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教員名 : 瀧ヶ崎 隆司
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授業コード
510380
オムニバス
科目名
教育相談
科目名(英語)
Educational Counseling
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
月曜1限
対象学科
基_機械,基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
教職科目
必選の別
教職科目
担当者
瀧ヶ崎 隆司
教室
2-273
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本科目は、教職課程を履修している学生のみ履修・受講可能である。
学生が将来教職に就いた際に重要な生徒との関わり方について、教育相談の基本的な技法や基礎知識を通して、理解を深めることを目的とする。また、学校教育に関わるカウンセラーの役割や、そのカウンセラーと教員としてどのように協力すべきか学ぶことを目的とする。 レポートの作成・提出は日本工大サポータルで実施する予定である。 達成目標1
教育相談において重要な理論や技法を理解し、自身のことばで正確に説明することができる【25%】
達成目標2
子どもが直面する問題について、その対応を教員として考えることができる。対応については個人としてだけでなく、他の教員やスクールカウンセラー、関係各所との協力体制を含む。【25%】
達成目標3
そして、本科目を通して学修したことをどのように教育に活かすことができそうか、自分自身の考えを明確に記述することができる。【50%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
イントロダクション(半期の流れ、授業の形式、授業目標の確認)
予習: 教職課程を履修しているのか確認し、受講する時間を決める
復習: 第1回授業をふりかえり、学習心理学や教育心理学がどのような学問かまとめる(0.5時間) 第2回
教育相談とは何か
予習: 教育相談の必要性や役割について調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第3回
カウンセリングの基本1:理論について
予習: カウンセリングとは何かを調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第4回
カウンセリングの基本2:技法について
予習: カウンセラーとしての心構えを調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第5回
学校教育の課題と対応1:いじめ
予習: 文科省のWebページでいじめについて調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第6回
学校教育の課題と対応2:不登校
予習: 文科省のWebページで不登校について調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第7回
学校教育の課題と対応3:生命や発達に関わる問題
予習: 文科省のWebページで未成年の自殺について調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第8回
学校教育の課題と対応4:非行
予習: 文科省のWebページで非行について調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第9回
学校教育の課題と対応5:発達障害
予習: 発達障害について調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第10回
学校教育の課題と対応6:心の病
予習: 文科省のWebページで未成年の心の病について調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第11回
アセスメントとその方法
予習: 心理アセスメントについて調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第12回
家庭・保護者との協力
予習: 教育に関する課題について保護者の関り方について調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第13回
キャリアと進路について
予習: キャリア教育や進路相談について調べる(1時間)
復習: 予習や授業を通して学んだことを、いかに教育実践に活かせるかを考えて、その考えや実践案を文章として記録する(1時間) 第14回
まとめ(半期のまとめ、評価の在り方の確認)
復習:これまでに記録した自分の考えや実践案から、本科目における自分自身の学修を再評価する(1時間)
課題等に対するフィードバック
フィードバックは次回以降の授業内で実施する。
評価方法と基準
レポート(各授業後)【50%】
期末テスト【50%】 合計で60点以上を合格とする。 テキスト
資料を配信する。
参考図書
森田 健宏(監修・編著)・田爪 宏二(監修)・吉田 佐治子(編著)『教育相談[第2版]』ミネルヴァ書房 (2024) [9784623096114]
他、適宜紹介する 科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本科目は教職員免許状を取得するための必修科目である。「学習心理学」等と併せて履修することで、教職に就きたいときに必要になる青年期前期・中期(中学生・高校生)の心理について基本的な知識を習得する。
4年次の教育実習までに、本科目の単位を修得することが望ましい。 履修登録前の準備
教育相談とはなにか調べる。また、学校教育現場にある課題を調べる。
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