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教員名 : 平栗 健史
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授業コード
220096
オムニバス
科目名
アンテナ工学特論
科目名(英語)
Multimedia communications technology
配当学年
1年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
月曜5限
対象学科
博前_電子
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
選択科目
担当者
平栗 健史
教室
実務家教員担当授業
担当教員の平栗健史は、電気通信ネットワークの設計・制御・管理に関する研究開発等に関する実務経験がある。その経験を活かし、アンテナ設計とその応用に関して、実践的な内容を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
アンテナ工学の研究を行うにあたって基礎となる、アンテナ設計を実験と計算を通して理解を深める講義形式の授業である。先ず、アンテナ工学技術の基礎として、電流素子が作る電磁界の仕組みを理解し、最終的には、線状アンテナ、パッチアンテナ、アレーアンテナの特性を設計し、アンテナの動作原理を理解する。これらの講義を通して、様々なアンテナの特性を定量的に解析し、理解することを目的とする。
達成目標1
アンテナの設計に必要とされる電気回路、電磁気学を習得する(40%)。
達成目標2
アンテナの特性評価方法が理解できる(30%)。
達成目標3
無線通信で利用されるアンテナの種類と用法が理解できる(30%)。
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
通信の歴史・現状・将来
,事前に配布した参考論文(英語)を熟読し,講義内での報告資料を準備すること(2時間)。
第2回
通信方式の種類
,通信の歴史について復習しておくこと(2時間)。事前に配布した参考論文を熟読し,講義内での報告資料を準備すること(2時間)。
第3回
,通信ネットワーク・システム
通信方式について復習しておくこと(2時間)。事前に配布した参考論文を熟読し,講義内での報告資料を準備すること(2時間)。
第4回
伝送路基礎
伝送方式の基礎について復習しておくこと(2時間)。配布資料をしっかり復習し,レポートの準備をすること(2時間)。
第5回
伝送路応用(無線)
伝送路の応用について復習しておくこと(2時間)。配布資料をしっかり復習し,レポートの準備をすること(2時間)。
第6回
変調方式
,伝送路の応用について復習しておくこと(2時間)。
配布資料をしっかり復習し,レポートの準備をすること(2時間)。 第7回
多重方式
変調方式について復習しておくこと(2時間)。
事前に配布した参考論文を熟読し,講義内での報告資料を準備すること(2時間)。 第8回
電波とアンテナの基礎
,多重方式について復習しておくこと(2時間)。実験による評価を行うため,事前に半田コテなどの作業機器を用意すること(2時間)。
第9回
電波とアンテナの応用
,多重方式について復習しておくこと(2時間)。実験による評価を行うため,事前に半田コテなどの作業機器を用意すること(2時間)。また参考図書「アンテナの特性と解法の基礎技術」で事前に予習しておくと理解が深めやすい。
第10回
音声の通信品質評価
,アンテナについて復習しておくこと(2時間)。事前に配布した参考論文を熟読し,講義内での報告資料を準備すること(2時間)。
第11回
映像の通信品質評価
音声品質について復習しておくこと(2時間)。事前に配布した参考論文を熟読し,講義内での報告資料を準備すること(2時間)。
第12回
誤り検出と訂正符号
,映像品質について復習しておくこと(2時間)。事前に配布した参考論文を熟読し,講義内での報告資料を準備すること(2時間)。
第13回
空間多重伝送のための信号処理技術
,誤り訂正について復習しておくこと(2時間)。事前に配布した参考論文を熟読し,講義内での報告資料を準備すること(2時間)。また,また参考図書「マルチユーザMIMOの基礎」で事前に予習しておくと理解が深めやすい。
第14回
次世代高速無線通のアンテナ技術
空間多重伝送について復習しておくこと(2時間)。高速伝送に用いるアンテナの仕組みを調査し,レポートを準備すること(2時間)。
課題等に対するフィードバック
提出された課題等は添削(採点)して返却をする。返却方法については課題ごとに授業内で説明を行うので、内容を必ず復習すること。
評価方法と基準
,授業内のプレゼン(50%)+レポート(50%)の結果に基づいて総合得点をもとめ、60点以上をC評価として合格とする。
テキスト
配布資料
参考図書
,・アンテナの特性と解法の基礎技術、平沢一紘、日刊工業新聞社 ISBN-10: 4526066214
・改訂三版802.11 高速無線LAN教科書、インプレスR&D ISBN-10: 4844325469 ・マルチユーザMIMOの基礎・コロナ社 ISBN:978-4-339-00867-8 (4-339-00867-2) 科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
通信工学分野の研究を行うにあたって専門的な知識を身につける。特に、マルチメディアアプリケーションの特性評価方法を、実験や計算を通して理解を深める。また秋学期の「アンテナ工学特論を受講」する場合は、本科目が基礎知識となるため受講が望ましい。
履修登録前の準備
・情報通信に関する基礎知識や英語の論文を輪講するため,英語の語学力があることが望ましい。
・信号処理に関する基礎知識をが必須。 |