シラバス情報

授業コード
510959
オムニバス
科目名
中国語会話Ⅰ
科目名(英語)
Chinee Conversation Ⅰ
配当学年
1年
単位数
1.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
火曜3限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
自由科目
必選の別
自由科目
担当者
劉 WEN
教室
2-178
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本科目は、グローバルな人材を育成するために、中国文化に触れてもらい、実践的なコミュニケーション能力を養っていくための科目である。毎回の授業の最後に、会話小テストを行い、発表することによってコミュニケーション能力を高める。
達成目標1
中国語の日常会話を通じて中国語話者とコミュニケーションできる。(40%)
達成目標2
中国語で自分のことや自国のことを簡単に紹介し、相互理解を深めることができる。(40%)
達成目標3
中国語の音声と音声記号を理解し、母語との違いを理解することができる。(20%)
達成目標4
達成目標5

達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
中国語の発音 (単母音)母音に違いによる聞き取り方、発話の仕方などのふるまいも含めて母国語との差異を把握する。ピンイン[拼音:pin yin]の紹介。
予習:母語の母音と中国語の母音の調音法の違いを比較しながら、その違いが何かと認識して中国語の母音を獲得する練習をする。(1時間)
復習:中国語の母音の中で母語の母音と異なる調音法を中心に反復練習する。(1時間)
第2回
中国語の発音 (四声)
中国語にはピンイン[拼音:pin yin]と声調がある。中国語の声調は四声と軽声がある。母語との違いを理解し、意味伝達の情報の範畴を再整理する。
予習:日本語、英語などにはない声調は、何度も反復練習する。(1時間)
復習:授業中に聞き取った声調を何度も繰り返すだけでなく、音源にあたり何度も聞く。(1時間)
第3回
中国語の発音 (子音)
予習:CDの該当箇所をよく聴き、反復練習し、その成果を音声データとして保存できるとなおいい。自分で自分の音を聞きなおすのもいい。( 1時間)
復習:中国人の知人やスカイプなどを使って、音声のやりとりを試みる。( 1時間)
第4回
中国語の発音 (複母音)
日本語の中にもある鼻濁音などを理解する。日本語母語話者は、日本語自体を客観的にとらえることを試みる。
予習:複母音である二重母音「ai ei ao ou 」の4個と「ia ie ua uo üe」の5個、三重母音「iao iou uai uei」の4個をよく聞いておく。(1時間)
復習:鼻母音である-nの「an en ian(yan) in(yin)   
uan(wan) uen(wen)  üan(yuan) ün(yun)」の8個、 -ngの「ang  eng ong iang(yang) ing(ying) iong(yong) uang(wang) ueng(weng)」の8個の違いを理解し、反復練習する。(1時間) 
第5回
名詞文の肯定表現を中心に、叙述をするために必要な情報を集める。
予習:母語で肯定文を使って文化を紹介できるように簡単な文章で書きだしておく。(1時間)
復習:中国語の肯定表現での例文を暗唱する。   (1時間)
第6回
名詞文の否定表現を中心に、生活習慣の違いなどを表現できるようにする。
予習:テキストの練習問題をし、ここまでの内容を復習する。(1時間)
復習:授業で学んだ否定表現を発音しながらノートなどに何度も書いて反復練習する。(1時間)
第7回
疑問符がつく名詞文の疑問表現
「諾否疑問文」「当否疑問文」などと呼ばれる、文末に語気助詞の“吗ma”をつける表現を学ぶことで、中国文化の理解を深める。
予習:中国文化について知りたいと思うことを母語で書き出しておく。(1時間)
復習:授業で学んだ中国にかかわる情報を聞く表現として、「“吗”疑問文」を音読する。日本語疑問文と似たところがあり、それを繰り返し音読し、覚えるなどの努力が必要である。(1時間)
第8回
疑問詞疑問文Ⅰがつかない名詞文の疑問表現Ⅰ
予習:日本語疑問文と違うところが特徴で、それを繰り返し音読し、覚えるなどの努力が必要である。   (1時間)
復習:疑問詞疑問文Ⅰがつかない名詞文の疑問表現Ⅰを復習する。(1時間)
第9回
疑問詞疑問文Ⅱがつかない名詞文の疑問表現Ⅱ
予習:疑問詞疑問文Ⅱがつかない名詞文の疑問表現Ⅱを予習する。(1時間)
復習:日本語疑問文と違うところが特徴で、それを繰り返し練習し、覚えるなどの努力が必要である。   (1時間)
第10回
形容詞文の肯定表現-形容詞述語文
中国語では形容詞がそのまま述語になり,形容詞述語文を構成する。
予習:日本や中国の文化や風俗の中で形容詞で表現できるものをリストアップしておく。(1時間)
復習:日本語の形容詞文の順序と違うところが特徴で、繰り返し練習し、発音ができるようにする。  (1時間)
第11回
形容詞文の否定表現 
属性の差異を表現できる。
予習:母語で日本や中国の文化や風俗を形容詞で表現しリストアップしておく。(1時間)
例 沖縄の冬は寒くない。など
復習:孤立語である中国語の語順に着目して、授業で学んだ文章を暗唱する。(1時間)
第12回
疑問符がつく形容詞文の疑問表現
予習:母語で日本文化と中国文化の違いに着目し、その視点からの疑問文をリストアップしておく。   (1時間)
復習:テキストに基づいて、中国語で形容詞を使った表現をノートに書きだす。(1時間)
第13回
疑問符がつかない形容詞文の疑問表現
予習:母語で日本文化と中国文化の違いに着目し、その視点からの疑問文をリストアップしておく。   (1時間)
復習:テキストに基づいて、中国語で形容詞を使った表現をノートに書きだす。(1時間)
第14回
総まとめ会話テストを行う。
予習:授業で指定した部分を総ざらいして反復練習する。(2時間)
復習:授業で学んだことを中心に、全体を振り返り、中国文化への理解を深める。(1時間)


課題等に対するフィードバック
小テスト等のフィードバックは授業内で随時行う。
評価方法と基準
授業の参加度、プレゼンテーションの評価、随時行う小テストの点数(60%)と、最後の復習テスト(40%)で総合得点を求め、60点以上を合格とする。
テキスト
開講時指定する。
参考図書
特になし。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
時代のニーズに合わせ、より多くの学生たちに中国文化に触れてもらい、中国語の語学能力を養っていくと同時に、異文化に対する心構えを身につけるための科目である。
履修登録前の準備
中国語の発音を大まかにつかんでおいてください。