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教員名 : 石川 貴一朗
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授業コード
210172
オムニバス
科目名
計測工学特論
科目名(英語)
Advanced measurement engineering
配当学年
1年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
月曜5限
対象学科
博前_機械
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
選択科目
担当者
石川 貴一朗
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
計測は工学における基礎であり、様々な場面で必要となる。本講義では、センサの基礎知識から、計測結果の分析、評価方法について、基礎理論から応用事例について、調査や演習を通して学ぶことで、技術者として必要となる計測技術について知識を深めることを目的とする。
達成目標1
基礎的なセンサについての知識を修得し、計測対象に応じて適切なセンサを選ぶことができる。(40%)
達成目標2
計測における各種 分析手法について理解し、計測結果に応じて適切な分析を行うことができる。(40%)
達成目標3
各自が研究で使う計測装置について、データの解析方法を説明できる(20%)
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
○
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
センサの基礎
計測について調べておくこと。(2時間)
単位系について復習しておくこと。(2時間) 第2回
誤差の要因
トレーサビリティについて調べておくこと。(2時間)
誤差の要因についてまとめておくこと。(2時間) 第3回
回帰分析・分散分析
データの解析方法について調査しておくこと。(2時間)
回帰分析、分散分析について良く理解しておくこと。(2時間) 第4回
フーリエ変換
三角関数について復習しておくこと。(1時間) 授業後は配布資料をよく読み、フーリエ変換について良く理解しておくこと。(2時間)
第5回
信号処理
信号処理について調べておくこと。(2時間)
信号処理についてまとめておくこと。(2時間) 第6回
研究で使用するセンサの調査
プレゼンテーション 研究で使用しているセンサについて、使い方およびデータ処理方法について調べ発表できるようにまとめておくこと(1時間)
授業後は各センサについてまとめておくこと。(2時間) 第7回
測定における不確かさの評価 -モンテカルロ法 ベイズ統計-
モンテカルロ法について調べておくこと(2時間)
配布資料をよく読み、測定における不確かさについてまとめておくこと。(1時間) 第8回
計測による故障診断
故障診断について調査しておくこと(2時間)
計測による故障診断について講義内容をまとめ、最終講義までにレポートを提出すること。(3時間) 第9回
生体計測
生体情報の計測方法について調査しておくこと(2時間)
生体計測について講義内容をまとめ、最終講義までにレポートを提出すること。(3時間) 第10回
GNSSによる位置測位
GNSSについて原理を調べておくこと(2時間)
GNSSについて講義内容をまとめ、最終講義までにレポートを提出すること。(2時間) 第11回
移動計測
移動計測事例について調査しておくこと(2時間)
移動計測について講義内容をまとめ、最終講義までにレポートを提出すること。(3時間) 第12回
画像計測 -画像からの物体認識、ステレオ法による距離計測-
画像処理について調査しておくこと(2時間)
画像計測について講義内容をまとめ、最終講義までにレポートを提出すること。(3時間) 第13回
3次元点群データからの物体認識
3次元点群の取得方法について調べておくこと(2時間)
物体認識手法について講義内容をまとめ、次回講義までにレポートを提出すること。(3時間) 第14回
機械学習による物体認識
機械学習の種類と手法について事前にまとめておくこと(2時間)
機械学習について講義内容をまとめておくこと。(2時間) 課題等に対するフィードバック
授業内の発表時にディスカッションを通してフィードバックを行う
評価方法と基準
発表およびレポートにより評価。60点以上を合格とする。
テキスト
適宜資料を配布
参考図書
計測システム工学の基礎 森北出版【ISBN:978-4-627-66443-2】、測定 不確かさの評価の最前線 日本規格協会など【ISBN:4542301842】
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本科目は、工学において必要となる計測について、基礎的な解析手法から応用までを学ぶことにより、修士論文研究に役立てる。また解析等は実際のセンサを使い、そのデータ処理をすることで実践的に学ぶことができる科目である。
履修登録前の準備
これまでの研究や実験等で行った計測方法、解析手法について事前に復習しておくこと。
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