シラバス情報

授業コード
520128
オムニバス
科目名
インターンシップ・キャリア工房
科目名(英語)
Internship and Carrier Workshop
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
集中講義
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
竹本 泰敏
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
インターンシップ(企業等での就業体験)は、電気電子通信工学科で学んだ専門性を活かし、一生継続できるやりがいのある仕事に就くための就業経験として重要なる科目である。インターンシップを経験することで、社会でのマナーや、会社で働くことの意義について理解し、進路を決定する際に参考にすることができる。大学の代表としてインターンシップに臨むため、単純に単位目的で受講する学生には向かない。
インターンシップ先企業にて、5日以上の実習を行い、半数以上の日程で職場にて就業実習をすること。
達成目標1
将来の進路を決定する際の参考にすることができる【20%】
達成目標2
社会での常識とマナー、および、ルールを体験できる【20%】
達成目標3
社会における自分の立ち位置を知ることができる【20%】
達成目標4
自身の今後の課題について認識することができる【40%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
インターンシップの意義と目的
【予習】実際の企業でどのようなインターン実習が実施されているのかを調べる(100分)
【復習】インターン実習に参加することの意義について整理し、振り返る(100分)
第2回
保険の内容とトラブル発生時の対応について(保険加入手続き)
【予習】何故保険加入が必要なのかについて調べる(100分)
【復習】保険の内容につて改めて確認する(100分)
第3回
インターン生の社会的立場、法的な立場
【予習】労働関係法規に目を通しておく(100分)
【復習】インターン生が企業においてどのような立場であるかを改めて確認する(100分)
第4回
インターンシップにおける守秘義務と関連法規
【予習】守秘義務、個人情報保護法について調べる(100分)
【復習】守秘義務違反、個人情報保護法違反の実例を調べ、何故違反となったのかを考えてみる(100分)
第5回
企業の選び方やエントリーシートなどの実習までに必要な力の育成
【予習】各自でインターン実習に参加したい企業を探しておく(100分)
【復習】授業の内容に基づいて、予習で探した企業を評価してみる(100分)
第6回
挨拶や電話応対などの実習中に必要なマナーについて
【予習】社会人としてのマナーについて、各自で事前に調査する(100分)
【復習】授業で扱った内容に基づいて、各自で挨拶や電話対応を声に出して練習する(100分)
第7回
インターンシップ実施前の総合確認
【予習】エントリーシートを完成させるとともに、各自の実力のみでエントリー企業に受け入れてもらうことを予習とする(4時間)
【復習】受け入れ企業が決定した場合には必要な書類を記述してもらう(1時間)
第8回
インターン実習①
【予習】社会での心構えなどについて再度考えて、インターンシップに臨むこと。会社では挨拶をしっかりして、会社での指示に従うこと(2時間)
【復習】守秘義務について復習しておくこと(1時間)
第9回
インターン実習②
インターン先の企業の指示に従うこと。
【予習】会社で指示された業務内容に関して分からない部分の調査を行うこと(2時間)
【復習】業務内容について理解すること(2時間)
第10回
インターン実習③
インターン先の企業の指示に従うこと。
【予習】会社で指示された業務内容を理解しておくこと(2時間)
【復習】業務内容に関して復習を行う(2時間)
第11回
インターン実習④
インターン先の企業の指示に従うこと。
【予習】会社で指示された業務について報告書(日報)が書けるように準備すること(2時間)
【復習】業務内容を再度確認・理解しておくこと(2時間) 
第12回
インターン実習⑤
インターン先の企業の指示に従うこと。
【予習】会社で指示された業務について報告書(インターンシップ全体の報告書)が書けるように準備すること(2時間)
【復習】守秘義務について再度確認をしておくこと(2時間)
第13回
インターン実習⑥
インターン先の企業の指示に従うこと。
【予習】期間中に取り組んだ業務内容を整理しておくこと(2時間)
【復習】大学に戻ってからは、守秘義務に注意しながらインターンシップ報告書を書き始めること(2時間)
第14回
インターン実習報告会と振り返り
【予習】インターンシップ全体を振り返って、守秘義務に注意しながら報告書や報告会でのプレゼンテーション資料を作成すること(2時間)
【復習】プレゼンテーションの練習をしておくこと(2時間)


課題等に対するフィードバック
報告会の場において、企業からの評価表、学生の自己評価、教員の客観的な評価に基づいたフィードバックを行う。
評価方法と基準
1週間以上(実働5日以上)のインターンシップに参加して、提出する「インターンシップ報告書」、企業から提出される「評価表」及び報告会における発表内容と質疑応答等を加味した口頭試問の結果を総合的に評価し合格レベルにあると認められる場合に、本科目を合格とする。
(事前授業を受講しても、会社等で実習を行わない場合には不合格となる。定められた事前授業を受講しない場合、会社などで実習を行っても単位は認めない。大学を経由しない個人的なインターンシップは単位として認めない。) 
テキスト
インターンシップ要領・資料を適宜配布する
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
インターンシップは、本学の綱領である実工学の学びと直結している。これまで研鑽した大学における学問と、実社会での実際の工学の相違を体験し、会社の様子を覗き見る事で、自身の将来の方向性を決める重要な科目である。インターンシップの事前授業で、正当な理由のない遅刻や欠席をした場合や、事前授業の途中でも、電気電子通信工学科の代表として相応しくないと判断される場合には、その時点で不合格となる。
履修登録前の準備
自身の社会におけるマナーや態度、そして、大学生としての能力が、社会人の中で耐え得るだけ身についているか否かを考えておくこと。大学の代表としてインターンシップに臨むため、能力と態度の両方が大学の代表として相応しい少数の学生に受講者を絞り込む。また、インターンシップの受け入れが決まった場合には、自己都合で辞めることはできないため、インターンシップが実施される夏季休暇の予定も考えて受講すること。