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教員名 : 八木田 浩史
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授業コード
520027
オムニバス
科目名
エコ入門
科目名(英語)
Introduction to Ecological Economics
配当学年
1年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
月曜2限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
共通教育科目
必選の別
選択科目
担当者
八木田 浩史
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
エコってなんでしょう?もちろんこの科目のECOはエコロジーから来た言葉です。この科目では、現代社会を生きる市民として、また科学技術に携わるものとして不可欠な高い環境意識と、広範な知識を身に付け、より進んだ環境問題への対応、持続的社会の構築に取り組む準備ができることを目的として、広く環境に関するトピックを入門的に学びます。講義と演習課題を中心に進めます。授業で提出課題についてフィードバックを行う。
達成目標1
自然や地球環境についての科学的な理解ができ、説明することができる【20%】
達成目標2
経済や資源に関する社会的状況の事実に基づいた理解ができ、説明することができる【20%】
達成目標3
地球温暖化、エネルギー、生物多様性などの環境問題の概要を広く理解し、説明することができる【40%】
達成目標4
持続可能な社会に向けての取り組みや各主体の役割について知り、説明することができる【20%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
環境をめぐるさまざまな課題に対しては、正確な知識をもつと同時に、自らが実践者であることが必要不可欠です。この授業では、授業期間およびその後までも含め、本科目で学ぶ「現代社会を生きる市民」としての持続可能な社会に向けての貢献を、実際にしていくことを、課題とします。授業の中では、各自の実践を提出物やレポート等で振り返ります。
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
持続可能な社会にむけて
予習:テキスト第1章を読み、持続可能な社会に必要なことを自分なりに考えておく(1時間)。
復習:テキスト第1章からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第2回
地球の基礎知識
予習:テキスト第2章2-1を読み、地球環境においてどのような現象が起こっているか把握しておく(1時間)。
復習:テキスト第2章2-1からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第3回
いま地球で起きていること
予習:テキスト第2章2-2を読み、現在、地球で起こっている問題について、その要点をまとめ、疑問点を確認しておく(1時間)。
復習:テキスト第2章2-2からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第4回
地球温暖化と脱炭素社会
予習:テキスト第3章3-1を読み、地球温暖化が起こるメカニズムやその問題解決に向けての取り組みについて理解しておく(1時間)。
復習:テキスト第3章3-1からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第5回
エネルギー
予習:テキスト第3章3-2を読み、現在起こっているエネルギー問題の要点についてまとめ、その解決方法を自分なりに考えておく(1時間)。
復習:テキスト第3章3-2からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第6回
生物多様性・自然共生社会
予習:テキスト第3章3-3を読み、生物多様性とは何か、生物多様性の重要性を把握し、自然と共生できる方法を自分なりに考えておく(1時間)。
復習:テキスト第3章3-3からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第7回
地球環境問題
予習:テキスト第3章3-4を読み、現在起こっている地球環境問題についての要点をまとめ、その解決策について考えておく(1時間)。
復習:テキスト第3章3-4からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第8回
循環型社会
予習:テキスト第3章3-5を読み、循環型社会とは何かを自分なりに把握しておく(1時間)。
復習:テキスト第3章3-5からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第9回
地域環境問題
予習:テキスト第3章3-6を読み、地域で起こっている環境問題について把握するとともに、テキスト以外のソースから身の回りで起こっている環境問題について調べておく(1時間)。
復習:テキスト第3章3-6からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第10回
化学物質・災害・放射性物質
予習:テキスト第3章3-7、3-8を読み、環境汚染問題に発展する化学物質の種類を把握しておくとともに、放射性物質の性質を理解しておく(1時間)。
復習:テキスト第3章3-7、3-8からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第11回
持続可能な社会に向けたアプローチ
予習:テキスト第4章を読み、持続可能な社会を構築するために必要なことをまとめておく(1時間)。
復習:テキスト第4章からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第12回
各主体の役割・活動(1) パブリックセクターと企業
予習:テキスト第5章5-1、5-2、5-3を読み、国際機関、政府、自治体などの役割についてまとめ、疑問点を確認しておく(1時間)。
復習:テキスト第5章5-1、5-2、5-3からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第13回
各主体の役割・活動(2) 個人、主体を超えた連携
予習:テキスト第5章5-4、5-5を読み、環境問題に対して民間レベルで行えること、NPOの果たすべき役割を把握しておく(1時間)。
復習:テキスト第5章5-4、5-5からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 第14回
まとめ
予習:テキスト第6章を読み、要点についてまとめ、疑問点を確認しておく(2時間)。
復習:テキスト第6章からキーワードを書き出し、それに対して本時の授業で学んだことを記録する(1時間)。 課題等に対するフィードバック
課題の回答において理解が不十分な部分は、授業内で解説の時間を設ける
評価方法と基準
各回の演習課題を合計点として100点満点で採点し、60点以上を合格とする
テキスト
東京商工会議所『改訂10版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト』(2025)【ISBN:978-4-8005-9295-8】
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
共通教育科目の環境系科目の中でも全般/入門の位置づけの科目。他にあまり環境系科目や環境にかかわる専門科目を取らない/取れない場合、総合的な内容を広く身に付けるための科目。また、上位の環境系科目や環境にかかわる専門科目を学ぶ場合の入門となる科目。eco検定(環境社会検定試験/東京商工会議所)に合格できるレベルを目標としており、実際にeco検定の受験をすることを推奨する。
履修登録前の準備
エコってなんだろう、なにができるだろうということを自分なりに考えてきて下さい。
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