卒業研究ゼミナールＩ｜シラバス情報

授業コード

520317

オムニバス

科目名

卒業研究ゼミナールＩ

科目名（英語）

Start up Seminar for Graduation Thesis Ⅰ

配当学年

3年

単位数

2.00単位

年度学期

2025年度秋学期

曜日時限

実習

対象学科

先_ロボ

コース

科目区分

専門科目

必選の別

必修科目

担当者

滝田　謙介

教室

実務家教員担当授業

担当教員の滝田謙介は、組込システムを含めた様々なロボット制御システムに関する研究開発等の実務経験がある。その経験を活かし、ロボットに関わるシステムの制御システムに関して実践的なテーマや実例を授業で扱っている。

授業の目的と進め方

卒業研究のテーマを確実に遂行するために必要とされる知識を獲得するために、これまでに学修した内容をベースとして、実際のものづくりに必要な、電子回路・プログラム・ハードウェアについてより、課題を通して専門的に学ぶ。　

達成目標１

配属研究室における機械系、電気電子系、情報系、制御系の研究課題の具体的な研究内容を理解できる。【40％】

達成目標２

学生個々人が、自身が持つ専門性、研究能力、研究への興味を自己分析できる。【30％】

達成目標３

専門性の高い卒業研究実施へ向けて、研究意識の向上とその準備を自ら促すことができる。【30％】

達成目標４

達成目標５

達成目標６

達成目標７

アクティブラーニング

ディスカッション

○

ディベート

グループワーク

○

プレゼンテーション

○

実習

○

フィールドワーク

○

その他課題解決型学習

授業計画

授業時間外課題（予習および復習を含む）

第１回

各研究室における研究内容の紹介（１）

各研究室それぞれどのような研究を実践しているか理解し、自分の興味と照らしあわせておくこと。　　（1時間）

第２回

各研究室における研究内容の紹介（２）

各研究室それぞれどのような研究を実践しているか理解し、自分の興味と照らしあわせておくこと。　　（1時間）

第３回

研究室配属（配属研究室決定）

配属研究室決定後、指導教員の指示に従い研究室配属の準備を整えること。　　（1時間）

第４回

配属研究室の態様に応じた専門教育（基礎項目の概要説明）
組込みシステムを構成する要素および開発環境について学修する．
(システム規模と開発手法の関係について)

研究室の専門領域に関する基礎技術を調査し、その概要を把握しておく。（1時間）

第５回

配属研究室の態様に応じた専門教育（基礎項目の理論説明）
組込みシステムを構成する要素および開発環境について学修する．
(システムの構成要素とプログラム手法)

研究室の専門領域に関する基礎技術を調査し、その基礎理論を把握しておく。（1時間）

第６回

配属研究室の態様に応じた専門教育（基礎項目の実践的内容説明）
組込みシステムを構成する要素および開発環境について学修する．
(リアルタイム制御の概要について)　

研究室の専門領域に関する基礎技術を調査し、その実践的内容を把握しておく。（1時間）

第７回

配属研究室の態様に応じた専門教育（基礎項目のまとめ）
組込みシステムを構成する要素および開発環境について学修する．
(組込みシステムとリアルタイム制御の実装について)　

今まで習った研究室の専門領域に関する基礎技術をまとめ、疑問点などを整理しておく。（1時間）

第８回

配属研究室の態様に応じた専門教育（応用項目の概要説明）
組込みシステムにおけるインターフェース技術について学修する．
(機器間の接続：アナログ・デジタル説億について)

研究室の専門領域に関する応用技術を調査し、その概要を把握しておく。（1時間）　

第９回

配属研究室の態様に応じた専門教育（応用項目の理論説明）
組込みシステムにおけるインターフェース技術について学修する．
(機器間の接続：パラレル・シリアル接続について)

研究室の専門領域に関する応用技術を調査し、その理論的内容を把握しておく。（1時間）　

第10回

配属研究室の態様に応じた専門教育（応用項目の実践的内容説明1）
組込みシステムにおけるインターフェース技術について学修する．
(機器間の接続：機器間の通信(情報の取り扱い) について)

研究室の専門領域に関する応用技術を調査し、その実践的内容を把握しておく。（1時間）　

第11回

配属研究室の態様に応じた専門教育（応用項目の実践的内容説明2）
組込みシステムにおけるインターフェース技術について学修する．
(機器間の接続：情報の符号化(エラー処理) について)

今まで習った研究室の専門領域に関する応用技術をまとめ、疑問点などを整理しておく。（1時間）　

第12回

配属研究室の態様に応じた専門教育（応用項目の実践的内容説明3）
組込みシステムにおけるインターフェース技術について学修する．
(機器間の接続：情報の符号化(エラー訂正・エラー検出) について)

研究室の専門領域に関する発展技術を調査し、その概要および理論を把握しておく。（1時間）　　

第13回

配属研究室の態様に応じた専門教育（発展項目の概要説明）
組込みシステムにおけるユーザーインターフェースについて学修する．
(ユーザーインターフェースの概要について)

研究室の専門領域に関する発展技術を調査し、その実践的内容を把握しておく。（1時間）　

第14回

配属研究室の態様に応じた専門教育（発展項目の実践的内容説明）
組込みシステムにおけるユーザーインターフェースについて学修する．
(インターフェースの安全設計について)　

今まで習った研究室の専門領域に関する発展技術をまとめ、疑問点などを整理しておく。（1時間）　　

課題等に対するフィードバック

教員とのディスカッションを通じてフィードバックする。　

評価方法と基準

各単元毎に教員からチェックを受け、必要な修正を施して、合格をもらうまでこの作業を繰り返す。教員の判断で客観的に妥当なレベルかどうかを評価する。

テキスト

専門性の高いテキスト、書籍、研究論文等を利用する。　

参考図書

専門性の高いテキスト、書籍、研究論文等を利用する。　

科目の位置づけ（学習・教育目標との対応）

配属研究室で本格的に卒業研究に取り組むにあたり、まずは研究に触れることを目指すための導入的な科目と位置づけられる。専門性の高い卒業研究実施へ向けた意識向上とその準備を自ら促す。

履修登録前の準備

研究室の態様に応じ、特に数学系、物理系の教養科目、及び関連する専門科目を十分復習しておくことが必要である。