シラバス情報

授業コード
520139
オムニバス
科目名
環境と科学技術
科目名(英語)
Environmental Science and Technology
配当学年
1年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
水曜1限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
共通教育科目
必選の別
選択科目
担当者
佐藤 杉弥、八木田 浩史、河住 有希子
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
今日ではいかなる科学技術も環境に対する意識を抜きに語れない。科学技術は環境影響を及ぼすと同時に、地球環境を守り、自然の脅威に対抗し、人間社会の持続的発展をもたらす手段でもある。この科目では環境に関わる科学技術について、さまざまな分野の事例を通じて複合的に理解した上で、自らの意見を発信できるようになることを目的とする。また、講義を主体とし、授業時間内に集中して講義内容を把握することを目的とする。
達成目標1
授業でとりあげた事例について、その技術の内容と特徴について説明できるようになる。【40%】
達成目標2
環境対応技術について、それらが社会問題および環境問題をどのように解決することができるのかを説明できるようになる。【30%】
達成目標3
科学技術の環境影響と対応を、グローバルな視点とローカルな視点を区別して、また、自らの考えを加えて述べることができるようになる。【30%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
科学技術と環境とのかかわり(概論)
予習として、今日までの科学技術の発展と、その環境への影響について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第2回
プロダクト・デザインと環境
予習として、プロダクト・デザイン分野の環境対応技術について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第3回
メカニクスと環境
予習として、メカニクス分野の環境対応技術について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第4回
新しいものづくりと環境
予習として、新しいものづくりにむけてどのような環境技術があるか調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第5回
新エネルギーと環境
予習として、新エネルギーの種類や環境影響について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第6回
マイクロ・ナノ工学と環境
予習として、マイクロ・ナノ工学分野の環境対応技術について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第7回
ロボット技術と環境
予習として、ロボット技術の環境対応について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第8回
エレクトロニクスデザインと環境
予習として、エレクトロニクスデザインの環境対応について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第9回
エネルギー制御と環境
予習として、エネルギー制御技術と環境対応について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第10回
情報技術と環境
予習として、情報技術の環境対応について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第11回
構造・環境エンジニアリングと環境
予習として、構造・環境エンジニアリング分野の環境対応について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第12回
住空間・福祉デザインと環境
予習として、住空間・福祉デザイン分野の環境対応について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第13回
建築・都市デザインと環境
予習として、建築・都市デザイン分野の環境対応について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第14回
科学技術と環境(まとめ)
予習として、科学技術にどのような環境対応の可能性があるか、これまでの講義で出て来た分野から5つ以上を選んで具体的な解説ができるように整理しておくこと(1時間)。復習として、授業全体を振り返って、特に興味のあった問題についてさらに調べること。また、自分が技術者としてどのような貢献ができるか考えること(1時間)。


課題等に対するフィードバック
課題の回答において理解が不十分な部分は、授業内で解説の時間を設ける
評価方法と基準
毎回の課題を70%、期末試験(または最終課題)を30%として総合得点を求め、60点以上を合格とする。(ただし、期末試験を受験しない場合や最終課題を提出しない場合は評価しないので注意すること)。毎回の課題に対し全体にフィードバックレポートを出すので参考にすること。
テキスト
テキストは指定しない。各回の内容に応じて授業資料を配付する。
参考図書
『知っておきたい基礎知識 環境の科学と技術』日経エコロジー(2013年)【ISBN:978-4-8222-7753-6】など
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
現代社会に”もの”を積極的に創造し提供して行く、すなわち、地球・自然・人間社会によくも悪くも能動的に影響を与える、あるいは、与えてしまう工学を目指す学生諸君へ、環境を配慮した持続的発展に向けてのあり方を考える、多様な分野の複数教員によるオムニバス形式の講義。環境系コア科目として位置づける。
履修登録前の準備
自分の専門および専門以外の環境対応技術について調べてみること。
学外のゲスト講師の講演を聴講するために、日程変更をする場合がある。その場合は授業連絡で周知し、日程変更に対応できない場合は別の課題を課す。