シラバス情報

授業コード
220366
オムニバス
科目名
特別研究Ⅱ
科目名(英語)
Advanced StudyⅡ
配当学年
2年
単位数
4.00単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
実習
対象学科
博前_電子
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
必修科目
担当者
宇賀神 守
教室
実務家教員担当授業
担当教員の宇賀神守は、無線用LSIに関する研究開発等の実務経験がある。その経験を活かし、高速動作回路に関して実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
社会・産業の基盤となるハードウェアとしての「エレクトロニクス」に関連した、学生各自の学術研究の探求を行う。また、研究活動を通して、計画の立案能力、実験の実行能力、データの解析能力を身に付ける。特別研究Ⅱでは、これまでの成果について学会発表を通して、公の場でのプレゼンテーション能力を身に付ける。これらの総合力をもって修士論文を完成させる。  
達成目標1
・研究計画の立案、研究遂行、データの解析、考察を自立して行う事ができる。(20%)
達成目標2
・研究成果を学会等で発表するなど、自分の成果を公の場でプレゼンテーションできる。 (20%)
達成目標3
・自身の研究テーマ領域に関して、高度の専門知識を有し、他者と議論ができる。(20%)
達成目標4
・自身の研究テーマ以外の領域に関して、素養を身に付け、他者の考えを理解することができる。 (20%)
達成目標5
・研究テーマに関して、日本語および英語の文献を読み、内容が理解できる。 (20%)
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究第2期(研究の遂行:初期)
研究の準備が整い次第、研究に取り掛かること。
第2回
研究第2期(研究の遂行:中期)
引き続き、研究を進めること。
第3回
研究第2期(研究の遂行:後期)
研究を進め、第2段階のまとめを意識すること。
第4回
研究第2期(研究の遂行:まとめと発表)
研究結果を整理し、研究第二段階のまとめとして、研究室内で発表を行うこと。不足データ、再実験などがポイントとなる。
第5回
文献調査、研究日程の検討
不足データの収集、再実験などを含めて、文献調査の上で、今後の日程を考えること。学会発表や最終段階の修士論文を意識すること。
第6回
研究第3期(準備)
追加分を考え、設備や環境を、担当教員と相談しながら検討すること。
第7回
研究第3期(初期)
不足データの収集、再実験などを行うこと。
第8回
研究第3期(中期)
引き続き、不足データの収集を行い、さらに新規のデータ収集を行うこと。
第9回
研究第3期(後期)
引き続き、実験を継続すること。
第10回
研究第3期(最終期)
実験の最終段階として、まとめを意識して行うこと。
第11回
振り返り、及び最終実験
研究のポイントとなる部分の、確認実験を行うこと。
第12回
学会発表対応
学会発表の準備を行い、実際に発表すること。
第13回
修士論文の準備と公聴会での発表の準備
担当教員と相談の上で、修士論文の作成、公聴会での発表の準備を行うこと。
第14回
修士論文の予備審査、審査会の実施、修士論文の提出、及び公聴会での発表
種子論文の予備審査、審査会に向けて、論文を作成した上で、発表の準備を入念に行い、公聴会本番に備えること。


課題等に対するフィードバック
研究指導を通して特別研究に対するフィードバックを行う。
評価方法と基準
研究の遂行状況、修士論文作成の各段階での報告、学会発表、修士論文内容、修士論文公聴会の発表、審査会での総合点を求め、60点以上を合格とする。なお、それぞれの段階で評価コメントをフィードバックする。 
テキスト
研究テーマに関連する専門書及び文献
参考図書
研究テーマに関連する専門書及び文献 
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
電子情報メディア工学専攻は、エレクトロニクス、情報通信技術およびマルチメディアの3つの専門領域において、高度な専門知識をもつ実践的技術者や職業的研究者を育成することを目標としている。この目標に対して、当該科目は最も重要な科目である。  
履修登録前の準備
担当教員の指示に従うこと。