シラバス情報

授業コード
220539
オムニバス
科目名
材料循環工学特論
科目名(英語)
Advanced Materials Recycling Engineering
配当学年
1年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
火曜1限
対象学科
博前_環境
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
選択科目
担当者
内田 祐一
教室
実務家教員担当授業
担当教員の内田は、企業において資源リサイクルの操業に関する実務経験がある。その経験を活かし、卒業研究や社会活動に応用できるリサイクルの実践的なテーマや実例を授業で扱っている。 
授業の目的と進め方
工業材料の製造と循環利用に関する科学技術とその技術革新を理解する。さらに、素材原料としての各種資
源の現状を地球規模および環境負荷の視点から概観し、資源循環の必要性や課題を理解する。
講義および演習形式で行う。講義で課した課題については講義時間内に解説する。
達成目標1
・各種工業材料の特性や資源生産に始まるプロセスフローを説明できる。【40%】
達成目標2
・材料製造における生産技術および資源再利用技術に関する環境負荷低減の取り組みを説明できる。【30%】
達成目標3
・各種材料のリサイクルのケーススタディーを通じて、資源循環の必要性や課題を提示できる。【30%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
循環型社会における資源
予習として、各種資源の埋蔵量について調べておく(1時間)。 復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 
第2回
鉄鋼材料の製造と資源
予習として、炭素鋼の製法と資源について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 
第3回
特殊鋼材料の製造と資源
予習として、ステンレス鋼、耐熱鋼などの製法と資源について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 
第4回
非鉄金属材料の製造と資源
アルミニウム、マグネシウムなどの製法と資源について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 
第5回
高分子材料の製造と資源
ポリプロピレンなど、高分子材料の製法と資源について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 
第6回
無機材料の製造と資源
コンクリートやセラミックス材料などの無機材料の製法と資源について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 
第7回
機能性材料の製造と資源
光学材料、磁性材料などの機能性材料の製法と資源について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 
第8回
木質材料・炭素材料の製造と資源
木材を原料とする素材の製法と資源について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 
第9回
複合材料の製造と資源
航空機や建築用途に使用されている複合材料の製法と資源について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 
第10回
稀少資源の製造と利用
リンなどの枯渇の懸念されている資源の製法と用途について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。
第11回
金属材料の循環利用
金属材料の循環利用の概要について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 
第12回
高分子材料の循環利用
高分子材料の循環利用の概要について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 
第13回
資源循環と地球温暖化
地球温暖化対策の世界的動向について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。
第14回
環境調和型資源素材生産
環境に配慮した資源や素材生産の実例について調べておく(1時間)。復習として、講義時配布資料を再読する(1時間)。 


課題等に対するフィードバック
授業中に課す小テストは、授業中に解説を行い、その場での理解を促す。
評価方法と基準
講義中に課す演習の採点平均が60点以上で合格とする。講義時の演習はその場で解説し返却するので内容を復習すること。
テキスト
特に指定せず、参考資料や論文を配布する。
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
修士課程で材料系の研究を行うための基礎知識と、環境共生社会に資する技術を支える素材利用に関する素養を獲得する。
履修登録前の準備
種々の機関が発表している素材リサイクルに関する統計に目を通しておくこと。