シラバス情報

授業コード
510921
オムニバス
科目名
ヒューマンコンピュータインタラクション
科目名(英語)
Human Computer Interaction
配当学年
2年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
月曜4限
対象学科
先_情報
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
勝間田 仁
教室
5-203
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
人々の知的活動を支援することを目的とした情報システムの設計開発に必要となる知識や考え方を「人とコンピュータとの関わり」の観点から学ぶ。ヒューマンコンピュータインタラクションで修得する知見を利用して、知的活動を支援する情報システムの設計開発、評価に活用できる素養を身に付けることを目標とする。
達成目標1
インタラクティブなシステムの設計に必要な概念を理解して説明できる(60%)
達成目標2
人間の認知プロセスについて説明できる(10%)
達成目標3
入力インタフェースの特徴を理解して説明できる(10%)
達成目標4
出力インタフェースの特徴を理解して説明できる(10%)
達成目標5
代表的なインタフェースの評価手法について理解して説明できる(10%)
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ヒューマンコンピュータインタラクションとは
本授業「ヒューマンコンピュータインタラクション」を通して,学ぶ内容を整理してまとめておくこと(1時間)
第2回
コンピュータとヒューマンインタフェース
テキストの第2章を読み、コンピュータの発展によるユーザインタフェースの必要性についてまとめておくこと(1時間)
第3回
人間の情報処理モデル
ユーザの視点でシステムを設計する際に必要となる考えをまとめておくこと(1時間)
第4回
ヒューマンエラー
ヒューマンエラーの種類と原因、予防対策・対処対策についてまとめておくと(1時間)
第5回
人間サイドからの設計
使いやすいシステムのユーザインタフェースの設計に必要な考えをまとめておくこと(1時間)
第6回
入力系設計
従来から現在までのコンピュータで使われている入力インタフェースの特徴についてまとめておくこと(1時間)
第7回
出力系設計
情報を出力するデバイスの特徴についてまとめておくこと(1時間)
第8回
インタラクション系設計
身近なシステムにおけるインタラクティブ設計の特徴について考察し、まとめておくこと(1時間)
第9回
GUI設計
ユーザが受け入れやすいGUI設計の考え方をまとめておくこと(1時間)
第10回
ユーザのアシスト
スマートフォンのユーザアシスト機能について調べて、ユーザインタフェース設計の工夫の仕方についてまとめておくこと(1時間)
第11回
ユーザビリティ評価
インタラクティブシステムに対する評価方法とその特徴についてまとめておくこと(1時間)
第12回
インタラクションの拡張
VR、ARを活用したシステムの事例について調べて、それぞれの特徴についてまとめておくこと(1時間)
第13回
モバイルコンピューティングにおけるヒューマンインタフェース
ウェアラブル端末・機器について調査し、どのようなデータを活用してユーザを支援する仕組みが提供されているかまとめておくこと(1時間)
第14回
近未来型のインタラクティブシステム
授業のまとめとして、ウェアラブルシステムやVR・ARなどの技術を利用したインタラクティブシステムの
特徴についてまとめておくこと(1時間)



課題等に対するフィードバック
課題レポートに対して、全体の提出内容から講評を行う。
評価方法と基準
各回の授業の振り返りシート(70%)と課題レポート(30%)を総合的に評価し、60点をC評価とする。

授業の振り返りシートが期日内に提出できない場合は未提出とし、
4回以上の未提出がある場合は不合格となる.

また,提出した内容に不備があるものは提出として扱わない.
テキスト
北原義典 『イラストで学ぶ ヒューマンインタフェース 改訂第2版』講談社(2019年)[978-4-06-516143-2]
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
ヒューマンコンピュータインタラクションの知見は、情報システム、情報サービスの設計開発、評価に役立つ考え方を身に付けるものである。
履修登録前の準備
授業の振返りシートはLMSにて提出をしてもらう。LMSの利用について、初回の授業で説明するため、初回の授業から出席すること。