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教員名 : 粂野 文洋
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授業コード
210090
オムニバス
科目名
クラウドコンピューティング特論
科目名(英語)
Cloud Computing
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
火曜1限
対象学科
博前_電子
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
選択科目
担当者
粂野 文洋
教室
実務家教員担当授業
実務家の立場からクラウドコンピューティング研究の指導を行った経験を有している.その経験に基づき,クラウド活用に関わる知識・スキルを学べるゼミ形式の授業を行う
授業の目的と進め方
情報システム開発においてクラウドの活用が普及している.クラウドコンピューティングとは何かを理解し、その基盤技術と応用動向についての知識を修得する。さらに、クラウド上でのWebサーバの構築、クラウドで利用可能なプログラミング環境またはクラウドコンピューティングのためのプログラミング言語、ビッグデータ解析プラットフォームなど、クラウドならではのシステム開発ができる能力を身につける。
達成目標1
クラウドコンピューティングとは何か、またそれを支える基盤技術がどのようなものかを説明できるようになること【50%】
達成目標2
クラウドサービス(IaaS,PaaS,SaaSのいずれか)を使い,Webサーバの構築あるいは分散プログラミングを実施できるようになること 【50%】
達成目標3
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
○
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
クラウドコンピューティングの概念
クラウドコンピューティングやサービスの概要について調査を行い、内容を説明できるようにしておくこと(2時間)
第2回
クラウドの形態
クラウドの形態について復習を行うとともに,それを支える仮想化技術について調査を行い、内容を説明できるようにしておくこと(2時間)
第3回
仮想化技術
クラウドコンピューティングを実現する様々な基盤技術(仮想化技術を除く)を調査し,説明できるようにしておくこと(2時間)
第4回
クラウドを支える様々な基盤技術
クラウドを支える基盤技術について復習しておくこと(1時間).クラウドのサービス形態について説明できるように調査をしておくこと(1時間)
第5回
クラウドのサービス形態
クラウドの応用事例について調査を行い,説明できるようにしておくこと(2時間)
第6回
クラウドの応用事例
実際のクラウドサービスを調査・試用し,そのデモンストレーションができるようにしておくこと(3時間)
第7回
クラウドサービス利用演習
分散処理技術について説明できるように調査をしておくこと(2時間)
第8回
分散処理技術
Hadoopの仕組みについて指定したテキストの該当箇所を読み理解しておくこと(2時間)
第9回
クラウドコンピューティングとプログラミング言語
クラウド時代の新たなプログラミング言語あるいはクラウド上プログラミング環境を調べておくこと(3時間)
第10回
プログラミング実践演習
自ら調べたクラウド向けプログラミング言語でプログラミングを行い,挙動を確かめておくこと(2時間)
第11回
クラウドコンピューティングによるビッグデータ解析
クラウドコンピューティングを使ったビッグデータ解析プラットフォームにどのようなものがあるかを調べておくこと(3時間)
第12回
ビッグデータ解析プラットフォーム演習
ビッグデータ解析プラットフォームを使い,その機能を説明できるようにしておくこと(3時間)
第13回
ビッグデータ解析実践演習
クラウドコンピューティングの課題について調査し,説明できるようにしておくこと(2時間)
第14回
クラウドコンピューティングの課題
クラウドを利用する際の留意点について説明できるようにしておくこと(2時間)
課題等に対するフィードバック
課題発表内容についてはその場で講評,解説する.
評価方法と基準
輪講ゼミでの発表および演習を行うため,評価は発表と演習結果を対象に行う(発表への取り組み姿勢等も含む)
「C」以上の評価を得るためには上記の評価で60%以上の評価を得ることが求められる テキスト
林雅之 『この一冊で全部わかるクラウドの基本 第2版 』SBクリエイティブ ISBN-13 : 978-4797399998
参考図書
テキストのほかにクラウドコンピューティングに関する参考書を提示するのであわせて購入すること
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
クラウドコンピューティングの基礎知識を習得する。さらに実際のクラウドサービスを利用する演習を通して、クラウド上でのプログラミングやシステム構築とはどういうものか、その理解を深める。
履修登録前の準備
演習でノートPCを使うので持参すること。WindowsPCが望ましい。また、Linuxの概念および操作、Webアプリケーション、Javaプログラミングの基礎知識を有することが望ましい
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