|
教員名 : 呉本 尭
|
授業コード
210047
オムニバス
科目名
特別研究Ⅰ
科目名(英語)
Advanced StudyⅠ
配当学年
2年
単位数
4.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
博前_電子
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
必修科目
担当者
呉本 尭
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
研究活動を通して、計画の立案能力、情報の収集と分析能力、実験の実行能力、データの解析能力を身に付け、各自の専門領域以外の、幅広い専門性についても対応できる能力を身に付ける。特別研究Ⅰでは、基礎的な人工知能(AI)技術を学習し、研究テーマを考案・確定し、研究に関する基本的能力を身に付ける。また、修士論文に向けて、予備実験、比較実験、理論改良を行い、研究室内での成果発表を行う。
達成目標1
研究計画の立案、研究遂行、データの解析、考察を自立して行う事ができる【20%】
達成目標2
基礎的な人工知能(AI)技術を学習し、研究テーマを考案・確定し、研究に関する基本的能力を身に付ける【20%】。
達成目標3
自身の研究テーマ領域に関して、高度の専門知識を有し、他者と議論ができる【20%】
達成目標4
研究テーマに関して、日本語および英語の文献を読み、内容が理解できる【20%】
達成目標5
研究成果を学会等で発表するなど、自分の成果を公の場でプレゼンテーションできる【20%】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
○
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究第1期:研究の遂行(初期)
研究環境の準備が出来次第、研究に取り掛かること。
問題が生じた場合には、指導教員に相談して修正すること。 第2回
研究第1期:研究の遂行(中期)
研究ゼミナールを参加・発表すること。
問題が生じた場合には、随時、指導教員に相談して修正すること。 第3回
研究第1期:研究の遂行(後期)
各自の研究テーマに関する文献調査を行い、テーマを決めること。
問題が生じた場合には、随時、指導教員に相談して修正すること。 第4回
研究第1期:研究の遂行:まとめと発表
挑戦したい研究テーマについて、研究背景、目的、これまでの成果、今後自分の解決案をまとめを研究室などで発表をおこなう。
特に、研究の最終段階を意識して、足らないデータや、予備実験の必要性について整理すること。 指導教員や研究仲間とディスカッションを行うことで、自身が気づかなかった事柄についても、整理すること。 第5回
文献調査、研究日程の検討と計画書の作成
足らないデータや再実験の必要性について、文献調査などを行い、今後の研究日程の検討と、計画書の作成を行う。特に自分の提案法の理論的解決案を吟味し、指導教員と相談すること。
第6回
研究第1期:予備実験・本実験
これまでの研究文献を精読し、従来法に関する再実験を行う。また、比較実験に向けて、提案法の本実験を行い、実験結果を記録する。
第7回
研究第1期:本実験・実機実験
提案法に関する計算機シミュレーション・実機実験を行う。実験条件の設定を変更したり、最適化を行う。
第8回
研究第1期:本実験・比較実験
提案法の計算機シミュレーション・実機実験を反復し、実験条件(パラメータ設定、対象問題変更など)の異なる結果をまとめ、比較実験によって、提案法の優劣を判定する。
第9回
研究第1期:理論の改良
従来法との比較実験の結果より、提案法の理論的な改良を考案し、再実験を行う。
第10回
研究第1期:改良案の確認
提案法・提案法の改良法の優劣を実験結果によって実証し、各手法の長所・短所を分析する。指導教員と相談し、修士論文の中間発表に向けて準備を行う。
第11回
研究第1期:まとめと中間発表
これまでの研究内容・成果を研究室内で発表し、ディスカッションを行う。特にプレゼンテーション能力を身に着けることを意識する。
第12回
研究第1期:中間発表のまとめと今後の研究計画
中間発表会にて受けた質問・指摘・コメントをまとめ、今後の研究計画を立てること。その際に指導教員と相談すること。
第13回
研究第1期:次期への準備
研究テーマに必要な理論・技術を学ぶ。
第14回
研究第1期:環境・技術準備の報告
修士論文に向けた研究環境や理論的な準備状況をまとめ、研究室内で報告する。
課題等に対するフィードバック
レポート・発表内容に対して評価・コメントによって授業内でフィードバックを行う。
評価方法と基準
研究計画書、中間報告書をすべて提出し、研究室の中間報告会で発表したものを合格(C評価)とする。 なお、それぞれの段階で評価コメントをフィードバックする。 テキスト
研究テーマに関連する専門書および文献(指導教員による選定がある)
参考図書
研究テーマに関連する専門書および文献(指導教員による選定がある)
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
電子情報メディア工学専攻は、エレクトロニクス、情報通信技術およびマルチメディアの3つの専門領域において、高度な専門知識をもつ実践的技術者や職業的研究者を育成することを目標としている。この目標に対して、当該科目は最も重要な科目である。 履修登録前の準備
担当指導教員の指示に従うこと。
|