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教員名 : 松田 洋
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授業コード
210463
オムニバス
科目名
特別研究Ⅰ
科目名(英語)
Advanced StudyⅠ
配当学年
2年
単位数
4.00単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
博前_電子
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
必修科目
担当者
松田 洋
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
社会・産業の基盤となるハードウェアとしての「エレクトロニクス」、社会と暮らしへのコンピュータの応用を目指すソフトウェアとしての「情報通信技術」、多様な情報メディアとネットワークとからなる「マルチメディア」に関連した、学生各自の学術研究の探求をおこなう。研究活動を通して計画立案、情報収集と分析、実験実行、データ解析の能力を養い、各自の専門領域以外の幅広い専門性に対応できる能力を身に付ける。
達成目標1
研究計画の立案、研究遂行、データの解析、考察を自立して行う事ができる【20%】
達成目標2
研究成果を学会等で発表するなど、自分の成果を公の場でプレゼンテーションできる【20%】
達成目標3
自身の研究テーマ領域に関して、高度の専門知識を有し、他者と議論ができる【20%】
達成目標4
自身の研究テーマ以外の領域に関して、素養を身に付け、他者の考えを理解することができる【20%】
達成目標5
研究テーマに関して、日本語および英語の文献を読み、内容が理解できる【20%】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究テーマの検討:テーマ決定の為のディスカッション
学部の時の研究テーマを振り返り、博士前期課程における研究について熟考しておくこと。
指導教員とディスカッションを行い、ディスカッションの内容を振り返り、研究テーマを少し絞り込むこと。 第2回
研究テーマの検討:研究テーマの絞込みの為のディスカッション
取り組みたい研究テーマに関して、文献などで簡単に調査しておくこと。
指導教員とディスカッションを行い、ディスカッションの内容を振り返り、研究テーマを絞り込むこと。 第3回
研究テーマの検討:研究テーマの決定の為のディスカッション
研究テーマに関して文献などを精査して、研究テーマとしての妥当性に関して熟考しておくこと。
指導教員のアドバイスを参考にしながら、ディスカッションを通して、研究テーマを決定すること。 第4回
絞り込んだ研究テーマに関する文献の調査
この期間は、集中して、絞り込んだ研究に関する文献を精読すること。
特に、自身の研究テーマに関して、先達の研究状況を把握しておくことが重要である。 第5回
研究日程の検討と計画書の作成
取り組む研究テーマに関して、研究計画を立てること。
最終的な、学外発表(1年後程度先)をイメージして計画を立てること。ただし、研究計画は綿密な内容である必要はない。 第6回
研究第1期:準備
研究の取り掛かりとして、研究に必要な設備や環境について調査し準備しておくこと。
足らない設備や環境に関しては、指導教員と相談して準備を進めること。 第7回
研究第1期:研究の遂行:初期
研究の準備が出来次第、研究に取り掛かること。
問題が生じた場合には、指導教員に相談して方向性について修正すること。 第8回
研究第1期:研究の遂行:中期
研究を進めること。
問題が生じた場合には、随時、指導教員に相談して修正すること。 第9回
研究第1期:研究の遂行:後期
研究を進めること。
研究開始第1段階としてのまとめを意識すること。 第10回
研究第1期:研究の遂行:まとめ
研究を進めること。
研究開始第1段階のまとめを行うこと。特に、問題点や課題などについて整理すること。 第11回
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研究第1期:研究の遂行:発表とディスカッション 研究のまとめを整理すること。
研究開始第1段階のまとめを研究室などで発表をおこなう。 指導教員や研究仲間とディスカッションを行うことで、自身が気づかなかった事柄についても、整理すること。 第12回
文献の調査
研究第1期で明らかになった、課題や問題について文献調査を行うこと。
その際に、自身の研究分野だけでなく、関連分野に関しても意識して調査するとよい。 研究の課題や問題に関して、それらを解決する手段について熟考すること。 第13回
研究日程の検討と計画書の作成
研究第1期の結果を踏まえて、取り組む研究テーマに関して、現実的な研究計画を立てること。
学外発表(半年後)をイメージして計画を立てること。ただし、研究計画は綿密な内容である必要はない。 第14回
研究第2期:準備
研究をさらに進展させるために、研究に必要な設備や環境、それらの改善について調査し準備しておくこと。足らない設備や環境に関しては、指導教員と相談して準備を進めること。
課題等に対するフィードバック
学修内容を授業内でフィードバックする
評価方法と基準
研究テーマの決定までのプロセス、先行研究・関連研究に関する文献調査状況、研究計画の立案、研究第1期における研究の遂行状況の総合評価を基準として、評価される。 なお、それぞれの段階で評価コメントをフィードバックする。
テキスト
研究テーマに関連する専門書および文献(指導教員による)
参考図書
研究テーマに関連する専門書および文献(指導教員による)
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
電子情報メディア工学専攻は、エレクトロニクス、情報通信技術およびマルチメディアの3つの専門領域において、高度な専門知識をもつ実践的技術者や職業的研究者を育成することを目標としている。この目標に対して、当該科目は最も重要な科目である。
履修登録前の準備
担当指導教員の指示に従うこと
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