シラバス情報

授業コード
520954
オムニバス
科目名
プログラミングⅣ
科目名(英語)
Programming IV
配当学年
2年
単位数
3.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
月曜4限、月曜5限
対象学科
先_情報
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
勝間田 仁
教室
1-304
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
オブジェクト指向プログラミングの概念や考え方をJava言語を利用して学習し、実習課題を通してオブジェクト指向に基づいた基本的なアプリケーションの構築方法を修得する。
達成目標1
オブジェクト指向プログラミングの基本的な考え方が理解できる(60%)
達成目標2
クラスと継承の概念が理解できる(10%)  
達成目標3
複数のクラスにより構成される基本的なアプリケーションのプログラムを構築できる(15%) 
達成目標4
イベント駆動型のプログラムの基本構成が理解できる(15%) 
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
オブジェクト指向プログラミングとは、Javaプログラムの開発環境(Eclipse)の基本操作、Javaプログラムの基本構造
予習として、Java言語がどのようなアプリケーションに向いたプログラミング言語なのか調べておくこと(1時間)。第2回の授業までに、プログラムの開発環境EclipseをノートPCで利用できるようにしておくこと。
第2回
Javaの基本構文、式と演算、条件分岐、繰返し、配列(テキストの第1章〜第4章に相当)
復習として、テキストの第1章〜第4章までの範囲のサンプルコードを理解し、プログラムの動作を確認しておくこと。
第3回
メソッドの定義、呼び出し(テキスト第5章に相当)
復習として、メソッドの役割について理解しておくこと。クラスにメソッドを定義し、そのメソッド呼出しを行う簡単なプログラムを作成できるようにしておくこと(2時間)。
第4回
複数のクラスを持つプログラムの構成(テキスト第6章に相当)
復習として、複数のクラスからなるプログラムの構成について理解しておくこと。特に、複数のクラスからなるプログラムの動作手順を理解できるようにしておくこと(2時間)。
第5回
インスタンスとクラス(テキスト第8章に相当)
復習として、インスタンスを使った基本的なプログラムの構築方法について理解を深めておくこと(2時間)。
第6回
さまざまなクラス機構(テキスト第9章に相当)
復習として、コンストラクタの役割について,実際にプログラムを動かして理解を深めておくこと(2時間)。
第7回
継承(テキスト第10章に相当)、GUIアプリケーションの基本構成
復習として、継承の概念とJavaで継承を実現する方法について理解を深めておくこと。基本的なGUIアプリケーションのプログラム構成について理解を深めておくこと(2時間)。 
第8回
高度な継承(テキスト第11章に相当)、イベント処理(1)
復習として、基本的なGUIアプリケーションを例に、インタフェースや抽象クラスの使い方を理解しておくこと(2時間)。
第9回
多態性(テキスト第12章に相当)、イベント処理(2)
復習として、多態性の概念の理解を深めておくこと。基本的なGUIアプリケーションを例に、多態性の使われ方を理解しておくこと。
第10回
カプセル化(テキスト第13章に相当)、グラフィクス処理
復習として、publicなフィールドやメソッドを使用したプログラムで起こりえることを考え、プログラムで動作確認を行うこと(2時間)。
第11回
システム開発実習(1)
システム開発実習で開発するGUIアプリケーションの概要、目的、機能についてまとめておくこと(2時間)。
第12回
システム開発実習(2)
システム開発実習で開発するGUIアプリケーションのプログラム構成を機能ごとにまとめておくこと(2時間)。
第13回
システム開発実習(3)
復習として、システム開発実習で構築するGUIアプリケーションの基本となる操作が動作確認できるようにしておくこと。
第14回
システム開発実習(4)
システム開発実習で構築したGUIアプリケーションの概要とクラス構成をまとめ、アプリケーションの動作を説明するレポートを作成すること。


課題等に対するフィードバック
演習時間に行う課題に対しては、翌週の授業開始時に解説を行う。
評価方法と基準
期末試験(40%)とシステム開発実習で構築するGUIアプリケーションの評価(60%)を合わせて100点とし、60点以上で合格となる。ただし、授業開始時に行う小テスト(または出席調査)の未回答数が4回以上の場合は不合格とする。
テキスト
中山清喬・国本大悟・株式会社フレアリンク『スッキリわかるJava入門 第4版』インプレス(2019年)[ISBN:978-4295017936]
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
プログラミングⅠ・プログラミングⅡで手続き型プログラミングの基本を身に付けた学生を対象とした授業である。制御構造(順次構造、分岐構造、繰返し構造)や変数、配列、関数の理解が不十分な学生は学習計画に対応して事前に関連する知識の復習をしておくこと。
履修登録前の準備
授業中にはノートPCを持参すること。授業中にはコンピュータの使い方、WiFi設定についてはサポートしない。