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教員名 : 内田 祐一
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授業コード
510911
オムニバス
科目名
SDGs for Engineers Ⅲ
科目名(英語)
SDGs for Engineers III
配当学年
3年
単位数
1.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
集中講義
対象学科
基_応用,基_環生
コース
科目区分
カレッジマイスタープログラム
必選の別
選択科目
担当者
内田 祐一、伴 雅人
教室
実務家教員担当授業
担当教員の内田と伴は、企業においてリサイクルや省エネルギーに関する実務経験がある。その経験を活かし、卒業研究や社会活動に応用できる実践的なテーマや実例を授業で扱っている。-
授業の目的と進め方
本プログラムでは、工学技術者(Engineers)の卵である学生達が、SDGsへの興味を実際のモノづくりとして具体的に体験することを目的とする。
本科目では、「SDGs for Engineers Prep」、「SDGs for Engineers Ⅰ」および「SDGs for Engineers Ⅱ」で体験・獲得してきた知識や技能を活用し、下級生との連携のもと、工学に軸足を置いた立場でSDGsの理念をさらに具体化する製作を行う。 達成目標1
自らの製作対象を立案、企画することができる。【25%】
達成目標2
自ら提案した事項を実施するための準備、情報収集および問題解決ができるようになる。【25%】
達成目標3
自ら提案した製作対象を完成させることができる。【25%】
達成目標4
製作物の構成と効果について説明できる。【25%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
◎
プレゼンテーション
○
実習
◎
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
プログラムの概要の解説
前学期までの調査や製作物を踏まえ、自分が作りたい作品について考えておくこと(2時間)。
第2回
SDGsについて(1)17のゴール
SDGsの17のゴールについて調べておく(2時間)。SDGsについて受けた説明を復習する(2時間)
第3回
SDGsについて(2)住み続けられるまちづくりを
SDGsのNo11「住み続けられるまちづくりを」を事前に調べておく(1時間)。授業の内容を再度確認し理解しておく(1時間)。
第4回
SDGsについて(3)気候変動に具体的な対策を
SDGsのNo13「気候変動に具体的な対策を」を事前に調べておく(1時間)。授業の内容を再度確認し理解しておく(1時間)。
第5回
安全教育と工具の使用方法の諸注意
工作を行なう上での安全を事前に調べておく(1時間)。授業の内容を再度確認し理解しておく(1時間)。
第6回
作品の製作および活動計画の作成
製作品の具体的な案をまとめる(1時間)。授業後、指摘された内容を精査し、実施内容を見直す(1時間)。
第7回
製作に関する情報収集と資料整理
作品を製作するための情報をインターネット、参考書などから収集しまとめておく(2時間)。授業後、指摘された内容を精査し、実施内容に反映する(1時間)。
第8回
製作対象の設計作業と検討
作品の全体図を作成し問題点がないか検討する(2時間)。授業後、指摘された内容を精査し、実施内容に反映する(1時間)。
第9回
製作対象の詳細設計と検討
全体設計を見直し、部品の詳細設計を考える(2時間)。授業後、指摘された内容を精査し、実施内容に反映する(1時間)。
第10回
部品の製作
部品を製作する上で、材料の不足、問題点などがないか見直し、製作手順を考えておく(2時間)。授業後、指摘された内容を精査し、実施内容に反映する(1時間)。
第11回
製作品の組立作業
作品の組み立て手順、部品の確認などを行なう(2時間)。授業後、指摘された内容を精査し、実施内容に反映する(1時間)。
第12回
製作品の調整作業
製作品の不具合や改善点など調整手順を検討しておく(2時間)。授業後、指摘された内容を精査し、実施内容に反映する(1時間)。
第13回
製作品の発表準備
作品発表のための製作品の動作等をチェックする(2時間)。授業後、指摘された内容を精査し、実施内容に反映する(1時間)。
第14回
製作品の発表
作品発表の資料および作品を準備しておく(2時間)。授業後、指摘された内容を精査し、次期の課題として記録する(1時間)。
課題等に対するフィードバック
講義中の課題は、担当教員からのコメント・助言をつけて返却をするので、その内容をよく確認し、その後の活動に活かすこと。
評価方法と基準
平常点(担当教員への報告およびインタビュー)40点、製作・活動50点、発表10点、として評価する。
テキスト
教員が選定したテキストを履修者に配布する予定。 参考図書
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科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本プログラムの履修により、①SDGsや地球環境に対する知識・意識・意欲の増幅、②他学科の学生との取り組みによるコミュニケーション能力向上・不足部分の気づき・補完、③他大学他学部の学生との交流による視点・考え方の拡大などが、学生への教育的効果として見込まれる。これらは、就活時における企業選びや自己PRのための重要な経験にもなる。
履修登録前の準備
・SDGsについての解説記事などを参照しておく。
・本科目は、「SDGs for Engineers Prep」もしくは「SDGs for Engineers Ⅰ」を履修し、さらに「SDGs for Engineers Ⅱ」を履修した学生のみ、履修登録可能とします。 |