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教員名 : 前期_電子情報メディア工学専攻教員
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授業コード
220106
オムニバス
科目名
論理回路特論
科目名(英語)
Advanced Topics on Logic Circuits
配当学年
1年
単位数
2.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
水曜2限
対象学科
博前_電子
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
選択科目
担当者
前期_電子情報メディア工学専攻教員
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
ディジタル回路を設計する上で基礎となる論理回路について、論理回路が計算する論理関数の表し方と簡単化について理解する。更に、複数の論理関数の簡単化、効率の良い組合せ回路と順序回路を設計するための設計最適化手法について理解する事を目的とする。
達成目標1
論理式を用い論理関数を表現できる【20%】。
達成目標2
論理関数の簡単化ができる【20%】。
達成目標3
論理関数を設計仕様とし、それを計算する組合せ回路が設計できる【20%】。
達成目標4
状態遷移表から順序回路が設計できる【20%】。
達成目標5
順序機械の最小化、順序機械の状態割当ができる【20%】。
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ディジタル回路と論理回路
ディジタル回路と論理回路の関係について、特に復習しておくこと(2時間)。
第2回
数学的準備
集合、関係、関数について、特に復習しておくこと(2時間)。
第3回
論理代数
論理和、論理積、論理否定、論理関数について、特に復習しておくこと(2時間)。
第4回
論理式を用いた論理関数の表現
積和標準形と和積標準形について、特に復習しておくこと(2時間)。
第5回
カルノー図と二分決定グラフ
カルノー図と二分決定グラフを用いた論理関数の表現について、特に復習しておくこと(2時間)。
第6回
論理関数の簡単化
カルノー図による論理関数の簡単化について、特に復習しておくこと(2時間)。
第7回
クワイン・マクラスキ法
クワイン・マクラスキ法による論理関数の簡単化について、特に復習しておくこと(2時間)。
第8回
複数の論理関数の簡単化
複数の論理関数の簡単化について、特に復習しておくこと(2時間)。
第9回
組合せ論理回路の設計
ファクタリングと論理式の割算について、特に復習しておくこと(2時間)。
第10回
ドントケアを用いた多段回路の簡単化
ドントケアを用いた多段回路の簡単化について、特に復習しておくこと(2時間)。
第11回
組合せ論理回路の故障検査
故障とその検査について、特に復習しておくこと(2時間)。
第12回
順序回路
順序機械と有限オートマトンについて、特に復習しておくこと(2時間)。
第13回
順序機械の最小化
順序機械の最小化について、特に復習しておくこと(2時間)。
第14回
順序機械の状態割当
順序機械の状態割当について、特に復習しておくこと(2時間)。
課題等に対するフィードバック
課題で正答率が低かったものについては、授業内で解説の時間を設ける。
評価方法と基準
課題レポートにより評価(100点)し、60点以上を合格とする。
テキスト
高木直史 『論理回路』 オーム社(2014年) [ISBN-13: 978-4-274-21599-5]
参考図書
笹尾勤 『論理設計 −スイッチング回路理論第4版』 近代科学社(2005年) [ISBN-13: 978-4-764-90316-6]
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
ディジタル回路分野の特別研究に取り組む前に、論理回路の設計最適化に関する理解を深める科目である。組み合わせ回路と順序回路の設計最適化に関する演習を通し、ディジタル回路の設計最適化問題の定式化とその解法を身に着ける。
履修登録前の準備
情報数理、ディジタル回路について復習しておくこと。
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