シラバス情報

授業コード
210430
オムニバス
科目名
特別研究Ⅰ
科目名(英語)
Advanced StudyⅠ
配当学年
2年
単位数
4.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
博前_環境
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
必修科目
担当者
内田 祐一
教室
実務家教員担当授業
担当教員の内田は、企業の研究所において製造プロセスの操業解析や製品評価の実務経験がある。その経験を活かし、修論研究や社会活動に応用できる実践的なテーマや実例を扱っている。
授業の目的と進め方
環境・エネルギーという観点から材料/資源を包括的に捉え、技術革新に繋がる研究を目指す「材料・環境科学」に関連した学術研究を遂行し、研究を遂行するための、調査、目的設定、実験計画と実施、結果の整理と考察などの能力や、さらに、得られた成果を人にわかりやすく説明するための能力を身につけることができるようになる。
達成目標1
研究レベルに応じた装置を製作し、自らデータを獲得することができる。【40%】
達成目標2
研究背景の調査、課題の抽出、研究目標の設定、実験の遂行、結果の整理と考察など、修士論文を作成
するために必要な能力を身につけることができる。【40%】
達成目標3
組織の中にあって協調しながら研究活動ができる能力を養うことができる。【20%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
学位授与プロセスの指導
過去の修士論文を参照しておくこと。「自然科学」の研究をし、修士論文としてまとめる意識をもつこと。
第2回
研究テーマの決定
指導教員と協議の上で研究テーマを決定する。学術的背景や技術的な動向、所属する研究室の過去の研究などから、研究目的を明確にする。
第3回
研究室設備の講習
研究に使用する設備の操作方法などの講習を受け
る。 
第4回
研究の実施1(研究背景の調査)
研究テーマにおける学術的背景や技術的な動向など
の調査を行う。 
第5回
研究の実施2 (研究方法の検討)
目的を達成するためにはどのような方法で研究を実
施すべきか、指導教員の指導のもと検討する。 
第6回
研究の実施3(実験装置の製作)
研究の遂行に必要な実験装置を製作する。
第7回
研究の実施4(予備実験)
予備実験を行い、所望の実験が成立するかを確認する。 
第8回
研究の実施5(本実験)
予備実験を踏まえ、事前に設定した条件で本実験を行う。
第9回
研究の実施6(モデル計算など)
実験条件に合わせたモデル計算を行い、実験結果と比較する。
第10回
研究の実施7(研究結果の整理)
実験や計算などにて得られた結果を整理する。 
第11回
研究の実施8(研究結果の考察)
整理された結果について、既往論文や研究室で保有す
るデータなどを比較検討し、考察を加える。 
第12回
研究の実施9(研究結果のまとめ)
研究の背景、目的、実施内容と結果、考察につい
て、一連のストーリーとしてまとめる。
第13回
中間報告会の準備
指導教員の指導のもと、中間報告会の準備(発表予
稿やプレゼンテーション用スライドの作成)を行う。
第14回
中間報告会
充分に発表練習をした上で中間報告会に臨むこと。


課題等に対するフィードバック
研究指導を通して特別研究に対するフィードバックを行う。
評価方法と基準
修士論文の達成度、中間発表会および学会発表の状況などを総合的に評価する。 
テキスト
研究テーマに応じ、専門性の高いテキスト、書籍、研究論文等を利用する。 
参考図書
研究テーマに応じ、専門性の高いテキスト、書籍、研究論文等を利用する。 
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
環境共生システム学専攻において、修士論文をまとめるために必要な能力を身につけるための科目で
ある。さらに、研究結果を学会で発表したり、学会誌に論文として投稿したりする高度な能力を養う
ための訓練をするための科目でもある。
履修登録前の準備
特別演習ⅠおよびⅡおよび関連する大学院講義の復習をしておくこと。