シラバス情報

授業コード
210091
オムニバス
科目名
グループウェア特論
科目名(英語)
Advanced Topics on Groupware
配当学年
1年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
月曜2限
対象学科
博前_電子
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
選択科目
担当者
勝間田 仁
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
企業などの組織で利用される代表的なグループウェアの種類と機能的な側面について学習し、組織活動におけるコミュニケーションやコラボレーションを支援する機能を実現するうえでの課題について理解を深める。また、ソーシャルメディアを利用した組織的な活動の動向についても事例をもとに理解を深める。 
達成目標1
CSCW(Computer Supported Cooperative Work)の分野における情報技術の活用について説明できる(25%)。
達成目標2
代表的なグループウェアとその機能的な特徴について説明できる(25%)。
達成目標3
コラボレーション支援を効果的に行う設計課題について説明できる(25%)。
達成目標4
ソーシャルメディアを利用した組織的な活動支援の最新動向について説明できる(25%)。
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
グループウェアとCSCW
グループウェアについて調査し、代表的なグループウェアについてまとめられるようにしておく(1時間)。 
第2回
同期型グループウェア
対面型の会議を想定して、その利点を説明できるように準備しておく(1時間)。 
第3回
非同期型グループウェア 
遠隔地との人との会議を想定してた場合に、どのような情報通信技術が必要か調査する(1時間)。
第4回
情報共有基盤システム
遠隔地との人との会議を想定してた場合に、どのような情報通信技術が必要か調査する(1時間)。 
第5回
協調学習支援
グループ学習の経験をもとに問題点をまとめておく(1時間)。 
第6回
分散ソフトウェア開発 
グループによるプロジェクト開発を想定した場合に、どのようなことが問題となるかまとめておく(1時間)。 
第7回
モバイルグループウェア 
モバイル端末を利用して作業を行う利点についてまとめておく(1時間)。 
第8回
情報フィルタリング 
情報フィルタリングとレコメンドサービスの違いについて説明できるようにしておく(1時間)。 
第9回
インフォーマルコミュニケーションとアウェアネス 
アウェアネスの効果についてまとめておく(1時間)。 
第10回
タンジブルユーザインタフェース 
タンジブルユーザインタフェースの事例について調査し、まとめておく(1時間)。 
第11回
ソーシャルメディアとコミュニケーション 
ソーシャルメディアを活用したコミュニケーションの利点と欠点について調査し、まとめておく(1時間)。 
第12回
グループウェアに関連した研究論文の調査
グループウェアに関連した研究論文を調査し、研究の概要と支援対象の特徴について報告できるようにまとめておく。 
第13回
グループウェアに関連した研究論文調査と報告
調査したグループウェア関連の研究論文で導入されている技術がどのように支援対象に使われているかを説明できるようにまとめておく(1時間)。 
第14回
次世代グループウェアについてのディスカッション
次世代グループウェアについて行ったディスカッションの結果をまとめておく(1時間)。


課題等に対するフィードバック
課題に対する講評を授業時間内で行う。
評価方法と基準
授業中における課題の評価(100%)
課題1:グループウェア関連の国際会議論文集から文献を選び、その論文紹介を発表形式で行う。
課題2:テキストの指定した範囲について、発表形式で報告する。
課題発表により、達成目標を最低限達成していることをC評価判定の基準とする。
テキスト
資料を配布する。 
参考図書
垂水浩幸、グループウェアとその応用、協立出版、2000年9月、【ISBN 978-4-320-02785-5】
宗森 純・由井薗 隆也・井上 智雄、アイデア発想法と協同作業支援、協立出版、2014年9月、【ISBN:978-4-320-12343-4】 
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
グループウェアやCSCWの分野で活用されているシステムの設計課題について学習することに重点を置いているが、その基盤技術である情報通信技術やネットワークサービスの仕組みについても理解を深めることを目標としている。 
履修登録前の準備