|
教員名 : 佐々木 誠
|
授業コード
520779
オムニバス
科目名
卒業計画Ⅱ
科目名(英語)
Bachelor Thesis II
配当学年
4年
単位数
4.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
実習
対象学科
建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
佐々木 誠
教室
実務家教員担当授業
担当教員の佐々木は、建築設計・監理に関する実務経験をもつ。その経験を活かし、建築計画や建築設計に関して、実践的なテーマや実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
計画・設計系、構造・材料系、環境・設備系の研究室に所属し、指導教員のもとで日々指導を受けながら、卒業設計や卒業論文または卒業課題に「卒業計画Ⅰ」と合わせて1年間取り組むことで、これまで学修してきたことを総合的に理解することを目的とする。設計または論文では、「卒業計画Ⅰ」の成果を発展させ、設計や論文にまとめ、口頭発表を行う。課題では独自の方法でアプローチし、所定の形式にまとめ、口頭発表を行う。
達成目標1
・卒業に向けた最終仕上げとして、卒業設計・卒業研究・卒業課題のテーマ、方法、スケジュールを再検討できる。(10%)
達成目標2
・テーマに対して積極かつ具体的に実施活動をし、より深く掘り下げて考察できる。(20%)
達成目標3
・テーマのまとめに際して、コンセプトや結果、結論に対して客観的に判断できる。(20%)
達成目標4
・発表に向けて梗概や発表用の資料を作成できる。より伝わりやすい資料を作成できるよう工夫できる。(30%)
達成目標5
・仕上げとなる口頭発表でも自らの活動を充分に説明できる。(20%)
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
○
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
○
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
テーマの意義・目的、実施方法やスケジュール等を再検討
「卒業計画Ⅰ」で進めてきた調査や設計、実験等の内容をよく吟味しテーマを再検討する。 (予習200分)
第2回
テーマ・方法・スケジュールについて研究室内や同じ系どうしで協議
調査や設計、実験等の内容について協議することで、以降の活動にフィードバックする。 (予習100分/復習100分)
第3回
卒業設計、卒業研究、卒業課題の方向性を決定
広い視野と合理的なバランス感覚を持ちつつ、情報収集しながら、設計・論文・課題の方向性を決める。 (予習100分/復習100分)
第4回
卒業設計、卒業研究、卒業課題の実施
積極的に活動を進めつつも、良く考え最終的なまとめをイメージしながら設計・論文・課題を進める。 (予習100分/復習100分)
第5回
設計図面や模型の制作、論文の制作、課題ポスターの作成
制作物として形にしていく過程で、作業ボリュームと完成までの全体スケジュールを把握する。 (予習100分/復習100分)
第6回
成果の取りまとめ
これまでに活動して分かったことやコンセプトをまとめ上げる。客観的な分析や丁寧なまとめを心掛ける。 (予習100分/復習100分)
第7回
中間発表、ディスカッション
研究室或いは、同じ系どうしでの発表会を通して、不明点や整理しきれていない部分を洗い出す。 (予習100分/復習100分)
第8回
設計、論文、課題の詰めとまとめ
客観的な合理性を有するか、論理的な飛躍や破綻がないか、確認しながら進める。 (予習100分/復習100分)
第9回
設計、論文、課題全体としての完成度を向上
全体のバランスとして、その整合性は取れているか、他の設計や論文等を参考に広い視野で確認をする。 (予習100分/復習100分)
第10回
設計作品または執筆論文または課題ポスターの完成
個別内容について合理的かつ整合性が取れているか、全体のバランスは取れているか、良く確認をする。 (予習100分/復習100分)
第11回
梗概の作成
必要な内容に抜けが無いように、かつ簡潔に、梗概としてまとめ上げていく。 (予習100分/復習100分)
第12回
口頭発表用のデジタルデータの作成
自身のコンセプトや目的、内容や結論を分かりやすく説明できるようなプレゼンテーション資料を作成する。 (予習100分/復習100分)
第13回
口頭発表の準備・演習
発表に向けキーポイントがどこか、時間感覚をもって発表の準備を行う。 (予習100分/復習100分)
第14回
設計、論文、課題の口頭発表
自身の考えが他者に正確に伝わり、より理解して貰えるよう最大限に心掛け、卒業前の総仕上げとなる発表を行う。 (予習100分/復習100分)
課題等に対するフィードバック
日常的な研究活動やゼミでの発表を通して学生の成果や進捗を確認し指導を行う。
必要に応じて改善点を示したり、新しい目標を設定したりするなどして、学生個人の適性に合わせた指導を行う。 評価方法と基準
設計作品または研究論文または課題ポスターとそれぞれの梗概および口頭発表等、
学修の成果物をルーブリックにもとづく取組み状況と成果物によって総合的に評価する。 その評価が60点のものをC評価とする。 加えて、C評価となる基準は、ゼミに2/3以上出席し、所定の回数の発表を行った上で、 すべての項目が「3 標準レベル」以上となること。 テキスト
所属研究室の指導教員が指定する。
参考図書
所属研究室の指導教員が指定する。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
この科目は、自らテーマを設定し、これまで学んだ知識や技術を総合的に活用して行う、いわば学修の総仕上げであり、社会へ旅立つ関門の位置づけとなっている。
「卒業計画Ⅰ」の履修後、「卒業計画Ⅱ」を履修する。 履修登録前の準備
テーマに関する具体的な資料や活動の成果等をその都度整理し、ゼミで共有・議論できるよう準備しておくこと
|