シラバス情報

授業コード
510990
オムニバス
科目名
医療福祉工学
科目名(英語)
Medical and Welfare Engineering
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
水曜4限
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
秋元 俊成
教室
3-224
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
超高齢化社会の日本において、福祉分野での工学技術の利用が今まで以上に求められて来ている。
 そこで、本講義ではまず障害者の機能障害についての理解を促し、各障害に対する工学的技術支援の取り組みを紹介する。また、障害者や高齢者を取り巻く生活環境についての工学技術支援について紹介する。
 これらを通じて、障害者や高齢者に対して工学技術がいかにあるべきかを理解し、修得する。
達成目標1
障害への工学的技術支援の基本的な考え方について説明できる。【40%】
達成目標2
生活環境における福祉工学の現状と課題について説明できる。【30%】 
達成目標3
日常生活動作における工学技術支援について具体的に説明できる。【30%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス
【予習】医療と福祉分野で利用されいる工学技術を調べておく(1時間)
【復習】ガイダンスで出てきた言葉で知らなかった言葉を調べておく(1時間)
第2回
感覚機能障害
【予習】感覚機能の種類について調べる(1時間)
【復習】感覚機能障害の状況について調べる(1時間)
第3回
感覚機能障害への工学的技術支援
【予習】感覚機能障害で利用される機器について調べる(1時間)
【復習】感覚機能障害で利用される機器の課題についてまとめる(1時間) 
第4回
運動機能障害
【予習】運動機能の種類について調べる(1時間)
【復習】運動機能障害の状況について調べる(1時間)
第5回
運動機能障害への工学的技術支援
【予習】運動機能障害で利用される機器について調べる(1時間)
【復習】運動機能障害で利用される機器の課題についてまとめる(1時間)
第6回
内部機能障害
【予習】内部機能の種類について調べる(1時間)
【復習】内部機能障害の状況について調べる(1時間)
第7回
内部機能障害への工学的技術支援
【予習】内部機能障害で利用される機器について調べる(1時間)
【復習】内部機能障害で利用される機器の課題についてまとめる(1時間)
第8回
工学的技術支援の安全性
【予習】これまでに講義に出てきた機器の安全性について考える(1時間)
【復習】安全技術、安全基準についてまとめる(1時間)
第9回
高齢者の機能障害
【予習】加齢に伴う障害について調べる(1時間)
【復習】高齢者の障害の状況について調べる(1時間)
第10回
高齢者の機能障害への工学的技術支援
【予習】高齢者に利用される機器について調べる(1時間)
【復習】高齢者に利用される機器の課題についてまとめる(1時間)
第11回
バリアフリー、ユニバーサルデザイン
【予習】バリアフリー、ユニバーサルデザインの歴史について調べる(1時間)
【復習】バリアフリー、ユニバーサルデザインの概念が適応されている機器について調べる(1時間)
第12回
アクセシビリティ
【予習】アクセシビリティの歴史について調べる(1時間)
【復習】アクセシビリティの概念が適応されている機器について調べる(1時間)
第13回
リハビリテーション
【予習】リハビリテーションの概念について調べる(1時間)
【復習】リハビリテーションに利用されている機器について調べる(1時間)
第14回
産業としての医療福祉
【予習】医療福祉機器の市場規模について調べる(1時間)
【復習】医療福祉機器の関連企業について調べる(1時間)


課題等に対するフィードバック
課題で正答率が低かったものについては、授業内で解説の時間を設ける
評価方法と基準
平常点(40%)および小テスト(60%)により評価する。
合計が60点以上を合格(C評価以上)とする。
テキスト
適宜資料を配布
参考図書
-
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
ロボットの制御や、データ処理の応用先に関する発展科目である。
「電子回路」「ロボット制御回路」の内容を十分に理解しておく事。

カリキュラムポリシーにおける、「電気」の講義科目に位置するが、内容は「機械」「情報」「制御」にも関わる。
デュプロマポリシーにおける、「専門性」につながる。  
履修登録前の準備
身の回りの医療機器、福祉機器について
構造や機能について、できるだけ多くの機器について考察してみておいてください。