シラバス情報

授業コード
520851
オムニバス
科目名
専門職連携実習
科目名(英語)
Practical Training for Interprofessional Work
配当学年
3年
単位数
1.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
集中講義
対象学科
建_建築_Lコース
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択必修科目
担当者
勝木 祐仁、野口 祐子、古賀 繭子
教室
実務家教員担当授業
担当教員の野口祐子は、福祉の実務経験を持ち、福祉施設ではより実践的な実習指導が可能である。
授業の目的と進め方
様々な専門を学ぶチームメンバーとともに地域の保健医療福祉の現場で健康や生活上の課題を持つ人やその暮らしに関わる様々な人と直接向き合いながら、生活に対する評価・提案を行う過程で、チームメンバーとの連携・協働を学ぶ。 
達成目標1
チームメンバーとともに対象者のおかれている状況と思いを理解する。【20%】
達成目標2
対象者のニーズにあった快適で魅力的な生活を提案する上で、連携・協働の必要性を理解する。【15%】
達成目標3
連携・協働した活動を行うために、自身の専門領域の知識・技術・態度を活用する。【15%】
達成目標4
連携・協働した活動を行うために、自身の専門領域と他の専門領域との共通性を理解する。【15%】
達成目標5
連携・協働した活動を行うために、チームワークの技術を修得する。【15%】
達成目標6
実習での体験を振り返り、連携・協働に向けた自身の成果と課題を理解する。【20%】 
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
オリエンテーション(1)実習の目的・進め方・達成目標・ルール 
実習の手引きを熟読しておく。(1時間) 
第2回
オリエンテーション(2)実習対象者の理解・実習計画の作成
実習の対象者および実習に赴く地域について理解を深めておく。(1時間) 
第3回
実習1日目 情報収集 
誰がいつ誰に対して情報収集を行うか計画をたてておく。(1時間) 
第4回
実習1日目 情報分析
必要な情報が得られているか、分析の論点に偏りがないか確認・把握しておく。(1時間)  
第5回
実習1日目 1日のふり返り 
1日の体験をふり返り、自分及びチームの課題と成果を把握し、翌日の目標を立てておく。(1時間) 
第6回
実習2日目 情報収集
必要な情報が得られているか確認した上で、誰がいつ誰に対して情報収集を行うか計画を見直しておく。(1時間)  
第7回
実習2日目 情報分析 
必要な情報が得られているか、分析の論点に偏りがないか確認・把握しておく。(1時間)  
第8回
実習2日目 1日のふり返り
1日の体験をふり返り、自分及びチームの課題と成果を把握し、翌日の目標を立てておく。(1時間) 
第9回
実習3日目 情報収集と分析 
必要な情報が得られているか確認した上で、誰がいつ誰に対して情報収集を行うか計画を見直しておく。(1時間) 
第10回
実習3日目 情報分析・提案の取りまとめ 
必要な情報が得られているか確認した上で、誰がいつ誰に対して情報収集を行うか計画を見直しておく。(1時間)  
第11回
実習3日目 1日のふり返り
1日の体験をふり返り、自分及びチームの課題と成果を把握しておく。(1時間)  
第12回
実習4日目 報告会の準備 
報告会の準備に向けて、個人およびチームで実習の目的・目標を改めて確認しておく。(1時間)  
第13回
実習4日目 報告会
発表の資料、方法、役割分担を確認しておく。(1時間)  
第14回
実習4日目 リフレクション
実習の体験をふり返り、自分の課題と成果を把握し、今後の目標をたてる。(1時間)  


課題等に対するフィードバック
一日ごとの実習の記録及び、最終レポートに対してフィードバックコメントを与える。
評価方法と基準
一日ごとの実習の記録(40%)、最終レポート(60%) 

実習の全日程に参加し、提出物を全て提出していること、対象者のおかれている状況と思いを理解しようとしていること、実習での体験を振り返ろうとしていることを「C」評価となる基準とする。
テキスト
「IPW実習の履修手引き」(埼玉県立大学、彩の国連携力育成プロジェクト)
参考図書
埼玉県立大学『新しいIPWを学ぶ 利用者と地域とともに展開する保健医療福祉連携』中央法規出版(2022)【ISBN:978-4-8058-8464-5】 
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「フレッシュマンゼミⅠ・Ⅱ」(1年春・秋)と「ケア空間体験実習」(1年秋・集中)では他分野の連携の基盤として「ヒューマンケア」について学んだ。「協働デザインの手法」(2年秋)と「福祉空間の設計」(2年秋)の一部のプログラムでは他分野との連携の方法について学んだ。本科目では学科専門科目の学びを生かしながら、他の専門を学ぶチームメンバーとともに保健医療福祉の現場で連携と協働について実践的に学ぶ。 
履修登録前の準備
「フレッシュマンゼミⅠ・Ⅱ」(1年春・秋)、「ケア空間体験実習」(1年秋・集中)、「協働デザインの手法」(2年秋)、「福祉空間の設計」(2年秋)で学んだことについて復習しておく。また、保健医療福祉の現場で働く様々な専門職について学んでおく。