シラバス情報

授業コード
520537
オムニバス
科目名
卒業研究ゼミナールⅡ
科目名(英語)
Start up Seminar for Graduation Thesis II
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
実習
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
山縣 広和
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
自らの研究テーマを立案するために必要となる情報の収集、技術及び技能を身につけ、自らで課題を発見した上で、研究テーマを自ら提案することができるようになる。また、研究実施計画を立案し、実験装置を製作できるようになる。 
各単元毎に教員からチェックを受け、ディスカッションを行うことで理解を深める。
達成目標1
配属研究室で実施されている研究テーマを理解できる。【20%】
達成目標2
自らの研究テーマを立案するために必要となる情報の収集、技術及び技能を身につけることができる。【20%】
達成目標3
どのような分野でどのようなことが社会の課題とされているか、自らで課題を発見できる。【20%】
達成目標4
指導教員とコミュニケーションを図りながら自らの研究テーマを決定できる。【20%】
達成目標5
研究実施計画を立案し、実験装置を作ることができる。【20%】
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
先行研究の整理(研究の背景、社会的なニーズの整理)
既存研究を調査し、研究の背景、社会的なニーズを整理して、レポートにまとめておくこと。必要に応じて、追加の情報収集を行うこと。 (1時間)
第2回
先行研究の理解(理論的背景)
既存研究を調査し、理論的背景を整理して、レポートにまとめておくこと。必要に応じて、追加の情報収集を行うこと。  (1時間)
第3回
先行研究の理解(方法論の理解) 
既存研究を調査し、方法論を整理して、レポートにまとめておくこと。必要に応じて、追加の情報収集を行うこと。  (1時間)
第4回
先行研究の理解(研究成果の理解)
既存研究を調査し、得られた研究成果を整理して、レポートにまとめておくこと。必要に応じて、追加の情報収集を行うこと。 (1時間)
第5回
先行研究における問題点の洗い出し 
既存研究にはどのような点が不足し、どのような点が課題として残されているのか、自らが発見する努力を追加の情報や上級生、教員とのディスカッションの中で実践すること)。  (1時間)
第6回
研究テーマの立案1(自ら興味を持つテーマを提案する)
第5回までの内容をベースに、自ら興味を持つテーマを提案する。複数提案し、それぞれの妥当性などを比較検証する。(1時間)
第7回
研究テーマの立案2(学部上級生、大学院生、教員とディスカッション)
提案したテーマの妥当性を検証するため、学部上級生、大学院生、教員とディスカッションする。(3時間)
第8回
研究テーマに関する報告書作成
最終的に、卒研で取り組む研究テーマの目的、方法などを報告書に整理する。(2時間)
第9回
研究実施項目の洗い出し 
選定した研究テーマを実施するにあたり、どのような実施項目が必要か、細かく洗い出すこと。必要に応じて、上級生や指導教員のアドバイスを受けること。 (3時間) 
第10回
研究実施計画の立案 
洗いだした実施項目をガントチャートに落とし込み、計画に無理が無いか、その実施期間は妥当かを十分に評価し、研究実施計画を立案する。 (3時間) 
第11回
実験装置の製作1(仕様の検討)
研究に資する実機、シミュレーションプログラム等を製作する。まず仕様を検討する。(3時間)
第12回
実験装置の製作2(作り込み)
研究に資する実機、シミュレーションプログラム等を製作する。仕様に基づいて作り込みを行う。(3時間)
第13回
実験装置の製作3(修正)
研究に資する実機、シミュレーションプログラム等を製作する。修正作業を加える。(3時間)
第14回
実験装置の製作4(プロトタイプの完成)
研究に資する実機、シミュレーションプログラム等を製作する。動作を確認し、プロトタイプを完成させる。(3時間)


課題等に対するフィードバック

課題に対するディスカッションを通して、その都度アドバイスすることによりフィードバックを行う。
評価方法と基準
達成目標に対するルーブリックに従い、客観的に評価を行い、60点以上で合格とする。
テキスト
専門性の高いテキスト、書籍、研究論文等を利用する。 
参考図書
専門性の高いテキスト、書籍、研究論文等を利用する。 
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
配属研究室で取り組まれている研究テーマを深く理解した後、社会の課題やニーズを把握、その課題の解決策を自ら提案し、これを研究テーマとして設定する。また、研究実施計画を立案し、実験装置を作成する。卒業研究Iの前段階として位置づけられる。
履修登録前の準備
研究室の態様に応じ、特に数学系、物理系の教養科目、及び関連する専門科目を十分復習しておくことが必要である。