シラバス情報

授業コード
521083
オムニバス
科目名
職業指導Ⅱ
科目名(英語)
Vocational Guidance Ⅱ
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
金曜2限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,基_応用,基_環生,建_建築_Lコース
コース
科目区分
教職科目
必選の別
教職科目
担当者
猪野 敏夫
教室
5-401
実務家教員担当授業
担当教員は高等学校にて専門分野における実務経験がある。その経験と知見を活かして、実践的な知識や指導力を修得できる授業を行う。 
授業の目的と進め方
職業指導は、人の「生き方・在り方」の指導である。講義と演習を通してキャリア教育への理解を深め、学校組織・担任として実践的な職業指導を実施できる知識を修得することを目的とする。授業は自ら考えることを基調とし、演習やレポート等の提出を実施する。 評価法法については授業内で説明する。
達成目標1
学校におけるキャリア教育の重要性を理解し、実践的な職業指導力・進路指導力を身につける。【50%】
達成目標2
変化の激しい21世紀の社会を生きる人間の教育を考え、教員として不可欠な職業指導・進路指導のガイダンスを適切に実施できる。【50%】
達成目標3
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
キャリア教育について
キャリア教育の意義・目的・役割について調べる。(2時間)
第2回
専修学校・各種学校について
専修学校と各種学校を比較し、その相違についてまとめる。(2時間)
第3回
進路指導の先進的な取り組みについて
日本版デュアルシステムの実践例やその成果について調べる。(2時間)
第4回
ハローワークについて
ハローワークの役割・活用等についてまとめる。(2時間)
第5回
検査とその活用について
各種検査の意義・役割等についてまとめる。(2時間)
第6回
就職へ向けての指導について
就職指導の先進的な指導例について調べる。(2時間)
第7回
進学に向けての指導について
進学指導の先進的な指導例について調べる。(2時間)
第8回
追指導について 
卒業後の進路指導(追指導)の役割と事例について調べる。(2時間) 
第9回
労働関係法規について
法規を通して労働者の権利と義務について理解を深める。(2時間)
第10回
職業指導における進路指導主事の仕事について
職業指導における進路指導主事の仕事・役割について調べ、理解を深める。(2時間)
第11回
職業指導における担任の仕事について
職業指導における担任の仕事・役割について調べ、理解を深める。(2時間)
第12回
進路指導計画案の作成について
出身高校の進路指導計画を調べ、特徴や成果等をまとめる。(2時間)
第13回
職業指導・進路指導の実態と課題について
報道や自分の受けた進路指導等を踏まえ、職業指導・進路指導の課題についてまとめる。(2時間)
第14回
職業指導・進路指導の評価について
職業指導・進路指導の評価の意義と必要性について考察する。(2時間)


課題等に対するフィードバック
授業の中で実際の教育現場で起こる就職指導・進路指導上の問題を提示し、その解決について考察を記述させる。
評価方法と基準
定期試験・レポート・授業態度・出席状況により総合的に評価する。
テキスト
配布する資料
参考図書
小竹正美他「進路指導の理論と実践」日本文化科学社(2006年度)ISBN‐8210‐6063‐9
堀内達夫他「日本と世界の職業教育」法律文化社(2013年度)ISBN978‐4‐589‐03511‐0C1037
文部科学省「高等学校学習指導要領解説」(工業編 平成30年7月)
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
2学年では、「教育制度概論」において学校組織について学ぶ。3学年では「進路指導論」においてキャリア教育を中心とした進路指導の在り方について学ぶ。その知識と経験を踏まえ、「職業指導」では、進路指導の実態を理解し、その必要性や課題について学習する。高校生に対して適切な職業指導・進路指導をできる実践力を身につける。
履修登録前の準備
高等学校の「進路指導の手引き」等の資料を準備し、高校3年間の進路指導の概略等について調べておく。