シラバス情報

授業コード
520893
オムニバス
科目名
映像制作技法・演習
科目名(英語)
Video Production Techniques and Exercises
配当学年
1年
単位数
3.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
水曜1限、水曜2限
対象学科
先_情報
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
杉森 順子
教室
クリエイティブ演習室
実務家教員担当授業
担当教員の杉森順子は、テレビ番組などの映像や多様なメディアコンテンツ制作の実務経験がある。また、映像を活用した空間演出や企画も実施してきた。実務で得た知見を活かして、コンテンツごとに異なる制作フローを解説し、映像表現や手法、関連する技術動向も示しながら指導を進めていく。
授業の目的と進め方
現代社会に生きる私達は、映像メディアから様々な情報を受け取っている。またスマートフォン撮影やYouTubeなどの発展により、情報発信も手軽になってきた。
しかし、メディアとして映像を適切に活用して「メッセージを伝える」「コンテンツを制作する」ためには、その社会的な意義やメカニズムを理解したうえで、映像表現方法や技術を習得することが不可欠である。
この授業では映像制作を通じて、多様な映像表現や撮影の仕組み、技術の基礎を習得し、社会問題に対する知識と理解も深めていく。
達成目標1
一眼レフカメラ、ビデオカメラを基本操作修得【10%】
達成目標2
映像編集ソフトの基礎技術修得【30%】
達成目標3
撮影、編集での基礎表現力修得【10%】
達成目標4
スタジオと照明機器の基本的な使用方法【10%】
達成目標5
「ドキュメンタリー」と「ドラマ」の基礎表現力修得【10%】
達成目標6
チームワーク力【20%】
達成目標7
VRやCG制作の基盤修得【10%】

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
映像表現について
・授業のオリエン
・映像の文法について
・素材の編集体験
映像の文法について課題(2時間)
第2回
カメラのしくみ
・カメラの仕組み講義
・一眼レフカメラ実習
一眼レフ撮影課題(2時間) 
第3回
撮影実習基礎
・ビデオカメラ撮影実習
・短編撮影
短編撮影課題(2〜3時間)  
第4回
編集実習基礎
・プレミア編集実習
・短編編集
一眼レフ撮影の表現方法 課題(2時間) 
第5回
撮影&編集実習
・編集実習 プレミア使用方法応用
・企画と構成、撮影計画について
・カメラの表現力について
撮影計画 課題(2時間) 
第6回
紹介映像撮影
・計画に基づき、大学紹介映像撮影
大学紹介映像 授業外でも必要に応じ得て撮影(2〜3時間) 
第7回
紹介映像編集
・計画に基づき、大学紹介映像編集 講評
ドラマ制作に備えて企画課題(2時間) 
第8回
照明と音声
・スタジオ照明とガンマイクの使い方
照明の表現力課題(2時間) 
第9回
プリプロダクション
・ミニ ドラマ(シナリオ配付) 班分け
・映像メディア制作時の役割
・撮影準備
チームでのシナリオ制作、撮影計画(2時間) 
第10回
プリプロダクション
・チームでの撮影準備
チームでの撮影準備、撮影テスト(2〜3時間) 
第11回
ドラマ撮影本番
・チームでの本番撮影
授業時間外も必要に応じて撮影(2〜3時間)  
第12回
ドラマ撮影本番
・チームでの本番撮影
授業時間外も必要に応じて撮影(2〜3時間)  
第13回
ポストプロダクション
・チームでのドラマ編集
授業時間外も必要に応じて編集(2〜3時間)  
第14回
講評会
・講評、まとめ
作品完成 講評、まとめ準備(2時間)  


課題等に対するフィードバック
学修内容を授業内でフィードバックする
評価方法と基準
平常点:60%  課題成果:40% の配分で評価
課題の評価が一定水準を満たしていれば「C」とする.
テキスト
授業毎回に必要な内容をファイルやプリント等で配付。複数の本やオリジナル資料等を使用。履修者は必ず確認やファイリングをすること。
参考図書
授業毎回に必要な内容をファイルやプリント等で配付。複数の本やオリジナル資料等を使用。履修者は必ず確認やファイリングをすること。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
メディア・デザイン能力として、コンテンツ制作能力を身につける
履修登録前の準備