項を踏まえ、「システム設計・開発実習Ⅱ」に向けて計画の修正をしておくこと(1〜2時間)
課題等に対するフィードバック
プロジェクトの進捗状況に対して指導を行う
評価方法と基準
担当指導教員による指導評価結果、中間報告会の発表内容あるいは演習の最終成果で評価する。
「C」以上の評価を得るためには、この評価において、60%以上の評価を得ることが求められる。 テキスト
テキスト、参考書は各指導教員により指示される。学術論文がテキスト、参考書に相当する場合もある。自ら進んで情報を収集する事が求められる。
参考図書
テキスト、参考書は各指導教員により指示される。学術論文がテキスト、参考書に相当する場合もある。自ら進んで情報を収集する事が求められる。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「メディアデザインプロジェクトⅣ」と合わせて、情報システム開発、組み込みシステム開発、デジタルコンテンツ作成に関連する科目をプロジェクト型開発で実践し、システム開発に必要な技能をより高く実践的なレベルに引き上げることを狙いとしている。各コースの必修科目である。
履修登録前の準備
2年時までの学科専門科目(特に必修科目)を復習しておくこと。
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